2024年01月

2024年01月31日

2024 1月の3歳戦ほか(その3)

 では(その2)より続ける。

1/13 中山5R 3歳新馬(芝1600m)

1着 ヒラボクミニー(母自身がミスプロ3A×4a)

・RRP:126


2着 ニシノオンリーワン(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)


3着 ゼフィールエレ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)


1/13 中山6R 3歳未勝利(芝2000m)

1着 ヘデントール(母コルコバードのBLP評価=B)

・RRP:127


2着 ショウナンナツゾラ(ヘイロー4A×4a、且つサンデーサイレンス3×4)


3着 ベンサレム(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)


1/13 中山9R 3歳牝1勝C・菜の花賞(芝1600m)

1着 ミラビリスマジック(ヘイルトゥリーズン5A×5a)

・RRP:129=126+3


2着 ロンドンアームズ(母自身がミスプロ3A×4a)

・RRP:126


3着 ウインディオーネ(ヘイルトゥリーズン5A・5a×5a、且つロベルト4×4)

・RRP:123


1/13 京都5R 3歳牝・未勝利(芝1600m)

1着 ソルトクィーン(ヘイルトゥリーズン5A・5a×6a・6a、且つサンデーサイレンス3×4)

・RRP:123


2着 エポックヴィーナス(ヘイルトゥリーズン5A×4a)


3着 マサノカナリア(ヘイロー4A×5a)


1/13 小倉2R 3歳未勝利(芝2000m)

1着 ノーブルスカイ(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)

・RRP:127


2着 ペンナヴェローチェ(サンデーサイレンス3×4、且つストームキャット3×5)


3着 サンウリエル(サンデーサイレンス3×4)


1/14 中山5R 3歳未勝利(芝1600m・稍重)

1着 アンドアイラヴハー(ノーザンダンサー7A×4a・5a)

・RRP:123


2着 ジャグアール(考察外)


3着 ソルトブリーズ(ミスプロ4A×4a)


1/14 京都5R 3歳新馬(芝1600m)

1着 ミエスペランサ(ストームキャット3×5)

・RRP:126


2着 オオナミコナミ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)


3着 ランスオブクイーン(母マイプラーナのBLP評価=B)


1/14 小倉5R 3歳新馬(芝2000m)

1着 インテグレイト(母父自身にノーザンダンサー3×5の近親クロス有り)

・RRP:130


2着 ジミーバローズ(ミスプロ4A×6a)


3着 メルトユアハート(母キャトルフィーユのBLP評価=B)


1/14 小倉7R 3歳未勝利(芝1800m)

1着 ドンアレス(母父血量最上位・ボールドルーラー:12.5%)

・RRP:125


2着 クイーンズワーフ(サンデーサイレンス3A×4a)


3着 クリノアドバンス(ミスプロ4×4)


1/20 中山5R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 ガジュノリ(サンデーサイレンス3A×4a)

・RRP:123


2着 ソルレース(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)


3着 ミスティア(母ミスティックリップスのBLP評価=C)


1/20 中山6R 3歳未勝利(芝2000m)

1着 ディマイザキッド(サンデーサイレンス3×4、且つブライアンズタイム3×4)

・RRP:130


2着 マイネルオーシャン(サンデーサイレンス3×4)


3着 レイフロレット(ウインドインハーヘア4×3)


1/20 小倉6R 3歳未勝利(芝1800m・稍重)

1着 エレクトリックブギ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)

・RRP:125


2着 セレスト(サンデーサイレンス3×3)


3着 ヴィダル(母自身がノーザンダンサー3A×4a)


1/27 東京5R 3歳新馬(芝1600m)

1着 リメリック(母自身がノーザンダンサー3A×4a)

・RRP:126


2着 スカイライト(サンデーサイレンス3×3)


3着 レイククレセント(ヘイロー3×4)


1/27 東京6R 3歳未勝利(芝1800m)

1着 ダイシンアポロン(母自身にヘイロー3×4の近親クロス有り)

・RRP:125


2着 バランスダンサー(サンデーサイレンス4×3)


3着 レッドアトレーヴ(母ラストグルーヴのBLP評価=B)


1/27 京都5R 3歳未勝利(芝1800m)

1着 スマートワイス(母自身にリファール4×4の近親クロス有り)

・RRP:125


2着 カズミクラーシュ(サンデーサイレンス4×3)


3着 ミナデオロ(ヌレイエフ5×3)


1/27 京都8R 3歳1勝C・白梅賞(芝1600m)

1着 スマートスピア(ヘイロー4×4)

・RRP:129=126+3


2着 カエルム(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)

・RRP:125


3着 ヤマニンアストロン(サンデーサイレンス3×4)

・RRP:124


1/27 小倉2R 3歳牝・未勝利(芝2000m)

1着 サイレントグルーヴ(サンデーサイレンス3×3)

・RRP:127


2着 レディアマゾネス(母サブラタのBLP評価=現状保留)


3着 バーキン(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)


1/27 小倉5R 3歳未勝利(芝1800m)

1着 ログラール(サンデーサイレンス4×3)

・RRP:125


2着 プラムダンディ(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)


3着 ラストスピリッツ(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)


1/28 東京5R 3歳新馬(芝1800m)

1着 マルコタージュ(サンデーサイレンス3×3)

・RRP:128


2着 ルージュランブル(ミスプロ4A×4a)


3着 タッカーライジング(サンデーサイレンス3A×3a)


1/28 東京6R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 エコロライジン(ミスプロ4×4。且つノーザンダンサー4×4)

・RRP:123


2着 ホウオウシェリー(ストームキャット3×5)


3着 ベランジェール(ヘイルトゥリーズン6×5、且つサンデーサイレンス4×3)


1/28 東京9R 3歳1勝C・セントポーリア賞(芝1800m)

1着 ペッレグリーニ(母チャーチクワイアのBLP評価=B)

・RRP:128=125+3


2着 ポッドテオ(母自身がヘイルトゥリーズン4A×5a)

・RRP:125


3着 ブライトマン(母自身にサドラーズウェルズ3×3の近親クロス有り)

・RRP:123


1/28 京都5R 3歳新馬(芝2000m)

1着 パシフィックルート(母自身にヘイロー3×5の近親クロス有り)

・RRP:130


2着 ジャスティンダイス(サンデーサイレンス3A×3a)


3着 ゴトク(母自身がミスプロ4A×3a)


1/28 京都6R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 エポックヴィーナス(ヘイルトゥリーズン5A×4a)

・RRP:123


2着 エルプロフェッサー(母父自身に Literat 4×4の近親クロス有り)


3着 ミスズサンダスノー(母スズカローランのBLP評価=現状保留)


1/28 小倉6R 3歳未勝利(芝2000m)

1着 グラヴィス(母自身にノーザンダンサー3×4の近親クロス有り)

・RRP:127


2着 マイノワール(母自身の血量最上位・ノーザンダンサー:16.41%)


3着 ディーガレジェンド(サドラーズウェルズ4×3)



 *1月分のメモ記事はこれにて終了。


blood_max at 21:40|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察 

2024年01月16日

2024 1月の3歳戦ほか(その2)

 今年の京成杯を振り返る前に、一昨年(2022年)の一番最後のメモ記事で述べた部分を、ここに再掲する。(以下、再掲文)

 今後ますます、サンデーサイレンスの「4代内クロス」を持った配合馬たちが今以上に幅を利かせてあらゆるレースに顔を出し、増殖を続けていくのだろうが、そんな「サンデークロス」なんて必要ないよと、涼しい顔をして芝重賞を勝つ馬たちの登場こそ、大いに期待したい・・・。

 (以上、再掲文)

 果たして、そのほぼ1年後に、まさしく上記のように「涼しい顔」をして今年の京成杯を勝ったのが他ならぬ、ダノンデサイルであった。

 昨年の京成杯を勝ったソールオリエンスも「サンデークロス」なんぞに頼ることのない「母自身の持つ迂回血ライン継承度(=BLP)」で考察可能な配合タイプだったが、今年もまた昨年と同様に、「母自身のBLP」で考察可能な配合タイプの馬が勝ったことになる。

 この事実はとても大きい

 「配合」というものの本質を考えていく上で、サンデーサイレンスの「4代内クロス」という要素が競走馬たちに与える影響力は、とてつもなく強烈である。それは否定のしようもない。

 だが、そうした状況であるが故に、同士討ちというか、そんな「サンデークロス」を持った馬たちが同じレースで出世を争い、そこで敗れ去る馬がどんどん淘汰されていくのもまた事実。

 そういった「同士討ち」の様相を尻目に、「サンデークロスなんて、俺は持ってないゼ」という配合タイプの馬たちが、芝の重賞をすんなりと勝って見せる

 この事実こそが、当ブログで今後とも主張していきたい根幹の部分、「近親クロス要素に頼ることのない配合タイプの繁殖牝馬と、その産駒」が示すべき「未来への展望」そのものなのである。

 また、単に「エピファネイア産駒」という括りの中で血統考察をしていく上においても、ダノンデサイルの存在は希少、且つとても重要である。

 何故ならば、これまで「芝のマイル以上の重賞」を勝ったエピファネイア産駒たちは、ほぼその全てが「サンデーサイレンスの4代内クロス」を持っていた馬に限られるからだ。

 なお、サンデークロスを持たない唯一の例外的存在は、イズジョーノキセキだけである。

 ただし、この馬の母キングダンサー自身は「ミスプロ3×4」となる配合タイプであり、BLPで考察可能な繁殖牝馬ではない。

 そういった、これまでの経緯からしても、ダノンデサイルの存在はエピファネイア産駒としては異質であり、現時点においては「唯一無二」の存在とも言えるのである。

 過去記事において、エピファネイアという種牡馬を「正当に評価するのであれば、サンデークロスを持たない配合タイプの産駒から、芝重賞を勝つ馬が出てくることが最も重要」だと述べた。

 言い換えれば、サンデークロスの恩恵に「おんぶに抱っこ」するしかないような種牡馬でしかないのならば、正当な評価など全く出来ない、というのが当ブログの偽らざる主張、ということになる。

 その意味でも、ダノンデサイルの登場は少なからず、エピファネイアという種牡馬の更なる可能性の幅を指し示した「第一号」の産駒、ということになるだろう・・・。
 

1/14 中山11R 第64回京成杯(芝2000m)

1着 ダノンデサイル(母トップデサイルのBLP評価=B)

・RRP:135=125+10


2着 アーバンシック(サンデーサイレンス3×4)

・RRP:140=128+3+9


3着 コスモブッドレア(サンデーサイレンス3×4)

・RRP:125(レース前に同じ)



 この続きは(その3)にて。



blood_max at 19:19|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察 

2024年01月08日

2024 1月の3歳戦ほか(その1)

 年明けからもう1週間が過ぎてしまったが、年頭のご挨拶は省略させて頂く。

 元日の能登半島を襲った大地震により、新年を祝う言葉を並べる気には全くならないし、何よりもまず、被災され亡くなられた多くの方々に哀悼の意を表する。

 生き延びた被災者の方々も、辛い日々を過ごさざるを得ない状況が続いていることに対して心よりお見舞い申し上げたい。

 かく言う当方の実家も新潟市内にあり、元旦の夕方に襲った地震の揺れはこれまで経験したことのない激しさ(震度5強)で、築50年を過ぎている古い家が耐えられないのではないか?と思うほどの恐怖を感じた次第。

 大きく揺れた時間はさほど長くはなく、おそらく1分前後ぐらいで収まっていったのでどうにか持ちこたえることが出来たが、次に今回の規模以上の揺れに襲われた場合にはおそらく耐えられない可能性が高い。

 普段は老母と兄の二人だけなので今後のことを思うと心配しかないのだが、転居を考えようにも、長年住み慣れた家だけにそう簡単にはいかず、状況的にも厳しいものがある。

 そんな中、本来なら競馬なんぞを楽しんでいる場合ではない!となってしまうのが本当のところだが、長年にわたり親しんできた競馬の楽しみまで奪われてしまうと個人的にも心身共に不健康になりそうなので、被災地全体の復興を願いつつ自分自身の生活をどうにか頑張っていくしかない・・・。

 大リーグ大谷翔平選手の100万ドル、芸人粗品氏の2400万円の馬券的中払い戻しの全額寄付など、被災地支援に動く有名人に敬意を表しつつ、個人的にも出来る範囲内で支援をしたいと思う。


1/6 中山5R 3歳未勝利(芝2000m)

1着 ミッキーラッキー(ミスプロ4A×5a)

・RRP:127


2着 マイネルモメンタム(母自身にノーザンダンサー4×5・4の近親クロス有り)


3着 ウイントレメンデス(母イクスキューズのBLP評価=C)


1/6 中山10R 3歳OP・ジュニアC(芝1600m)

1着 キャプテンシー(ヘイルトゥリーズン6A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)

・RRP:128=123+5


2着 チャンネルトンネル(母自身にノーザンダンサー5・4×4の近親クロス有り)

・RRP:124


3着 ポッドテオ(母自身がヘイルトゥリーズン4A×5a)

・RRP:125


1/6 京都5R 3歳未勝利(芝1800m)

1着 エラトー(デインヒル4×4)

・RRP:125


2着 カズミクラーシュ(サンデーサイレンス4×3)


3着 パシフィックハイ(サンデーサイレンス3A×4a)


1/7 中山11R 第40回フェアリーS(芝1600m)

1着 イフェイオン(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)

・RRP:131=123+8


2着 マスクオールウィン(母チカアレグレのBLP評価=A)

・RRP:128=119+2+7


3着 ラヴスコール(母父が異系の為、考察外)

・RRP:124(レース前に同じ)


1/7 中山6R 3歳新馬(芝2000m)

1着 スティンガーグラス(母父自身にSwaps 4×3の近親クロス有り)

・RRP:130


2着 アンゴラブラック(サンデーサイレンス3×4)


3着 ヘヴンズクライ(母メジロツボネのBLP評価=現状B、潜在A)


1/7 中山5R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 シャインズオンユー(ノーザンダンサー5A×4a)

・RRP:123


2着 テートモダン(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)


3着 ヴィヴァクラウン(母自身にヘイロー4×4の近親クロス有り)


1/7 京都5R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 グロリアラウス(母アンティフォナのBLP評価=現状保留)

・RRP:123


2着 ミッキースターダム(ヘイルトゥリーズン5×5、且つサンデーサイレンス4×3)


3着 グランエシェゾー(ノーザンダンサー5A×4a)


1/7 京都6R 3歳1勝C(芝2000m)

1着 アドマイヤテラ(ウインドインハーヘア4×4)

・RRP:133=130+3


2着 ナムラエイハブ(サンデーサイレンス3×3)

・RRP:123


3着 カエルム(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)

・RRP:125


1/8 中山5R 3歳新馬(芝1600m)

1着 サクセスカラー(母父自身がノーザンダンサー3A×4a)

・RRP:126


2着 ホウオウシェリー(ストームキャット3×5)


3着 ジュビランス(母自身にサドラーズウェルズ3×5の近親クロス有り)


1/8 中山6R 3歳1勝C(芝2000m)

1着 ファビュラススター(ロベルト4A×4a)

・RRP:129=126+3


2着 コスモキュランダ(ヘイロー4A×4a)


3着 フォルラリーニ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)


1/8 京都11R 第58回シンザン記念(芝1600m)

1着 ノーブルロジャー(母自身がヘイルトゥリーズン4A×4a)

・RRP:134=126+8


2着 エコロブルーム(母自身がミスプロ5A×4a・5a、且つファピアノ4×4)

・RRP:130=123+7


3着 ウォーターリヒト(母自身にミスプロ4×4の近親クロス有り)

・RRP:127(レース前に同じ)


1/8 京都5R 3歳新馬(芝1800m)

1着 オルトパラティウム(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3)

・RRP:128


2着 スマートワイス(母自身にリファール4×4の近親クロス有り)


3着 モーヴシルベストル(ノーザンダンサー4×4・5)


1/8 京都6R 3歳未勝利(芝2200m)

1着 ウィープディライト(ミスプロ4×4)

・RRP:127


2着 オリエンタルナイト(血量最上位・ノーザンダンサー:16.41%)


3着 アウセンザイター(ミスプロ4A×4a)



 この続きは(その2)にて。

blood_max at 16:43|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察