第93回東京優駿(日本ダービー)2026 5月の3歳戦ほか(6)

2026年05月31日

2026 東京優駿(日本ダービー) 回顧

5/31 東京11R 第93回東京優駿(芝2400m)

1着 ロブチェン(母ソングライティングのBLP評価=A)

・RRP:169=130+(10+3)+(10+3)+(10+3)


2着 パントルナイーフ(血量・ノーザンダンサー:13.28%)

・RRP:143=125+9+(9)


3着 バステール(母自身がネイティヴダンサー4A×6a)
 
・RRP:140=127+10+(3)


 今年も、ロブチェンの東京優駿(日本ダービー)制覇により、2023年から続いていた「母自身のBLP(=迂回血ライン継承度)」で優先考察可能な配合タイプの馬での「4連覇」を達成。

 まあ、2,3着馬については、「巻き返せそうにない」との個人的な見解が完全に裏目に出て、馬券的には皐月賞のようなパーフェクト予想には至りませんでしたが(苦笑)。

 正直、皐月賞で二桁着順だった馬が、「2頭とも」揃って巻き返せる状況になるというのは、来年の考察においても「参考外」とするしかないのかな、と思うほかなく・・・。

 2、3着馬の「父」だけを見れば、現代日本競馬の血統トレンドを牽引し続けるトップ種牡馬のキズナとキタサンブラック。

 2.3着馬の「騎手」だけを見れば、現代のJRAをずっと牽引し続けてきたルメール騎手と川田騎手。

 そういう背景自体を本来なら考慮すべきだったとしても、今年の場合はその「牽引トレンド」というものに、個人的には全く目が向かなかったのでもう仕方がない、と白旗を掲げるのみかと。

 ただ一応、「父シスキン」および「父ポエティックフレア」となる注目馬2頭については何かこう、もやもやっとした不明瞭感・・・的なものがある、という感じの見解は示していましたので、その懸念材料部分については両者ともに指摘通りになってしまった印象ですね。

 また、オークスでは上位入線した5頭全てがサンデークロスを4代内で持つ配合で占められてしまいましたが、「そのようになって欲しくない」とした今年の日本ダービーにおいては、16番人気で6着となったアルトラムスが最先着で、掲示板に載った馬はゼロ。

 やはり牡馬に関しては、種牡馬トレンドの最前線を左右する日本ダービーというレースの「あるべき姿」として、「近親クロス要素に頼らない」という配合タイプの存在意義&重要性を、今年はロブチェンが代表して「4年連続」で達成してくれたことに、このブログの筆者として最大限の感謝をしたいと思います・・・。

 ロブチェンの父ワールドプレミアに関してですが、元々このブログで「ネアルコ血脈の少なさ」こそが種牡馬勢力図における趨勢のカギを握る、と常々指摘してきたタイプに合致しており、かつてはマンハッタンカフェやアグネスタキオン、フジキセキなどがそうであったように、ネアルコ経由のライン継承が少ない(=計6ラインで血量:5.27%)というサンデーS系種牡馬。

 欧州の主流血統トレンドであるサドラーズウェルズ系及びヌレイエフ系、ダンジグ系、ニジンスキー系などの継承ラインが全くなく、それはロブチェンの母ソングライティング自身にも共通しており、地味めな血統と思われていた「父と母」でもあります。

 今後、キズナやキタサンブラック、コントレイルの産駒たちからダービー馬がいつ出て来ておかしくない状況は続くでしょうが、菊花賞と天皇賞・春を制したワールドプレミアが種牡馬としていち早く後継種牡馬ロブチェンを登場させたことはとても感銘を受けます。

 ディープインパクトの後継ラインはあまりに多岐に広がりすぎ、どこか「どっちつかずなタイプ」が産駒として散見される中「ディープの(孫)種牡馬」としてのロブチェンの可能性はかなり有望なのではないか、と個人的にも今後に期待してみたいですね・・・。


blood_max at 21:34│Comments(0) 3歳G1戦 考察 

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