2025年01月17日
2025 1月の3歳戦ほか(2)+京成杯 有力馬
京成杯は昨年の勝ち馬がダノンデサイル、一昨年の勝ち馬がソールオリエンスということで、2年連続でこのブログにおける「母自身のBLP=迂回血ライン継承度」で優先考察可能な配合タイプとなる2頭が勝利しております。
迂回血ラインの概念については、1つ前の記事で久々に過去記事を再掲してその基本的な考え方を説明しておきましたので、どうぞご参照のほどを。
まあ、過去2年連続で勝ち馬が出たからと言って、今年もそうなるとは限らないのが世の常ではありますが、今年も一応、該当馬が1頭だけ出走予定ですので注目馬と致します。
8.ゲルチュタール(母キラービューティのBLP評価=A)
・RRP:130
父のブリックスアンドモルタルについては、日本への導入の経緯など色々なネット媒体で調べることが可能ですので、ここでは細かい部分について割愛します。
初年度産駒ではゴンバデカーブースが今のところ出世頭という状況ではあるも、サウジARCでの勝利以降、精彩を欠く競馬が続いており何とも評価しづらい段階。
他に「母自身のBLP」で考察可能な同産駒では、母がアースライズとなるラスカンプレスが存在しますが、出世にはやや手間取り昨年の11月にようやく3勝目を挙げている状況で、4歳以降の今年早々にオープン入り出来るかどうか?というところ。
ラスカンプレスの近親にはクロワデュノールがおり、こちらは既に出世街道まっしぐらで今年の3歳クラシック路線で主役になろうかという存在なので、ラスカンプレスにも個人的には期待したいんですけどもね・・・。
さてゲルチュタール自身は前走・葉牡丹賞でタイム差無しの2着と、コース経験と共に走破時計1分58秒8という内容が秀逸なので当然、今回は上位評価となるはずです。
人気サイドの一角となってしまうのは確実でしょうが、今後につながる内容を期待します。
他の有力どころではジャスティンパレスの半弟となる、
9.キングノジョー(ロベルト4×4)
・RRP:130
父がシルバーステートに替わることで、ディープ産駒の兄ジャスティンパレスが母パレスルーマーのBLP評価で優先考察可能だったのに対し、この弟は上記の4代内クロスが生じるタイプなので、個人的には特に興味がそそられるというような配合ではないですね。
ただロベルトのクロスそのものは、中山などの小回りコース中距離路線においては無類の持続力適性を発揮するケースが多いので、東京からのコース替わりでも無難に対応しそうな印象ですが。
もう1頭、金子オーナーが2億9千7百万円で落札したのが、
14.パーティハーン(母自身がノーザンダンサー4A・5×4A・5a)
・RRP:127
父のウートンバセットという種牡馬について、血統表自体を眺めてもこの父馬のどこがどう産駒に良い遺伝要素を持つのか、個人的にサッパリ興味が湧きませんので(苦笑)、言及を避けます。
当のパーティハーン自身はデビュー2戦目の京都で2着以下を5馬身(コンマ9秒差)も引き離して勝利していますが、この翌日の京都2歳新馬戦が同じ芝2千m戦でエコロディノスが2分0秒9を計時し、パーティハーンよりもコンマ1秒速い内容で勝っています。
なのでパーティハーンの勝ち方が特に秀逸というものではなく、あくまで負かした馬たちがかなりショボい面々ばかりだった、と解釈しておいたほうが的を射ているものかと。
・・・とまあ一応、有力馬として上位人気になりそうな3頭を挙げておきましたが、アエロリットの半弟となるガルダイアなどは、距離延長や初の右回りをどうこなすかがカギでしょうね・・・。
ではここから3歳戦のメモ記事へ。
1/11 中山5R 3歳新馬(芝2000m)
1着 エナジーショット(血量最上位・ノーザンダンサー:12.89%)
・RRP:130
2着 ミサトレッドダイヤ(母自身がノーザンダンサー4A・4a×4a)
3着 ラミコーク(母自身がノーザンダンサー5A×4a・4a)
1/11 中山7R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 ニシノヒナアラレ(母自身にヘイロー4×4の近親クロス有り)
・RRP:123
2着 フォルテム(サンデーサイレンス3×4)
3着 サクラアドリア(サンデーサイレンス3A×3a)
1/11 中京5R 3歳未勝利(芝2200m)
1着 マイユニバース(母チャーチクワイアのBLP評価=B)
・RRP:127
2着 バルナバ(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)
3着 アロンディ(母自身がヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3、更にサドラーズウェルズ4×4)
1/11 中京12R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 マッドマックス(ガリレオ3×3)
・RRP:123
2着 マルーンベレー(サンデーサイレンス3A×4a)
3着 キントラダンサー(母自身がノーザンダンサー5A×4a・5a)
1/12 中山5R 3歳未勝利(芝2000m)
1着 ニシノエピカリ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 シャンソンドール(ヌレイエフ5×3)
3着 ピエナフェーヴル(サンデーサイレンス3×4)
1/12 中京6R 3歳未勝利(芝2000m)
1着 レーゼドラマ(母父自身にノーザンダンサー4×3の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 アイスモント(サンデーサイレンス4A×3a)
3着 レーヌマロン(母自身がノーザンダンサー4A・5a×5a・4a、且つサドラーズウェルズ3×3、更にデインヒル3×3)
1/13 中山6R 3歳未勝利(芝2200m)
1着 カーミングライツ(Danzig 5×3)
・RRP:127
2着 イフルジャンス(サンデーサイレンス3A×4a)
3着 ヴィアトル(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)
1/13 中京5R 3歳新馬(芝1600m)
1着 トワイライトシティ(母エセンテペのBLP評価=A)
・RRP:126
2着 プリムツァール(母自身がノーザンダンサー5×5)
3着 フロウアンドライム(サンデーサイレンス4×3)
*この続きはその(3)にて。
迂回血ラインの概念については、1つ前の記事で久々に過去記事を再掲してその基本的な考え方を説明しておきましたので、どうぞご参照のほどを。
まあ、過去2年連続で勝ち馬が出たからと言って、今年もそうなるとは限らないのが世の常ではありますが、今年も一応、該当馬が1頭だけ出走予定ですので注目馬と致します。
8.ゲルチュタール(母キラービューティのBLP評価=A)
・RRP:130
父のブリックスアンドモルタルについては、日本への導入の経緯など色々なネット媒体で調べることが可能ですので、ここでは細かい部分について割愛します。
初年度産駒ではゴンバデカーブースが今のところ出世頭という状況ではあるも、サウジARCでの勝利以降、精彩を欠く競馬が続いており何とも評価しづらい段階。
他に「母自身のBLP」で考察可能な同産駒では、母がアースライズとなるラスカンプレスが存在しますが、出世にはやや手間取り昨年の11月にようやく3勝目を挙げている状況で、4歳以降の今年早々にオープン入り出来るかどうか?というところ。
ラスカンプレスの近親にはクロワデュノールがおり、こちらは既に出世街道まっしぐらで今年の3歳クラシック路線で主役になろうかという存在なので、ラスカンプレスにも個人的には期待したいんですけどもね・・・。
さてゲルチュタール自身は前走・葉牡丹賞でタイム差無しの2着と、コース経験と共に走破時計1分58秒8という内容が秀逸なので当然、今回は上位評価となるはずです。
人気サイドの一角となってしまうのは確実でしょうが、今後につながる内容を期待します。
他の有力どころではジャスティンパレスの半弟となる、
9.キングノジョー(ロベルト4×4)
・RRP:130
父がシルバーステートに替わることで、ディープ産駒の兄ジャスティンパレスが母パレスルーマーのBLP評価で優先考察可能だったのに対し、この弟は上記の4代内クロスが生じるタイプなので、個人的には特に興味がそそられるというような配合ではないですね。
ただロベルトのクロスそのものは、中山などの小回りコース中距離路線においては無類の持続力適性を発揮するケースが多いので、東京からのコース替わりでも無難に対応しそうな印象ですが。
もう1頭、金子オーナーが2億9千7百万円で落札したのが、
14.パーティハーン(母自身がノーザンダンサー4A・5×4A・5a)
・RRP:127
父のウートンバセットという種牡馬について、血統表自体を眺めてもこの父馬のどこがどう産駒に良い遺伝要素を持つのか、個人的にサッパリ興味が湧きませんので(苦笑)、言及を避けます。
当のパーティハーン自身はデビュー2戦目の京都で2着以下を5馬身(コンマ9秒差)も引き離して勝利していますが、この翌日の京都2歳新馬戦が同じ芝2千m戦でエコロディノスが2分0秒9を計時し、パーティハーンよりもコンマ1秒速い内容で勝っています。
なのでパーティハーンの勝ち方が特に秀逸というものではなく、あくまで負かした馬たちがかなりショボい面々ばかりだった、と解釈しておいたほうが的を射ているものかと。
・・・とまあ一応、有力馬として上位人気になりそうな3頭を挙げておきましたが、アエロリットの半弟となるガルダイアなどは、距離延長や初の右回りをどうこなすかがカギでしょうね・・・。
ではここから3歳戦のメモ記事へ。
1/11 中山5R 3歳新馬(芝2000m)
1着 エナジーショット(血量最上位・ノーザンダンサー:12.89%)
・RRP:130
2着 ミサトレッドダイヤ(母自身がノーザンダンサー4A・4a×4a)
3着 ラミコーク(母自身がノーザンダンサー5A×4a・4a)
1/11 中山7R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 ニシノヒナアラレ(母自身にヘイロー4×4の近親クロス有り)
・RRP:123
2着 フォルテム(サンデーサイレンス3×4)
3着 サクラアドリア(サンデーサイレンス3A×3a)
1/11 中京5R 3歳未勝利(芝2200m)
1着 マイユニバース(母チャーチクワイアのBLP評価=B)
・RRP:127
2着 バルナバ(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)
3着 アロンディ(母自身がヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3、更にサドラーズウェルズ4×4)
1/11 中京12R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 マッドマックス(ガリレオ3×3)
・RRP:123
2着 マルーンベレー(サンデーサイレンス3A×4a)
3着 キントラダンサー(母自身がノーザンダンサー5A×4a・5a)
1/12 中山5R 3歳未勝利(芝2000m)
1着 ニシノエピカリ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 シャンソンドール(ヌレイエフ5×3)
3着 ピエナフェーヴル(サンデーサイレンス3×4)
1/12 中京6R 3歳未勝利(芝2000m)
1着 レーゼドラマ(母父自身にノーザンダンサー4×3の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 アイスモント(サンデーサイレンス4A×3a)
3着 レーヌマロン(母自身がノーザンダンサー4A・5a×5a・4a、且つサドラーズウェルズ3×3、更にデインヒル3×3)
1/13 中山6R 3歳未勝利(芝2200m)
1着 カーミングライツ(Danzig 5×3)
・RRP:127
2着 イフルジャンス(サンデーサイレンス3A×4a)
3着 ヴィアトル(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)
1/13 中京5R 3歳新馬(芝1600m)
1着 トワイライトシティ(母エセンテペのBLP評価=A)
・RRP:126
2着 プリムツァール(母自身がノーザンダンサー5×5)
3着 フロウアンドライム(サンデーサイレンス4×3)
*この続きはその(3)にて。
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