2024 2歳戦ほか 次走以降へのメモ(14)2024 有馬記念 結果

2024年12月21日

2024 2歳戦ほか 次走以降へのメモ(15)+有馬記念

 今年は2月に身内の緊急入院があってそのサポートに追われ、しばらくブログ休止とさせて頂き、再開させたのは皐月賞の事前考察からで、ダノンデサイルを中心視すると述べていました。

 そして皐月賞の当日、そのDデサイルはレース直前に無念の発走除外。個人的にはやっとの思いで再開したブログでしたが、まさかの展開に茫然自失。

 何とか気を取り直しての、大一番の日本ダービーに出走してきたDデサイルを再度の中心視と表明し、見事に勝ち切ってくれた際には、過去30有余年の競馬予想人生の中で、最も忘れられない日本ダービーとして記憶に刻まれたことが昨日のことのように思い出されます。

 鞍上の横ノリ騎手が当方と同世代・同学年であることで、20代で競馬を楽しむようになってからというもの、横ノリ騎手は個人的にも常に応援したくなるような存在でもありました。

 横ノリ騎手には過去に何度となく、馬券でオイシイ思いをさせてもらいましたし、またその逆も多く有りました(苦笑)。

 2009年からこのブログを開設して以降は、「騎手買い」という馬券の買い方の頻度は個人的に少なくなり、あくまでも「迂回血ライン」による血統考察手法を元として、横ノリ騎手の騎乗であってもバッサリ切ったり穴狙いしたりと、様々な事例の血統考察をしてきております。

 そんな経緯で今年、ダノンデサイルに関しては「エピファネイア産駒で唯一無二と言っていい、『母自身のBLP=迂回血ライン継承度』 を優先させられる配合タイプの馬」として位置付け、ここまで見守ってきました。

 前走の菊花賞では、横ノリ騎手自身が「馬が可哀想だった」とレース後にコメントしていましたが、個人的にはこのノリさんの言葉を、「オレがお前をレースの流れに上手く乗せてやれなかった。ゴメンな」という、謝罪の意味合いだったのではないか?と、勝手に解釈しています。

 時に競馬ファンに対して、言葉足らずであらぬ誤解を生じさせてしまうこともあるノリさんですが、Dデサイルに一番申し訳ないと思っていたのが、他ならぬノリさん自身であっただろうと。

 4コーナー15番手という、ほぼ絶望的な位置取りからDデサイルは末脚を伸ばし、上がり3F2位のタイムで急伸するも6着。

 そのほぼ1年1か月前、2歳時のDデサイルは京都2歳Sに出走し、4コーナー10番手というやはり絶望的な位置から、上がり3Fメンバー最速タイの35秒2を繰り出し4着に猛追。

 勝ち馬シンエンペラーに、コンマ1秒の着差まで迫るという内容でした。

 その京都2歳Sの内容を受けてか、明け3歳での京成杯では5番人気の低評価でありつつ、アーバンシックの追い込みを封じて1着。

 その京成杯の勝利すら、競馬ファンには「どうせ、大したこたあない」という認識で迎えたのが、大一番の日本ダービーでした。

 9番人気という低評価に甘んじていたDデサイルへの「大多数の競馬ファンたちの認識」に対し、個人的には「この状況で勝ってこそ、この馬を高評価していたことが一瞬で報われる」と意気に感じ、Dデサイル中心の馬券を買い、レース後に大絶叫したことが本当に昨日の事のようでして。


 ・・・随分長々と、熱く語ってしまいましたな(苦笑)。


 ここまで長々と語った上記のエピソードの数々が、私自身のDデサイルへの思いの全てです

 馬券で儲けさせてもらったことへの感謝も勿論していますが、兎にも角にも、このブログを10年以上、ずっと続けてきていて良かったなと、本当にDデサイル&横ノリ騎手には感謝しています。

 本来、菊花賞へ出走した3歳馬たちが同年暮れの有馬記念に出走することについては、このブログで毎年のように「馬体へのダメージが大きく反対である。4歳以降の馬の成長に悪影響大」という意向を表明してきました。

 けれども菊花賞が不完全燃焼の競馬であった以上、陣営も反撃の糸口をこの有馬記念に求めることについて、今年に限っては受け入れるほかないなと感じております。

 アーバンシックとは対戦成績が過去2勝1敗ということで現状、Dデサイルがリードしていますが、今回お互いの成長力がどうぶつかり合うか、騎手の技量ともども楽しみですね・・・。


 それではようやく(>_<;)、本題の2歳戦メモ記事へ。

12/21 中山5R 2歳新馬(芝1800m)

1着 ジョスラン(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)

・RRP:128   *全兄エフフォーリア


2着 ウインスティーガ(ミスプロ5×3)


3着 メルヘンライズ(母自身にミスプロ4×4の近親クロス有り)


12/21 中山3R 2歳未勝利(芝1600m)

1着 コムユンプリュム(血量最上位・ノーザンダンサー:13.09%)

・RRP:123


2着 スターリーナイト(血量最上位・ノーザンダンサー:14.45%)


3着 プリンセスロロ(ヘイルトゥリーズン5A×4a、且つニジンスキー4×4)


12/21 京都5R 2歳新馬(芝1600m)

1着 フランクスピード(ノーザンダンサー4A・5a×6a・4a、且つサドラーズウェルズ3×3、更にデインヒル3×4)

・RRP:126


2着 テーオーノーベル(ストームキャット3×5)


3着 デアリングエア(サンデーサイレンス4×3)


12/21 京都4R 2歳未勝利(芝2000m)

1着 リンクスティップ(母自身にサドラーズウェルズ3×4の近親クロス有り)

・RRP:127


2着 ロットブラータ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)


3着 ディープサミット(血量最上位・ノーザンダンサー:14.84%)



 *この続きはその(16)にて。


blood_max at 21:05│Comments(0) 2歳馬 考察 | 競馬 血統 予想 回顧

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