競馬 血統 予想 回顧
2025年02月06日
2025 2月の3歳戦ほか(1)
今年のきさらぎ賞出走予定馬には残念ながら「母のBLP」で考察可能なタイプがおらず・・・。まあそれでも、シンザン記念の3連単的中を叶えてくれたウォーターガーベラがいますんで、応援してあげないとバチが当たりますわな・・・。
ただ近10年のきさらぎ賞において牝馬の出走事例そのものが少なく、10年前にルージュバックが勝って以降の出走牝馬は牡馬相手に全く不振なケースのみ、という流れ。
今年の場合、珍しく3頭も牝馬が出走してくるので、牡馬どもと互角以上に走れる牝馬がもし居た場合、負かされた牡馬の面々のレベルはかなり低いかも?ってな感じになるのかも。
エルフィンSに出走予定のワイルデンウーリーは、見た目配合的にコテコテなダート血統っぽい印象はあるも、今回もし馬券になるようなら、一応まだ保留状態の母 Merino のBLPをきちんと算出することになります。
まあ新馬勝ちの走破時計からは高速決着の場合に大いに不安アリ、ですけどもね・・・(>_<;)。
東京新聞杯には、「母のBLP」で考察可能なタイプは3頭出走予定でゴートゥファースト(母の評価=B)、ジュンブロッサム(母の評価=B)、ブレイディヴェーグ(母の評価=A)が対象。
まあ今後、海外が視野のブレイディヴェーグはここが目イチの仕上げではないでしょうし、距離適性でも少し短い印象。
個人的には上がり馬のゴートゥファーストがどこまで上位に迫る走りを見せられるか?に、特に注目してみます・・・。
では本題の3歳戦メモ記事へ。
2/1 東京5R 3歳新馬(芝1600m)
1着 マテンロウバローズ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:126
2着 セゾンデフィーユ(母自身がノーザンダンサー5A×4a)
3着 ヴノ(母自身がミスプロ3A×4a)
2/1 東京6R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 タイセイプランセス(ストームキャット3×5)
・RRP:125
2着 オプレントジュエル(母父自身にヘイロー3×4の近親クロス有り)
3着 カフェロワドール(母ラフレーズカフェのBLP評価=B)
2/1 京都6R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 フェアリーライク(母ヒノクニノオンナのBLP評価=A)
・RRP:125
2着 レッドフェルメール(サンデーサイレンス4×4)
3着 ヤエギリ(ファピアノ5A・5×4a)
2/1 京都9R 3歳1勝C・白梅賞(芝1600m)
1着 モンテシート(ヌレイエフ4×4)
・RRP:126=123+3
2着 マッドマックス(ガリレオ3×3)
・RRP:123
3着 ブーディガ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:123
2/1 小倉2R 3歳牝・未勝利(芝2000m)
1着 トーセンリバーブ(血量最上位・ノーザンダンサー:14.06%)
・RRP:127
2着 ヨヒーン(ストームキャット3×5)
3着 エバーグルーヴ(サンデーサイレンス3×3)
2/1 小倉7R 3歳未勝利(芝2000m・稍重)
1着 バズアップビート(サンデーサイレンス4×3)
・RRP:127
2着 コスモアンソロジー(母自身に全きょうだい4×2の近親クロス有り)
*全きょうだい:Rahy=Morn of Song
3着 ダノングレイ(Kris S. 3×5)
2/2 東京5R 3歳新馬(芝1800m)
1着 ダノンセンチュリー(母父自身にマキャヴェリアン3×3の近親クロス有り)
・RRP:128
2着 アールヴィヴァン(血量最上位・ノーザンダンサー:12.5%)
3着 レッドバンデ(母フィオドラのBLP評価=B)
2/2 東京6R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 プリムツァール(母自身がノーザンダンサー5A×5a)
・RRP:123
2着 サルーポルティ(ヘイルトゥリーズン6A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
3着 テンドリームガール(サンデーサイレンス4×4)
2/2 東京9R 3歳1勝C・セントポーリア賞(芝1800m)
1着 エネルジコ(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)
・RRP:131=128+3
2着 ミッキーマドンナ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
・RRP:128
3着 プレシャスデイ(ミスプロ4A×5a)
・RRP:125
2/2 京都5R 3歳新馬(芝1800m・稍重)
1着 ハギノピアチェーレ(サンデーサイレンス3×4)
・RRP:128
2着 ニューヤンキー(母自身がノーザンダンサー4A×5a)
3着 アクチノータス(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)
2/2 京都6R 3歳未勝利(芝1600m・稍重)
1着 シンゼンカガ(ミスプロ4×3)
・RRP:123
2着 プチプランス(ヘイロー4×4)
3着 マテンロウアナロア(レイズアネイティヴ5A×4a)
*この続きは(2)にて。
ただ近10年のきさらぎ賞において牝馬の出走事例そのものが少なく、10年前にルージュバックが勝って以降の出走牝馬は牡馬相手に全く不振なケースのみ、という流れ。
今年の場合、珍しく3頭も牝馬が出走してくるので、牡馬どもと互角以上に走れる牝馬がもし居た場合、負かされた牡馬の面々のレベルはかなり低いかも?ってな感じになるのかも。
エルフィンSに出走予定のワイルデンウーリーは、見た目配合的にコテコテなダート血統っぽい印象はあるも、今回もし馬券になるようなら、一応まだ保留状態の母 Merino のBLPをきちんと算出することになります。
まあ新馬勝ちの走破時計からは高速決着の場合に大いに不安アリ、ですけどもね・・・(>_<;)。
東京新聞杯には、「母のBLP」で考察可能なタイプは3頭出走予定でゴートゥファースト(母の評価=B)、ジュンブロッサム(母の評価=B)、ブレイディヴェーグ(母の評価=A)が対象。
まあ今後、海外が視野のブレイディヴェーグはここが目イチの仕上げではないでしょうし、距離適性でも少し短い印象。
個人的には上がり馬のゴートゥファーストがどこまで上位に迫る走りを見せられるか?に、特に注目してみます・・・。
では本題の3歳戦メモ記事へ。
2/1 東京5R 3歳新馬(芝1600m)
1着 マテンロウバローズ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:126
2着 セゾンデフィーユ(母自身がノーザンダンサー5A×4a)
3着 ヴノ(母自身がミスプロ3A×4a)
2/1 東京6R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 タイセイプランセス(ストームキャット3×5)
・RRP:125
2着 オプレントジュエル(母父自身にヘイロー3×4の近親クロス有り)
3着 カフェロワドール(母ラフレーズカフェのBLP評価=B)
2/1 京都6R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 フェアリーライク(母ヒノクニノオンナのBLP評価=A)
・RRP:125
2着 レッドフェルメール(サンデーサイレンス4×4)
3着 ヤエギリ(ファピアノ5A・5×4a)
2/1 京都9R 3歳1勝C・白梅賞(芝1600m)
1着 モンテシート(ヌレイエフ4×4)
・RRP:126=123+3
2着 マッドマックス(ガリレオ3×3)
・RRP:123
3着 ブーディガ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:123
2/1 小倉2R 3歳牝・未勝利(芝2000m)
1着 トーセンリバーブ(血量最上位・ノーザンダンサー:14.06%)
・RRP:127
2着 ヨヒーン(ストームキャット3×5)
3着 エバーグルーヴ(サンデーサイレンス3×3)
2/1 小倉7R 3歳未勝利(芝2000m・稍重)
1着 バズアップビート(サンデーサイレンス4×3)
・RRP:127
2着 コスモアンソロジー(母自身に全きょうだい4×2の近親クロス有り)
*全きょうだい:Rahy=Morn of Song
3着 ダノングレイ(Kris S. 3×5)
2/2 東京5R 3歳新馬(芝1800m)
1着 ダノンセンチュリー(母父自身にマキャヴェリアン3×3の近親クロス有り)
・RRP:128
2着 アールヴィヴァン(血量最上位・ノーザンダンサー:12.5%)
3着 レッドバンデ(母フィオドラのBLP評価=B)
2/2 東京6R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 プリムツァール(母自身がノーザンダンサー5A×5a)
・RRP:123
2着 サルーポルティ(ヘイルトゥリーズン6A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
3着 テンドリームガール(サンデーサイレンス4×4)
2/2 東京9R 3歳1勝C・セントポーリア賞(芝1800m)
1着 エネルジコ(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)
・RRP:131=128+3
2着 ミッキーマドンナ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
・RRP:128
3着 プレシャスデイ(ミスプロ4A×5a)
・RRP:125
2/2 京都5R 3歳新馬(芝1800m・稍重)
1着 ハギノピアチェーレ(サンデーサイレンス3×4)
・RRP:128
2着 ニューヤンキー(母自身がノーザンダンサー4A×5a)
3着 アクチノータス(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)
2/2 京都6R 3歳未勝利(芝1600m・稍重)
1着 シンゼンカガ(ミスプロ4×3)
・RRP:123
2着 プチプランス(ヘイロー4×4)
3着 マテンロウアナロア(レイズアネイティヴ5A×4a)
*この続きは(2)にて。
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2025年01月27日
迂回血ラインとは何か?を示す実例を少々。
先週の競馬から、このブログで常々提示してきている「迂回血ライン継承度(=BLP)」というものの示す意味を説明しておこうかと。
検証の題材となるのは、第1回小倉牝馬Sとなります。
ただし本来、このブログでは「ハンデ重賞」の場合の結果をあまり重視していません。何故なら軽ハンデの馬が上位に来る場合、「軽ハンデ」自体が当然大きなアドバンテージで、血統背景の重要性というものを覆い隠し、曖昧なものにしてしまうからですね。
先日の小倉牝馬Sの場合、1着が同着となる2頭で決まりましたが、7番人気1着だったフェアエールングの斤量は53キロ、もう1頭の勝ち馬シンティレーションは55キロで、斤量は2キロ差があった中での同着。
この場合に血統(配合)の面で重要視すべきは、重いほうの斤量を背負ったシンティレーションの血統背景こそが、今後の血統考察に活かすべき配合タイプである、ということになります。
勿論、フェアエールングも勝った事実は事実なので、次走以降、自分が逆に重い斤量の立場になった場合の重賞でも連対する結果を残せていければ、それはそれで価値のあるものとなりますが現時点ではまだ評価の対象外、としておきます・・・。
・シンティレーション(母ファシネートダイアのBLP=17:(7,4,6)=B評価)
近年における当ブログでは母自身のBLP(=迂回血ライン継承度)においてその数値が20以上となる場合、2400m前後の距離を中心とする重賞において十分に底力を発揮可能なレベルと位置付けて「A評価」とし、BLP=15〜19までは2千m前後の距離においてなら力量を十分に発揮する「B評価」、BLP=14以下の場合にはマイル〜1800m戦前後で距離適性がやや狭まる「C評価」として区別し、重賞考察記事及びメモ記事などにおいて該当タイプを分類、提示しています。
ただ、仮に「母自身のBLP=C」という評価であった場合でも、配合相手の種牡馬がS級ランク(ディープインパクト及びキングカメハメハ)のようなケースでは、母自身の底力不足・距離適性の不足分を補完する場合が十分見受けられる、としています。
ですが現在、ディープ&キンカメの2大巨頭は既にこの世を去り、現状は過渡期でA級種牡馬(キズナ・キタサンブラック・エピファネイア・モーリス・ドゥラメンテ・ロードカナロアなど)は居ても、S級と見なせるまでの実績を持つほど抜きん出た存在はまだ居ない状況と考えています。
そういう大前提を踏まえた上での、「横の比較」というものが考察の上でとても重要になってくるので、上記のシンティレーションと比較すべき馬を挙げると、
・ブレイディヴェーグ(母インナーアージのBLP=24:(12,8,4)=A評価)
明け6歳にしてようやく、重賞での勝利を達成したシンティレーションですが同じロードカナロア産駒のブレイディヴェーグは2023年、3歳秋の時点で早くもエリザベス女王杯を制覇。
昨年10月においては両者がアイルランドTにおいて直接対戦し、コンマ2秒差でブレイディヴェーグがシンティレーションを2着に退けて勝利しています。
迂回血ライン継承度における血統評価手法では、母自身のBLP=(母父、母の母父、3代母)に3分割して、それぞれにどの先祖からどれだけ多くの迂回血を継承しているか?を検証しています。
母父の違いで言えば、母父アグネスタキオンのBLP=7、母父ディープインパクトのBLP=12であり、その時点でプラス5のアドバンテージが母インナーアージにはあるのですが、残りの2か所の部分でも計10と計12で更に2ポイントの差を広げる先祖を持っていることが、それぞれの血統表からは分かるのです。
同じロードカナロア産駒でありながらも、「母自身の迂回血ライン継承度」の明確な差異によって出世度合いにおいても如実に反映するケース、となる実例として今回挙げてみました。
上記の両者の比較は、数多くの検証事例の「ほんの一例」に過ぎません。
2006年から「迂回血」の概念を主軸に血統研究を始めて既に19年ほどが経過してきていますが、種牡馬勢力図が複雑怪奇でどれだけ多岐多様に移り変わっていこうとも、ファラリスの直系子孫となる種牡馬たちが入れ替わり立ち替わり勢力争いするだけなのであれば、「母自身のBLP=明確な判断基準」として血統考察が可能であるという事実を基に、これからも検証を続けていこうと思います。
少し前に、2013年の元日に書いた記事を再掲しておきましたが、ぜひその記事も良く読んでおいてくださいね・・・。
検証の題材となるのは、第1回小倉牝馬Sとなります。
ただし本来、このブログでは「ハンデ重賞」の場合の結果をあまり重視していません。何故なら軽ハンデの馬が上位に来る場合、「軽ハンデ」自体が当然大きなアドバンテージで、血統背景の重要性というものを覆い隠し、曖昧なものにしてしまうからですね。
先日の小倉牝馬Sの場合、1着が同着となる2頭で決まりましたが、7番人気1着だったフェアエールングの斤量は53キロ、もう1頭の勝ち馬シンティレーションは55キロで、斤量は2キロ差があった中での同着。
この場合に血統(配合)の面で重要視すべきは、重いほうの斤量を背負ったシンティレーションの血統背景こそが、今後の血統考察に活かすべき配合タイプである、ということになります。
勿論、フェアエールングも勝った事実は事実なので、次走以降、自分が逆に重い斤量の立場になった場合の重賞でも連対する結果を残せていければ、それはそれで価値のあるものとなりますが現時点ではまだ評価の対象外、としておきます・・・。
・シンティレーション(母ファシネートダイアのBLP=17:(7,4,6)=B評価)
近年における当ブログでは母自身のBLP(=迂回血ライン継承度)においてその数値が20以上となる場合、2400m前後の距離を中心とする重賞において十分に底力を発揮可能なレベルと位置付けて「A評価」とし、BLP=15〜19までは2千m前後の距離においてなら力量を十分に発揮する「B評価」、BLP=14以下の場合にはマイル〜1800m戦前後で距離適性がやや狭まる「C評価」として区別し、重賞考察記事及びメモ記事などにおいて該当タイプを分類、提示しています。
ただ、仮に「母自身のBLP=C」という評価であった場合でも、配合相手の種牡馬がS級ランク(ディープインパクト及びキングカメハメハ)のようなケースでは、母自身の底力不足・距離適性の不足分を補完する場合が十分見受けられる、としています。
ですが現在、ディープ&キンカメの2大巨頭は既にこの世を去り、現状は過渡期でA級種牡馬(キズナ・キタサンブラック・エピファネイア・モーリス・ドゥラメンテ・ロードカナロアなど)は居ても、S級と見なせるまでの実績を持つほど抜きん出た存在はまだ居ない状況と考えています。
そういう大前提を踏まえた上での、「横の比較」というものが考察の上でとても重要になってくるので、上記のシンティレーションと比較すべき馬を挙げると、
・ブレイディヴェーグ(母インナーアージのBLP=24:(12,8,4)=A評価)
明け6歳にしてようやく、重賞での勝利を達成したシンティレーションですが同じロードカナロア産駒のブレイディヴェーグは2023年、3歳秋の時点で早くもエリザベス女王杯を制覇。
昨年10月においては両者がアイルランドTにおいて直接対戦し、コンマ2秒差でブレイディヴェーグがシンティレーションを2着に退けて勝利しています。
迂回血ライン継承度における血統評価手法では、母自身のBLP=(母父、母の母父、3代母)に3分割して、それぞれにどの先祖からどれだけ多くの迂回血を継承しているか?を検証しています。
母父の違いで言えば、母父アグネスタキオンのBLP=7、母父ディープインパクトのBLP=12であり、その時点でプラス5のアドバンテージが母インナーアージにはあるのですが、残りの2か所の部分でも計10と計12で更に2ポイントの差を広げる先祖を持っていることが、それぞれの血統表からは分かるのです。
同じロードカナロア産駒でありながらも、「母自身の迂回血ライン継承度」の明確な差異によって出世度合いにおいても如実に反映するケース、となる実例として今回挙げてみました。
上記の両者の比較は、数多くの検証事例の「ほんの一例」に過ぎません。
2006年から「迂回血」の概念を主軸に血統研究を始めて既に19年ほどが経過してきていますが、種牡馬勢力図が複雑怪奇でどれだけ多岐多様に移り変わっていこうとも、ファラリスの直系子孫となる種牡馬たちが入れ替わり立ち替わり勢力争いするだけなのであれば、「母自身のBLP=明確な判断基準」として血統考察が可能であるという事実を基に、これからも検証を続けていこうと思います。
少し前に、2013年の元日に書いた記事を再掲しておきましたが、ぜひその記事も良く読んでおいてくださいね・・・。
blood_max at 20:38|Permalink│Comments(0)│
2024年12月30日
2024 2歳戦ほか 次走以降へのメモ(終)
今年一年は個人的にもヘコむような出来事が多々あった年でした。2月には身内の緊急入院でブログの休止もあったりしました。
そんな中で皐月賞ではダノンデサイルに注目っ!とブログを再開させた途端に、あろうことかのダノンデサイル発走除外。
それでもめげずに日本ダービーで再度、ダノンデサイルを中心視したことはもう何度目の「回顧」となってしまうやら(苦笑)。
昨年の京都2歳Sで4着でしかなかったダノンデサイルを、その後も注目し続けた理由は当然、このブログで検証し続けてきた「母自身のBLP=迂回血ライン継承度」、まさにその検証対象であったからこそ、でした。
今年の日本ダービーでの馬券的中により、この年末に至るまでほぼ、そのプラス収支の利益の中でずっと競馬を楽しめることが出来たのが個人的にも幸せな時間でした。
そりゃあ外れた馬券の多さとて数知れず、でもあるワケで、朝日杯FSもホープフルSも馬券を外してしまった中での最後の光明が、まさに今年最後の中山最終レースで見出せました。
12/28 中山12R 3歳上3勝C・ファイナルS(芝1600m)
1着 ゴートゥファースト(母タイトルパートのBLP評価=B)
元々、デビューからずっと掲示板を外したことがない堅実さのある馬でしたが、前走中京・納谷橋Sで2番人気になりながらも16着と初の大敗。
そこから約3か月余りの再調整期間を経ての、上記のファイナルS出走でした。
確かに前走16着というのは、馬柱としてもそこが嫌われて仕方ない休み明けという様相でしたが、今回10番人気と過去最低の人気薄に甘んじながらも鞍上西村騎手のエスコートで、ものの見事に4コーナー12番手から豪快に差し切っての1着。
さすがに勝ち切るまではどうか?と、レース前は信用しきれず単勝が買えませんでしたが(苦笑)、2番人気だった3歳牝馬テウメッサとのワイド1点が的中。
1番人気ミュージーズ、3番人気マラキナイアをあえて買わない戦略もドンピシャで嵌り、回収率1550%で今年の競馬を締めくくれることが出来ました。
まあ単勝も同じ額だけ買えていれば、更にその2倍儲かったはずでしたが(>_<;)
当のゴートゥファーストは年が明ければ5歳という状況でのオープンクラス入りで、ルーラーシップ産駒にありがちな遅咲きの典型でしょうが、まだまだやれるはずだと見て今後とも応援し続けたい所存。
人気薄の馬を、ただやみくもに根拠も無く狙うのではなく、「母自身のBLP」という、確固たる考察手法による根拠で狙いすまし、会心の一撃を放つ・・・。
世間一般的には知名度の薄い当ブログではありますが、読者の皆様の予想根拠にほんの少しでも「光明」が得られるきっかけとなるケースが今後もあれば、幸いに存じます・・・。
では本題の2歳戦、今年最後のメモ記事へ。
12/22 中山6R 2歳新馬(芝1600m)
1着 ディオデルマーレ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:126
2着 ショウナンマリーナ(サンデーサイレンス3A×3a)
3着 ウインキララ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス3×3)
12/22 中山4R 2歳未勝利(芝2000m)
1着 ロジャリーマイン(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
・RRP:127
2着 カーミングライツ(Danzig 5×3)
3着 ウアーシュプルング(サンデーサイレンス3×4)
12/22 京都6R 2歳新馬(芝1800m)
1着 マトラコーニッシュ(サンデーサイレンス4×3)
・RRP:128
2着 メイショウビストロ(母自身がヘイロー4A×4a)
3着 レフレクシオ(サドラーズウェルズ4×4)
12/22 京都2R 2歳未勝利(芝1600m)
1着 グラフィティアート(母自身がネイティヴダンサー6A×5a、且つバックパサー4×4)
・RRP:123
2着 パープルパライソ(母ペプチドサクラのBLP評価=現状保留)
3着 キントラダンサー(母自身がノーザンダンサー5A×4a・5a)
12/28 中山5R 2歳新馬(芝2000m)
1着 ブラックジェダイト(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:130
2着 ドラゴン(母ノーブルコロネットのBLP評価=現状保留)
3着 ブライトメール(母キングスミールのBLP評価=現状保留)
12/28 中山3R 2歳未勝利(芝1600m)
1着 カーラデマドレ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:123
2着 チェンジオブハート(血量最上位・ノーザンダンサー:12.89%)
3着 ラヴァフォール(サンデーサイレンス3A×4a)
12/28 中山4R 2歳未勝利(芝1800m)
1着 ルージュミレネール(サンデーサイレンス3A×4a)
・RRP:125
2着 マイネルアウルム(サンデーサイレンス3A×3a)
3着 スイートグルーヴ(母ジーナスイートのBLP評価=現状保留)
12/28 京都5R 2歳新馬(芝2000m)
1着 ムーンライトラガー(母父自身にターントゥ4・4×4の近親クロス有り)
・RRP:130
2着 ダノンジャイアン(母自身がヘイルトゥリーズン4A×5a)
3着 ピースオブライツ(サンデーサイレンス4×3)
12/28 京都3R 2歳未勝利(芝2000m)
1着 リガーレ(母自身がノーザンダンサー5A×3a)
・RRP:127
2着 ルージュスティーズ(Danzig 4×4)
3着 ドラギニャン(ヘイルトゥリーズン5A×5a)
*明日は大晦日、いよいよ年の瀬ですね。今年も様々な事例を検証してきましたが、来年以降もまた、「このブログでしか読めない血統考察」を少しでも多く読者の皆様に提示していければとあらためて思っております。
今年一年、ご愛読ありがとうございました。それでは皆様もどうぞ良いお年を。m(_ _)m
そんな中で皐月賞ではダノンデサイルに注目っ!とブログを再開させた途端に、あろうことかのダノンデサイル発走除外。
それでもめげずに日本ダービーで再度、ダノンデサイルを中心視したことはもう何度目の「回顧」となってしまうやら(苦笑)。
昨年の京都2歳Sで4着でしかなかったダノンデサイルを、その後も注目し続けた理由は当然、このブログで検証し続けてきた「母自身のBLP=迂回血ライン継承度」、まさにその検証対象であったからこそ、でした。
今年の日本ダービーでの馬券的中により、この年末に至るまでほぼ、そのプラス収支の利益の中でずっと競馬を楽しめることが出来たのが個人的にも幸せな時間でした。
そりゃあ外れた馬券の多さとて数知れず、でもあるワケで、朝日杯FSもホープフルSも馬券を外してしまった中での最後の光明が、まさに今年最後の中山最終レースで見出せました。
12/28 中山12R 3歳上3勝C・ファイナルS(芝1600m)
1着 ゴートゥファースト(母タイトルパートのBLP評価=B)
元々、デビューからずっと掲示板を外したことがない堅実さのある馬でしたが、前走中京・納谷橋Sで2番人気になりながらも16着と初の大敗。
そこから約3か月余りの再調整期間を経ての、上記のファイナルS出走でした。
確かに前走16着というのは、馬柱としてもそこが嫌われて仕方ない休み明けという様相でしたが、今回10番人気と過去最低の人気薄に甘んじながらも鞍上西村騎手のエスコートで、ものの見事に4コーナー12番手から豪快に差し切っての1着。
さすがに勝ち切るまではどうか?と、レース前は信用しきれず単勝が買えませんでしたが(苦笑)、2番人気だった3歳牝馬テウメッサとのワイド1点が的中。
1番人気ミュージーズ、3番人気マラキナイアをあえて買わない戦略もドンピシャで嵌り、回収率1550%で今年の競馬を締めくくれることが出来ました。
まあ単勝も同じ額だけ買えていれば、更にその2倍儲かったはずでしたが(>_<;)
当のゴートゥファーストは年が明ければ5歳という状況でのオープンクラス入りで、ルーラーシップ産駒にありがちな遅咲きの典型でしょうが、まだまだやれるはずだと見て今後とも応援し続けたい所存。
人気薄の馬を、ただやみくもに根拠も無く狙うのではなく、「母自身のBLP」という、確固たる考察手法による根拠で狙いすまし、会心の一撃を放つ・・・。
世間一般的には知名度の薄い当ブログではありますが、読者の皆様の予想根拠にほんの少しでも「光明」が得られるきっかけとなるケースが今後もあれば、幸いに存じます・・・。
では本題の2歳戦、今年最後のメモ記事へ。
12/22 中山6R 2歳新馬(芝1600m)
1着 ディオデルマーレ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:126
2着 ショウナンマリーナ(サンデーサイレンス3A×3a)
3着 ウインキララ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス3×3)
12/22 中山4R 2歳未勝利(芝2000m)
1着 ロジャリーマイン(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
・RRP:127
2着 カーミングライツ(Danzig 5×3)
3着 ウアーシュプルング(サンデーサイレンス3×4)
12/22 京都6R 2歳新馬(芝1800m)
1着 マトラコーニッシュ(サンデーサイレンス4×3)
・RRP:128
2着 メイショウビストロ(母自身がヘイロー4A×4a)
3着 レフレクシオ(サドラーズウェルズ4×4)
12/22 京都2R 2歳未勝利(芝1600m)
1着 グラフィティアート(母自身がネイティヴダンサー6A×5a、且つバックパサー4×4)
・RRP:123
2着 パープルパライソ(母ペプチドサクラのBLP評価=現状保留)
3着 キントラダンサー(母自身がノーザンダンサー5A×4a・5a)
12/28 中山5R 2歳新馬(芝2000m)
1着 ブラックジェダイト(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:130
2着 ドラゴン(母ノーブルコロネットのBLP評価=現状保留)
3着 ブライトメール(母キングスミールのBLP評価=現状保留)
12/28 中山3R 2歳未勝利(芝1600m)
1着 カーラデマドレ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:123
2着 チェンジオブハート(血量最上位・ノーザンダンサー:12.89%)
3着 ラヴァフォール(サンデーサイレンス3A×4a)
12/28 中山4R 2歳未勝利(芝1800m)
1着 ルージュミレネール(サンデーサイレンス3A×4a)
・RRP:125
2着 マイネルアウルム(サンデーサイレンス3A×3a)
3着 スイートグルーヴ(母ジーナスイートのBLP評価=現状保留)
12/28 京都5R 2歳新馬(芝2000m)
1着 ムーンライトラガー(母父自身にターントゥ4・4×4の近親クロス有り)
・RRP:130
2着 ダノンジャイアン(母自身がヘイルトゥリーズン4A×5a)
3着 ピースオブライツ(サンデーサイレンス4×3)
12/28 京都3R 2歳未勝利(芝2000m)
1着 リガーレ(母自身がノーザンダンサー5A×3a)
・RRP:127
2着 ルージュスティーズ(Danzig 4×4)
3着 ドラギニャン(ヘイルトゥリーズン5A×5a)
*明日は大晦日、いよいよ年の瀬ですね。今年も様々な事例を検証してきましたが、来年以降もまた、「このブログでしか読めない血統考察」を少しでも多く読者の皆様に提示していければとあらためて思っております。
今年一年、ご愛読ありがとうございました。それでは皆様もどうぞ良いお年を。m(_ _)m
blood_max at 21:19|Permalink│Comments(0)│
2024年12月22日
2024 有馬記念 結果
12/22 中山11R 第69回有馬記念(芝2500m)
1着 レガレイラ(サンデーサイレンス3×4)
・RRP:154=128+(10+3)+(10+3)
2着 シャフリヤール(母ドバイマジェスティのBLP評価=C)
・RRP:ーー(4歳以上は加算の対象外)
3着 ダノンデサイル(母トップデサイルのBLP評価=B)
・RRP:151=125+10+(10+3)+(3)
今回、内で包まれ通しになることを嫌ってか、横ノリ騎手はしっかり促して先手を取り、かと言って大逃げを仕掛けるでもなく、Dデサイルの気分を損ねないように先行。
ただペース配分としては後続を引き離せるほどでもなく、結果的には少し後ろの馬たちの格好の目標になっただけという感じで、好位差しの餌食になってしまったという・・・。
まあこれも競馬と思うしかなく、3着を死守してくれただけでも個人的には良しとせねばならんかなと。ワイド馬券だけはどうにか的中出来ましたので。
驚いたのはレガレイラのスタートの良さ。道中5、6番手あたりの好位をスッと取りに行けるという競馬は新馬戦で勝利した時以来で、すっかり騙されましたわ(苦笑)。
てっきり後方に置かれて、いつも通り最後の末脚でどこまで迫れるか〜?的なイメージを植え付けられていた感じですので。
シャフリヤールにしても大外枠で、なお且つ6歳馬は不利というデータを克服。6歳馬で3着ならシュヴァルグランのケースがありましたが、連対してしまうとは・・・。
サンデーレーシングの所有馬のワンツーで、5億+2億で計7億円をゲットとは、関係者の皆様方はもうウハウハもんでしょうな。
個人的には4歳以降のダノンデサイルに、まだまだもっと期待していきたいという想いがパンパンですので、しっかり休養を取ってもらい、来年復帰してきた時にはまた、その走りの内容に注目していきたいと思っております・・・。
1着 レガレイラ(サンデーサイレンス3×4)
・RRP:154=128+(10+3)+(10+3)
2着 シャフリヤール(母ドバイマジェスティのBLP評価=C)
・RRP:ーー(4歳以上は加算の対象外)
3着 ダノンデサイル(母トップデサイルのBLP評価=B)
・RRP:151=125+10+(10+3)+(3)
今回、内で包まれ通しになることを嫌ってか、横ノリ騎手はしっかり促して先手を取り、かと言って大逃げを仕掛けるでもなく、Dデサイルの気分を損ねないように先行。
ただペース配分としては後続を引き離せるほどでもなく、結果的には少し後ろの馬たちの格好の目標になっただけという感じで、好位差しの餌食になってしまったという・・・。
まあこれも競馬と思うしかなく、3着を死守してくれただけでも個人的には良しとせねばならんかなと。ワイド馬券だけはどうにか的中出来ましたので。
驚いたのはレガレイラのスタートの良さ。道中5、6番手あたりの好位をスッと取りに行けるという競馬は新馬戦で勝利した時以来で、すっかり騙されましたわ(苦笑)。
てっきり後方に置かれて、いつも通り最後の末脚でどこまで迫れるか〜?的なイメージを植え付けられていた感じですので。
シャフリヤールにしても大外枠で、なお且つ6歳馬は不利というデータを克服。6歳馬で3着ならシュヴァルグランのケースがありましたが、連対してしまうとは・・・。
サンデーレーシングの所有馬のワンツーで、5億+2億で計7億円をゲットとは、関係者の皆様方はもうウハウハもんでしょうな。
個人的には4歳以降のダノンデサイルに、まだまだもっと期待していきたいという想いがパンパンですので、しっかり休養を取ってもらい、来年復帰してきた時にはまた、その走りの内容に注目していきたいと思っております・・・。
blood_max at 20:49|Permalink│Comments(0)│
2024年12月21日
2024 2歳戦ほか 次走以降へのメモ(15)+有馬記念
今年は2月に身内の緊急入院があってそのサポートに追われ、しばらくブログ休止とさせて頂き、再開させたのは皐月賞の事前考察からで、ダノンデサイルを中心視すると述べていました。
そして皐月賞の当日、そのDデサイルはレース直前に無念の発走除外。個人的にはやっとの思いで再開したブログでしたが、まさかの展開に茫然自失。
何とか気を取り直しての、大一番の日本ダービーに出走してきたDデサイルを再度の中心視と表明し、見事に勝ち切ってくれた際には、過去30有余年の競馬予想人生の中で、最も忘れられない日本ダービーとして記憶に刻まれたことが昨日のことのように思い出されます。
鞍上の横ノリ騎手が当方と同世代・同学年であることで、20代で競馬を楽しむようになってからというもの、横ノリ騎手は個人的にも常に応援したくなるような存在でもありました。
横ノリ騎手には過去に何度となく、馬券でオイシイ思いをさせてもらいましたし、またその逆も多く有りました(苦笑)。
2009年からこのブログを開設して以降は、「騎手買い」という馬券の買い方の頻度は個人的に少なくなり、あくまでも「迂回血ライン」による血統考察手法を元として、横ノリ騎手の騎乗であってもバッサリ切ったり穴狙いしたりと、様々な事例の血統考察をしてきております。
そんな経緯で今年、ダノンデサイルに関しては「エピファネイア産駒で唯一無二と言っていい、『母自身のBLP=迂回血ライン継承度』 を優先させられる配合タイプの馬」として位置付け、ここまで見守ってきました。
前走の菊花賞では、横ノリ騎手自身が「馬が可哀想だった」とレース後にコメントしていましたが、個人的にはこのノリさんの言葉を、「オレがお前をレースの流れに上手く乗せてやれなかった。ゴメンな」という、謝罪の意味合いだったのではないか?と、勝手に解釈しています。
時に競馬ファンに対して、言葉足らずであらぬ誤解を生じさせてしまうこともあるノリさんですが、Dデサイルに一番申し訳ないと思っていたのが、他ならぬノリさん自身であっただろうと。
4コーナー15番手という、ほぼ絶望的な位置取りからDデサイルは末脚を伸ばし、上がり3F2位のタイムで急伸するも6着。
そのほぼ1年1か月前、2歳時のDデサイルは京都2歳Sに出走し、4コーナー10番手というやはり絶望的な位置から、上がり3Fメンバー最速タイの35秒2を繰り出し4着に猛追。
勝ち馬シンエンペラーに、コンマ1秒の着差まで迫るという内容でした。
その京都2歳Sの内容を受けてか、明け3歳での京成杯では5番人気の低評価でありつつ、アーバンシックの追い込みを封じて1着。
その京成杯の勝利すら、競馬ファンには「どうせ、大したこたあない」という認識で迎えたのが、大一番の日本ダービーでした。
9番人気という低評価に甘んじていたDデサイルへの「大多数の競馬ファンたちの認識」に対し、個人的には「この状況で勝ってこそ、この馬を高評価していたことが一瞬で報われる」と意気に感じ、Dデサイル中心の馬券を買い、レース後に大絶叫したことが本当に昨日の事のようでして。
・・・随分長々と、熱く語ってしまいましたな(苦笑)。
ここまで長々と語った上記のエピソードの数々が、私自身のDデサイルへの思いの全てです。
馬券で儲けさせてもらったことへの感謝も勿論していますが、兎にも角にも、このブログを10年以上、ずっと続けてきていて良かったなと、本当にDデサイル&横ノリ騎手には感謝しています。
本来、菊花賞へ出走した3歳馬たちが同年暮れの有馬記念に出走することについては、このブログで毎年のように「馬体へのダメージが大きく反対である。4歳以降の馬の成長に悪影響大」という意向を表明してきました。
けれども菊花賞が不完全燃焼の競馬であった以上、陣営も反撃の糸口をこの有馬記念に求めることについて、今年に限っては受け入れるほかないなと感じております。
アーバンシックとは対戦成績が過去2勝1敗ということで現状、Dデサイルがリードしていますが、今回お互いの成長力がどうぶつかり合うか、騎手の技量ともども楽しみですね・・・。
それではようやく(>_<;)、本題の2歳戦メモ記事へ。
12/21 中山5R 2歳新馬(芝1800m)
1着 ジョスラン(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
・RRP:128 *全兄エフフォーリア
2着 ウインスティーガ(ミスプロ5×3)
3着 メルヘンライズ(母自身にミスプロ4×4の近親クロス有り)
12/21 中山3R 2歳未勝利(芝1600m)
1着 コムユンプリュム(血量最上位・ノーザンダンサー:13.09%)
・RRP:123
2着 スターリーナイト(血量最上位・ノーザンダンサー:14.45%)
3着 プリンセスロロ(ヘイルトゥリーズン5A×4a、且つニジンスキー4×4)
12/21 京都5R 2歳新馬(芝1600m)
1着 フランクスピード(ノーザンダンサー4A・5a×6a・4a、且つサドラーズウェルズ3×3、更にデインヒル3×4)
・RRP:126
2着 テーオーノーベル(ストームキャット3×5)
3着 デアリングエア(サンデーサイレンス4×3)
12/21 京都4R 2歳未勝利(芝2000m)
1着 リンクスティップ(母自身にサドラーズウェルズ3×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 ロットブラータ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
3着 ディープサミット(血量最上位・ノーザンダンサー:14.84%)
*この続きはその(16)にて。
そして皐月賞の当日、そのDデサイルはレース直前に無念の発走除外。個人的にはやっとの思いで再開したブログでしたが、まさかの展開に茫然自失。
何とか気を取り直しての、大一番の日本ダービーに出走してきたDデサイルを再度の中心視と表明し、見事に勝ち切ってくれた際には、過去30有余年の競馬予想人生の中で、最も忘れられない日本ダービーとして記憶に刻まれたことが昨日のことのように思い出されます。
鞍上の横ノリ騎手が当方と同世代・同学年であることで、20代で競馬を楽しむようになってからというもの、横ノリ騎手は個人的にも常に応援したくなるような存在でもありました。
横ノリ騎手には過去に何度となく、馬券でオイシイ思いをさせてもらいましたし、またその逆も多く有りました(苦笑)。
2009年からこのブログを開設して以降は、「騎手買い」という馬券の買い方の頻度は個人的に少なくなり、あくまでも「迂回血ライン」による血統考察手法を元として、横ノリ騎手の騎乗であってもバッサリ切ったり穴狙いしたりと、様々な事例の血統考察をしてきております。
そんな経緯で今年、ダノンデサイルに関しては「エピファネイア産駒で唯一無二と言っていい、『母自身のBLP=迂回血ライン継承度』 を優先させられる配合タイプの馬」として位置付け、ここまで見守ってきました。
前走の菊花賞では、横ノリ騎手自身が「馬が可哀想だった」とレース後にコメントしていましたが、個人的にはこのノリさんの言葉を、「オレがお前をレースの流れに上手く乗せてやれなかった。ゴメンな」という、謝罪の意味合いだったのではないか?と、勝手に解釈しています。
時に競馬ファンに対して、言葉足らずであらぬ誤解を生じさせてしまうこともあるノリさんですが、Dデサイルに一番申し訳ないと思っていたのが、他ならぬノリさん自身であっただろうと。
4コーナー15番手という、ほぼ絶望的な位置取りからDデサイルは末脚を伸ばし、上がり3F2位のタイムで急伸するも6着。
そのほぼ1年1か月前、2歳時のDデサイルは京都2歳Sに出走し、4コーナー10番手というやはり絶望的な位置から、上がり3Fメンバー最速タイの35秒2を繰り出し4着に猛追。
勝ち馬シンエンペラーに、コンマ1秒の着差まで迫るという内容でした。
その京都2歳Sの内容を受けてか、明け3歳での京成杯では5番人気の低評価でありつつ、アーバンシックの追い込みを封じて1着。
その京成杯の勝利すら、競馬ファンには「どうせ、大したこたあない」という認識で迎えたのが、大一番の日本ダービーでした。
9番人気という低評価に甘んじていたDデサイルへの「大多数の競馬ファンたちの認識」に対し、個人的には「この状況で勝ってこそ、この馬を高評価していたことが一瞬で報われる」と意気に感じ、Dデサイル中心の馬券を買い、レース後に大絶叫したことが本当に昨日の事のようでして。
・・・随分長々と、熱く語ってしまいましたな(苦笑)。
ここまで長々と語った上記のエピソードの数々が、私自身のDデサイルへの思いの全てです。
馬券で儲けさせてもらったことへの感謝も勿論していますが、兎にも角にも、このブログを10年以上、ずっと続けてきていて良かったなと、本当にDデサイル&横ノリ騎手には感謝しています。
本来、菊花賞へ出走した3歳馬たちが同年暮れの有馬記念に出走することについては、このブログで毎年のように「馬体へのダメージが大きく反対である。4歳以降の馬の成長に悪影響大」という意向を表明してきました。
けれども菊花賞が不完全燃焼の競馬であった以上、陣営も反撃の糸口をこの有馬記念に求めることについて、今年に限っては受け入れるほかないなと感じております。
アーバンシックとは対戦成績が過去2勝1敗ということで現状、Dデサイルがリードしていますが、今回お互いの成長力がどうぶつかり合うか、騎手の技量ともども楽しみですね・・・。
それではようやく(>_<;)、本題の2歳戦メモ記事へ。
12/21 中山5R 2歳新馬(芝1800m)
1着 ジョスラン(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
・RRP:128 *全兄エフフォーリア
2着 ウインスティーガ(ミスプロ5×3)
3着 メルヘンライズ(母自身にミスプロ4×4の近親クロス有り)
12/21 中山3R 2歳未勝利(芝1600m)
1着 コムユンプリュム(血量最上位・ノーザンダンサー:13.09%)
・RRP:123
2着 スターリーナイト(血量最上位・ノーザンダンサー:14.45%)
3着 プリンセスロロ(ヘイルトゥリーズン5A×4a、且つニジンスキー4×4)
12/21 京都5R 2歳新馬(芝1600m)
1着 フランクスピード(ノーザンダンサー4A・5a×6a・4a、且つサドラーズウェルズ3×3、更にデインヒル3×4)
・RRP:126
2着 テーオーノーベル(ストームキャット3×5)
3着 デアリングエア(サンデーサイレンス4×3)
12/21 京都4R 2歳未勝利(芝2000m)
1着 リンクスティップ(母自身にサドラーズウェルズ3×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 ロットブラータ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)
3着 ディープサミット(血量最上位・ノーザンダンサー:14.84%)
*この続きはその(16)にて。
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