2022年04月
2022年04月29日
第29回青葉賞 注目配合馬
明日の青葉賞出走予定馬が確定したので、その中から「近親クロス要素に頼らない配合タイプ」となる注目馬を取り上げる。
なお、今夜のうちにその馬についてのユーチューブ動画を制作するつもりでいたが、実家への帰省などでドタバタする事態が重なってしまい、今回は断念。
誠に申し訳ないのだが、今回のレース内容にかかわらず、後日あらためて動画にする予定とさせて頂きたい。m(_ _)m
4/30 東京11R 第29回青葉賞(芝2400m)
3.プラダリア(母シャッセロールのBLP=19:(9,3,7)だが・・・)
・RRP:127
前走の阪神芝未勝利勝ち(芝2400m)は重馬場での結果だったので、いつものメモ記事での回顧はスルーという形だったが、重賞に挑戦するのであればその血統背景に注目することとなるので取り上げておく。
全姉に2歳上のヴェントボニートがおり、現状1勝クラスで伸び悩んでいることもあって強気な見方はしにくいが、弟のほうが今後どうなっていきそうか?についても注意を払いたい。
母シャッセロールの父はクロフネで、過去記事でも幾度となく述べてきているとおり、「牡馬の産駒」にとってはクロフネ自身の「ネアルコの血量最上位」となる特徴が出世の足かせとなりかねないものとしている。
牝馬の姉自身が伸び悩んでいる以上、弟はもっとダメかも?ってな懸念はあるのだが、前走の内容は重馬場とは言えども2着馬に約7馬身(1秒1の差)もの着差で引き離して圧勝。
単に重巧者なだけなら今後の出世は望みにくいが、レイパパレのような事例もあり、晴雨兼用の強さを秘めているようだと、俄然「母父クロフネ」の懸念材料は大きな武器(2刀流の強さ)へと変貌する可能性も浮上してくる。
もし青葉賞の結果が芳しくない場合でも、3歳のうちに自己条件の芝レースでクラスの壁を次々突破していけるようなら、展望は開けるものと期待してみたい。
ちなみに昨年の青葉賞勝ち馬のワンダフルタウンもやはり、近親クロス要素に頼らない配合タイプであり、昨年の事前考察記事でもしっかり取り上げていた。
まあ2年連続で注目配合馬が好結果を残せるようだと、このブログ的には大いに励みになるのだが、さて?


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なお、今夜のうちにその馬についてのユーチューブ動画を制作するつもりでいたが、実家への帰省などでドタバタする事態が重なってしまい、今回は断念。
誠に申し訳ないのだが、今回のレース内容にかかわらず、後日あらためて動画にする予定とさせて頂きたい。m(_ _)m
4/30 東京11R 第29回青葉賞(芝2400m)
3.プラダリア(母シャッセロールのBLP=19:(9,3,7)だが・・・)
・RRP:127
前走の阪神芝未勝利勝ち(芝2400m)は重馬場での結果だったので、いつものメモ記事での回顧はスルーという形だったが、重賞に挑戦するのであればその血統背景に注目することとなるので取り上げておく。
全姉に2歳上のヴェントボニートがおり、現状1勝クラスで伸び悩んでいることもあって強気な見方はしにくいが、弟のほうが今後どうなっていきそうか?についても注意を払いたい。
母シャッセロールの父はクロフネで、過去記事でも幾度となく述べてきているとおり、「牡馬の産駒」にとってはクロフネ自身の「ネアルコの血量最上位」となる特徴が出世の足かせとなりかねないものとしている。
牝馬の姉自身が伸び悩んでいる以上、弟はもっとダメかも?ってな懸念はあるのだが、前走の内容は重馬場とは言えども2着馬に約7馬身(1秒1の差)もの着差で引き離して圧勝。
単に重巧者なだけなら今後の出世は望みにくいが、レイパパレのような事例もあり、晴雨兼用の強さを秘めているようだと、俄然「母父クロフネ」の懸念材料は大きな武器(2刀流の強さ)へと変貌する可能性も浮上してくる。
もし青葉賞の結果が芳しくない場合でも、3歳のうちに自己条件の芝レースでクラスの壁を次々突破していけるようなら、展望は開けるものと期待してみたい。
ちなみに昨年の青葉賞勝ち馬のワンダフルタウンもやはり、近親クロス要素に頼らない配合タイプであり、昨年の事前考察記事でもしっかり取り上げていた。
まあ2年連続で注目配合馬が好結果を残せるようだと、このブログ的には大いに励みになるのだが、さて?

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2022年04月27日
2022 4月の3歳戦ほか(その6)
先週のフローラSで注目配合馬とし、このブログ初のユーチューブ動画でも取り上げたエリカヴィータは見事に勝ち切ってくれたが、今年の青葉賞出走予定馬の中にも1頭、動画で取り上げてみたい注目配合馬がいる。
明日、その馬の青葉賞出走が確定すれば、金曜の夜遅くまでに動画を制作したいと考えている次第にて。
では(その5)より続ける。
4/24 東京4R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 スパイダーゴールド(母自身がミスプロ5A×4a、且つファピアノ4×4)
・RRP:125
2着 サイモンバロン(ヘイルトゥリーズン4A×4a)
3着 アルテラ(母自身にミスプロ3×5の近親クロス有り)
4/24 東京5R 3歳未勝利(芝2400m)
1着 ワープスピード(母ディープラヴのBLP=32↓:(12.13.7↓))
・RRP:127
デビューから7戦はすべて4着以内に好走し2着2回、3着3回という、もどかしい内容が続いていたが、上記で1番人気に応えようやくの勝利。
この馬はドレフォン産駒となるが、半姉には昨年の菊花賞で3着だったディヴァインラヴ(父エピファネイア)がいる。
その姉は先日、競走登録を抹消され繁殖入りすることとなった模様だが、姉自身はヘイルトゥリーズン直系の両親を持つ「同系配合馬」の扱いで、なお且つサンデーサイレンス(4×3)の近親クロス要素を持つタイプなので、ワープスピードとは全く異なる配合タイプだと言っていい。
なので父がドレフォンに替わるこの弟の場合、父自身の距離適性の特徴がどう影響するか?が考察のポイントだったが、今回の距離で結果を出せたことで中距離以上への適性としては問題ない可能性のほうが高まった、と言えるかもしれない。
また、同じドレフォン産駒の皐月賞馬ジオグリフに関しては、母方の血統はキンカメ自身の持つノーザンダンサークロスの影響力が強いと判定しているのでワープスピードと単純な比較はしにくいものの、おそらくジオグリフについても同世代同士での2400mなら問題なさそう、に感じる。
個人的には当然、「近親クロス要素に頼らない配合タイプ」となるワープスピードのほうを、このブログにおける注目配合馬として位置付けていくこととなるが。
まだ勝ち上がったばかりなので大きな期待は持てないにせよ、いずれこの馬も単体考察の対象として動画で取り上げてみたい。
2着 ビーウォーター(リヴァーマン5×3)
3着 ルヴェルディ(母父自身がノーザンダンサー3A×5a)
4/24 東京9R 4歳上2勝C・石和特別(芝1800m)
1着 ドンナセレーノ(母ヌーヴォレコルトのBLP=21↓:(8↓,7↓,6↓))
2歳秋から3歳春にかけては善戦ウーマンの様相を呈し、昨年5月の初勝利からほぼ1年近くを経てようやく3勝目。
出世度合いは遅々としているものの、今後、格上挑戦で牝馬重賞に挑むような場合があれば注目してみたい。管理する調教師の手腕さえ十分であれば、難なく突破しておかしくないはずなのだが(苦笑)。
4/24 阪神4R 3歳牝・未勝利(芝1600m・稍重)
1着 コスタボニータ(母自身がナスルーラ6A×7a)
・RRP:123
2着 ピラティス(ヘイルトゥリーズン4A×4a)
3着 スコールユニバンス母父が異系の為、考察外)
4/24 阪神5R 3歳未勝利(芝2000m・稍重)
1着 ミスターホワイト(ヘイロー3×5)
・RRP:127
2着 ウォーターレクラ(ヘイロー4A×4a)
3着 ショウナンパラボラ(サンデーサイレンス3×4)
4/24 福島2R 3歳牝・未勝利(芝1800m)
1着 メモリーサボアール(母自身のBLP=現状保留)
・RRP:125
2着 ナイルプロジェクト(トニービン4×4)
3着 チムドンドン(母自身がヘイロー3A×3a)
4/24 福島6R 3歳未勝利(芝2000m)
1着 エグランタイン(母自身にミスプロ3×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 グランドゴールド(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
3着 コスモフロイデ(サンデーサイレンス3A×3a)
この続きは(その6)にて。


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明日、その馬の青葉賞出走が確定すれば、金曜の夜遅くまでに動画を制作したいと考えている次第にて。
では(その5)より続ける。
4/24 東京4R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 スパイダーゴールド(母自身がミスプロ5A×4a、且つファピアノ4×4)
・RRP:125
2着 サイモンバロン(ヘイルトゥリーズン4A×4a)
3着 アルテラ(母自身にミスプロ3×5の近親クロス有り)
4/24 東京5R 3歳未勝利(芝2400m)
1着 ワープスピード(母ディープラヴのBLP=32↓:(12.13.7↓))
・RRP:127
デビューから7戦はすべて4着以内に好走し2着2回、3着3回という、もどかしい内容が続いていたが、上記で1番人気に応えようやくの勝利。
この馬はドレフォン産駒となるが、半姉には昨年の菊花賞で3着だったディヴァインラヴ(父エピファネイア)がいる。
その姉は先日、競走登録を抹消され繁殖入りすることとなった模様だが、姉自身はヘイルトゥリーズン直系の両親を持つ「同系配合馬」の扱いで、なお且つサンデーサイレンス(4×3)の近親クロス要素を持つタイプなので、ワープスピードとは全く異なる配合タイプだと言っていい。
なので父がドレフォンに替わるこの弟の場合、父自身の距離適性の特徴がどう影響するか?が考察のポイントだったが、今回の距離で結果を出せたことで中距離以上への適性としては問題ない可能性のほうが高まった、と言えるかもしれない。
また、同じドレフォン産駒の皐月賞馬ジオグリフに関しては、母方の血統はキンカメ自身の持つノーザンダンサークロスの影響力が強いと判定しているのでワープスピードと単純な比較はしにくいものの、おそらくジオグリフについても同世代同士での2400mなら問題なさそう、に感じる。
個人的には当然、「近親クロス要素に頼らない配合タイプ」となるワープスピードのほうを、このブログにおける注目配合馬として位置付けていくこととなるが。
まだ勝ち上がったばかりなので大きな期待は持てないにせよ、いずれこの馬も単体考察の対象として動画で取り上げてみたい。
2着 ビーウォーター(リヴァーマン5×3)
3着 ルヴェルディ(母父自身がノーザンダンサー3A×5a)
4/24 東京9R 4歳上2勝C・石和特別(芝1800m)
1着 ドンナセレーノ(母ヌーヴォレコルトのBLP=21↓:(8↓,7↓,6↓))
2歳秋から3歳春にかけては善戦ウーマンの様相を呈し、昨年5月の初勝利からほぼ1年近くを経てようやく3勝目。
出世度合いは遅々としているものの、今後、格上挑戦で牝馬重賞に挑むような場合があれば注目してみたい。管理する調教師の手腕さえ十分であれば、難なく突破しておかしくないはずなのだが(苦笑)。
4/24 阪神4R 3歳牝・未勝利(芝1600m・稍重)
1着 コスタボニータ(母自身がナスルーラ6A×7a)
・RRP:123
2着 ピラティス(ヘイルトゥリーズン4A×4a)
3着 スコールユニバンス母父が異系の為、考察外)
4/24 阪神5R 3歳未勝利(芝2000m・稍重)
1着 ミスターホワイト(ヘイロー3×5)
・RRP:127
2着 ウォーターレクラ(ヘイロー4A×4a)
3着 ショウナンパラボラ(サンデーサイレンス3×4)
4/24 福島2R 3歳牝・未勝利(芝1800m)
1着 メモリーサボアール(母自身のBLP=現状保留)
・RRP:125
2着 ナイルプロジェクト(トニービン4×4)
3着 チムドンドン(母自身がヘイロー3A×3a)
4/24 福島6R 3歳未勝利(芝2000m)
1着 エグランタイン(母自身にミスプロ3×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 グランドゴールド(母父自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
3着 コスモフロイデ(サンデーサイレンス3A×3a)
この続きは(その6)にて。

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2022年04月25日
2022 4月の3歳戦ほか(その5)
では(その4)より続ける。
4/23 東京4R 3歳牝・未勝利(芝2000m)
1着 ホーリーエンブレム(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 ソングフォーマーヤ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
3着 オメガオリーブ(サンデーサイレンス3×4)
4/23 東京5R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 シュヴェルトライテ(母自身がノーザンダンサー4A×5a)
・RRP:123
2着 マニカルニカ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3、更にロベルト4×4)
3着 チューウィー(ロベルト4×4)
4/23 東京9R 3歳1勝C・新緑賞(芝2300m)
1着 キャルレイ(Danzig 4×4)
・RRP:130=127+3
2着 ショウナンダール(サンデーサイレンス3×4)
・RRP:124(ダート勝ち減算)
3着 ゼッフィーロ(母自身がノーザンダンサー4A×3a)
・RRP:126
4/23 阪神9R 3歳1勝C・あやめ賞(芝1800m)
1着 セイウンプラチナ(母自身がノーザンダンサー3A×4a)
・RRP:128=125+3
2着 モータルジャズ(母ポップコーンジャズのBLP=17↓:(9↓,3,5↓))
・RRP:127
3着 スマートオリーブ(ミスプロ3A×4a、且つヌレイエフ4×4)
・RRP:ーー(現状、芝で勝利実績なし)
4/23 福島7R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 シゲルローズマリー(母自身がノーザンダンサー3A×6a・4)
・RRP:125
2着 ボルザコフスキー(母自身にDanzig 3×4の近親クロス有り)
3着 セキテイオー(サンデーサイレンス3×4)
この続きは(その6)にて。


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4/23 東京4R 3歳牝・未勝利(芝2000m)
1着 ホーリーエンブレム(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:127
2着 ソングフォーマーヤ(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
3着 オメガオリーブ(サンデーサイレンス3×4)
4/23 東京5R 3歳未勝利(芝1600m)
1着 シュヴェルトライテ(母自身がノーザンダンサー4A×5a)
・RRP:123
2着 マニカルニカ(ヘイルトゥリーズン5A×5a、且つサンデーサイレンス4×3、更にロベルト4×4)
3着 チューウィー(ロベルト4×4)
4/23 東京9R 3歳1勝C・新緑賞(芝2300m)
1着 キャルレイ(Danzig 4×4)
・RRP:130=127+3
2着 ショウナンダール(サンデーサイレンス3×4)
・RRP:124(ダート勝ち減算)
3着 ゼッフィーロ(母自身がノーザンダンサー4A×3a)
・RRP:126
4/23 阪神9R 3歳1勝C・あやめ賞(芝1800m)
1着 セイウンプラチナ(母自身がノーザンダンサー3A×4a)
・RRP:128=125+3
2着 モータルジャズ(母ポップコーンジャズのBLP=17↓:(9↓,3,5↓))
・RRP:127
3着 スマートオリーブ(ミスプロ3A×4a、且つヌレイエフ4×4)
・RRP:ーー(現状、芝で勝利実績なし)
4/23 福島7R 3歳未勝利(芝1800m)
1着 シゲルローズマリー(母自身がノーザンダンサー3A×6a・4)
・RRP:125
2着 ボルザコフスキー(母自身にDanzig 3×4の近親クロス有り)
3着 セキテイオー(サンデーサイレンス3×4)
この続きは(その6)にて。

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2020-02-20
2022年04月24日
2022 フローラS 回顧 & マイラーズC 結果
さて、フローラSでは動画でも事前に注目馬とした1頭、エリカヴィータが5番人気での勝利。個人的には単勝、枠連2−2、ワイド2−3を的中。払い戻しは購入金額の10倍以上になってくれた。
ちなみに本日の阪神メイン・マイラーズCでも、「近親クロス要素に頼らない配合タイプ」の3頭で決着したので、フローラSの下にマイラーズCの上位3頭も取り上げておく。
4/24 東京11R 第57回フローラS(芝2000m)
1着 エリカヴィータ(母マルシアーノのBLP=10:(6,2,2)で減算解除)
・RRP:136=126+10
2着 パーソナルハイ(母自身にミスプロ3×4、リローンチ3×4のW近親クロス有り)
・RRP:136=127+9
3着 シンシアウィッシュ(母自身にノーザンダンサー3×5の近親クロス有り)
・RRP:128(レース前に同じ)
今回、逃げたパーソナルハイが刻んだラップは、
12.9-11.6-11.4-11.8-12.5-12.6-12.8-11.6-11.4-11.8
スタートの1F目は、コース形態から遅めとなったが、2Fからのラップ推移と、上がり3Fのラップ推移が全く同じ(太数字の部分)流れの展開となっている。
また、前半の千m通過がが60秒2で走破時計が2分0秒4なので、後半の千mも60秒2で前後半の流れが全くのイーブンとなるレースだった。
勝ったエリカヴィータは道中4番手追走で、残り400m地点を過ぎても前がなかなか空かない状態が続いたが、残り200mを切ったあたりから狭い隙間をこじ開けるようにして勝負根性を発揮。
上がり3F・34秒0は2位タイだが、逃げたパーソナルハイが最後は失速(同34秒9)気味となったところを捉えての1位入線。
こちらが思っていた以上に強い内容だった。
ただ、2着パーソナルハイも含めてオークスではどの程度やれるか・・・。昨年の連対馬2頭(クールキャット、スライリー)はオークスで二桁着順に惨敗。
昨年3着のユーバーレーベンこそオークス馬とはなったが、札幌2歳S2着に加えてその後の重賞で3着3回という実績があった。
今年の3着馬は重賞で4着があるだけのシンシアウィッシュで、9番人気で勝ち馬のコンマ1秒差に激走した内容からも、今回のレースレベルはさほど高くないという可能性もある。
まあ桜花賞上位組にも血統的に中距離以上がベストとは言い難い面々もいるので、能力比較は非常に難解さを伴うが、結局は血統背景の「更なる精査」で考察していくしかないのかな。と。
注目馬として挙げた残りの2頭について、まずマイシンフォニーだが、どうにか3着になってくれたら3連複を獲れていたはずも、あれで精一杯の走りというのであれば仕方ない。
夏場までに自己条件を突破するか、一旦放牧・休養後に鍛え直し秋以降となるか・・・。
3頭目に挙げたゴールデンアワーだが、さすがに中1週のローテでは体力的にキツかったのかもしれない。それでも、netkeiba の予想コラムで柏木集保氏が穴馬としてこの馬を取り上げていたのにはちょっと驚いた。
今回動画をアップロードし終えたのが昨日土曜の夕方4時過ぎ頃だったと思うが、柏木氏のネットコラム記事は土曜夕方6時〜7時以降でないとUPされないので、当方が柏木氏の予想に乗っかったワケではないことは付け加えておく(苦笑)。
今後の自己条件で引き続き、ゴールデンアワーを注目配合馬としていくことに変わりはない。
最後に、1番人気でシンガリ負けとなったルージュスティリアだが、個人的にこの馬の馬券は買わなかったにせよ、ここまで負けるとは逆に心配になる内容。
中30週も空けて臨んだ前走チューリップ賞で、勝ち馬ナミュールと同じ上がり最速の33秒9を繰り出していた反動があった、ということになるのか・・・。
2走ボケというのはよくある話だが、馬体に何らかの異常がなければいいが。
4/24 阪神11R 第53回マイラーズC(芝1600m・稍重)
1着 ソウルラッシュ(母エターナルブーケのBLP=17:(11,4,2)で減産解除)
2着 ホウオウアマゾン(母ヒカルアマランサスのBLP=16↓:(7,4↓,5↓))
3着 ファルコニア(母カンビーナのBLP=20↓:(8↓,4↓,8↓))
4歳以上の古馬重賞に関しては事前の考察記事を出していないケースがほとんどなので、どうしても「あと出しの検証」のように思われてしまうだろうが、当ブログのコンセプトとしては2歳〜3歳時までの期間に血統考察は済ませ、4歳以降は継続的に注目配合馬たちの動向を見守るスタンスをとっている。
まあ大阪杯の的中記事のように、この3頭も事前に記事にしていれば良かったのだろうが、ブログ的には動画の編集も併せてフローラSのことで頭が一杯だった(苦笑)。
ともあれ、マイラーズCでもこういった決着となってくれたので、大阪杯の的中が決して「まぐれ当たり」でないことはそれとなくアピールしておこう、ということで。


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ちなみに本日の阪神メイン・マイラーズCでも、「近親クロス要素に頼らない配合タイプ」の3頭で決着したので、フローラSの下にマイラーズCの上位3頭も取り上げておく。
4/24 東京11R 第57回フローラS(芝2000m)
1着 エリカヴィータ(母マルシアーノのBLP=10:(6,2,2)で減算解除)
・RRP:136=126+10
2着 パーソナルハイ(母自身にミスプロ3×4、リローンチ3×4のW近親クロス有り)
・RRP:136=127+9
3着 シンシアウィッシュ(母自身にノーザンダンサー3×5の近親クロス有り)
・RRP:128(レース前に同じ)
今回、逃げたパーソナルハイが刻んだラップは、
12.9-11.6-11.4-11.8-12.5-12.6-12.8-11.6-11.4-11.8
スタートの1F目は、コース形態から遅めとなったが、2Fからのラップ推移と、上がり3Fのラップ推移が全く同じ(太数字の部分)流れの展開となっている。
また、前半の千m通過がが60秒2で走破時計が2分0秒4なので、後半の千mも60秒2で前後半の流れが全くのイーブンとなるレースだった。
勝ったエリカヴィータは道中4番手追走で、残り400m地点を過ぎても前がなかなか空かない状態が続いたが、残り200mを切ったあたりから狭い隙間をこじ開けるようにして勝負根性を発揮。
上がり3F・34秒0は2位タイだが、逃げたパーソナルハイが最後は失速(同34秒9)気味となったところを捉えての1位入線。
こちらが思っていた以上に強い内容だった。
ただ、2着パーソナルハイも含めてオークスではどの程度やれるか・・・。昨年の連対馬2頭(クールキャット、スライリー)はオークスで二桁着順に惨敗。
昨年3着のユーバーレーベンこそオークス馬とはなったが、札幌2歳S2着に加えてその後の重賞で3着3回という実績があった。
今年の3着馬は重賞で4着があるだけのシンシアウィッシュで、9番人気で勝ち馬のコンマ1秒差に激走した内容からも、今回のレースレベルはさほど高くないという可能性もある。
まあ桜花賞上位組にも血統的に中距離以上がベストとは言い難い面々もいるので、能力比較は非常に難解さを伴うが、結局は血統背景の「更なる精査」で考察していくしかないのかな。と。
注目馬として挙げた残りの2頭について、まずマイシンフォニーだが、どうにか3着になってくれたら3連複を獲れていたはずも、あれで精一杯の走りというのであれば仕方ない。
夏場までに自己条件を突破するか、一旦放牧・休養後に鍛え直し秋以降となるか・・・。
3頭目に挙げたゴールデンアワーだが、さすがに中1週のローテでは体力的にキツかったのかもしれない。それでも、netkeiba の予想コラムで柏木集保氏が穴馬としてこの馬を取り上げていたのにはちょっと驚いた。
今回動画をアップロードし終えたのが昨日土曜の夕方4時過ぎ頃だったと思うが、柏木氏のネットコラム記事は土曜夕方6時〜7時以降でないとUPされないので、当方が柏木氏の予想に乗っかったワケではないことは付け加えておく(苦笑)。
今後の自己条件で引き続き、ゴールデンアワーを注目配合馬としていくことに変わりはない。
最後に、1番人気でシンガリ負けとなったルージュスティリアだが、個人的にこの馬の馬券は買わなかったにせよ、ここまで負けるとは逆に心配になる内容。
中30週も空けて臨んだ前走チューリップ賞で、勝ち馬ナミュールと同じ上がり最速の33秒9を繰り出していた反動があった、ということになるのか・・・。
2走ボケというのはよくある話だが、馬体に何らかの異常がなければいいが。
4/24 阪神11R 第53回マイラーズC(芝1600m・稍重)
1着 ソウルラッシュ(母エターナルブーケのBLP=17:(11,4,2)で減産解除)
2着 ホウオウアマゾン(母ヒカルアマランサスのBLP=16↓:(7,4↓,5↓))
3着 ファルコニア(母カンビーナのBLP=20↓:(8↓,4↓,8↓))
4歳以上の古馬重賞に関しては事前の考察記事を出していないケースがほとんどなので、どうしても「あと出しの検証」のように思われてしまうだろうが、当ブログのコンセプトとしては2歳〜3歳時までの期間に血統考察は済ませ、4歳以降は継続的に注目配合馬たちの動向を見守るスタンスをとっている。
まあ大阪杯の的中記事のように、この3頭も事前に記事にしていれば良かったのだろうが、ブログ的には動画の編集も併せてフローラSのことで頭が一杯だった(苦笑)。
ともあれ、マイラーズCでもこういった決着となってくれたので、大阪杯の的中が決して「まぐれ当たり」でないことはそれとなくアピールしておこう、ということで。

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2022年04月23日
第57回フローラS 注目配合馬
今回、初めての試みとして、ブログの記事内容とリンクするユーチューブ動画を作成し、公開することにした次第。
動画のリンク先はこちら↓↓↓
https://youtu.be/yhWDHn8zrVE
まあ動画などと言っても、パソコン画面をキャプチャーするソフトで録画しつつ、当方自身がボソボソとしゃべっていくというだけの、至って単純な形式のスタイル(苦笑)。
なので、「チャンネル登録よろしく!」とか、「高評価ボタンお願いします!」などと要求するようなことは一切していない(して頂ければ勿論、有難いのは確かだが)。
あくまでも、このブログをお読み頂いている読者の皆様方を中心として、このブログと同様に「細々と展開」させていくつもりでいる。
今回の動画は下記でピックアップした3頭について簡単に触れているだけだが、オークスや日本ダービーに至るまでに、それぞれの有力馬たちについて、配合に関係なく個人的な見解を個別に述べる動画を順次アップさせていく予定なので、そちらもよろしければ随時、お待ち頂きたい・・・。
4/24 東京11R 第57回フローラS(芝2000m)
2.エリカヴィータ(母マルシアーノのBLP=9↓:(6,2↓,1))
・RRP:126
前走のフェアリーSでは10着に敗れているものの、陣営によれば「道中で致命的な不利があった」とのことで、競馬になっていなかったと判断している模様。
まあそもそも中山コース向きではなく、新馬戦を勝っている東京コースに舞台が戻れば十分巻き返せる、と陣営も考えているようだ。
前日段階では8番人気あたりと伏兵扱いだが、これは母マルシアーノの全兄がキンシャサノキセキであることで、短距離寄りとなる距離適性の意味合いからも軽視するファンのほうが多いから、なのかもしれない。
それでも、キンカメとの配合なので母の適性の足らない部分は父方のほうでカバー可能だろうと、個人的には見ている次第。
むしろ人気のない今回のような立場でのほうが妙味となるので、馬券には加えておきたいところ。
6.マイシンフォニー(母テディーズプロミスのBLP=12↓:(6,2,4↓))
・RRP:125
半兄にハーツクライ産駒のマイラプソディがおり、兄自身は2歳時に京都2歳Sを勝っているのは周知のとおりだが、3歳以降の内容がすこぶる不振で、成長力のなさを現状では見せてしまっている。
どこか気性的な部分で、この兄自身は競馬への「やる気」を既に無くしているような印象も受けるが、いずれにせよ残念でならない。
この妹のほうは父がディープに替わり、兄とはまた異なる一面を見せていく可能性があるので、今回はとりあえず試金石と言ったところか。
仮に今回連対してオークス出走権を得るとしても、本番のオークスではちょっと微妙に足らないかな?という視線にはなってしまうが、まあまずは今回の結果で、夏以降に期待したほうがいいのかの判断材料にはなるのかな、と。
7.ゴールデンアワー(母ワキノドライバーのBLP=16↓:(10,3,3↓))
・RRP:127
前走の中山芝2千mで2着馬を約3馬身(コンマ5秒差)ほど引き離しての完勝だったが、そこから中1週でしかも舞台替わりの東京コースと、確かに不安要素も少なくない。
デビュー2戦目で既に今回のコース・距離も経験しているので、あとは体調面で前走並みの状態を維持出来ているかどうか?というところかなと。
ノーザンF・社台Fの有力馬たちに挑むのは容易な状況ではないが、エピファネイア産駒としては希少な、近親クロス要素に頼らないタイプの配合馬となるので、今回のみならず、先々に至るまで個人的には動向を注目していきたい馬となる。
鞍上は前走のカズオ兄から、弟タケシに替わる。こういう、人気のない立場の馬を上位に持ってきてこそ、タケシ君の評価は不動のものとなっていくはずだが、さてさて?


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動画のリンク先はこちら↓↓↓
https://youtu.be/yhWDHn8zrVE
まあ動画などと言っても、パソコン画面をキャプチャーするソフトで録画しつつ、当方自身がボソボソとしゃべっていくというだけの、至って単純な形式のスタイル(苦笑)。
なので、「チャンネル登録よろしく!」とか、「高評価ボタンお願いします!」などと要求するようなことは一切していない(して頂ければ勿論、有難いのは確かだが)。
あくまでも、このブログをお読み頂いている読者の皆様方を中心として、このブログと同様に「細々と展開」させていくつもりでいる。
今回の動画は下記でピックアップした3頭について簡単に触れているだけだが、オークスや日本ダービーに至るまでに、それぞれの有力馬たちについて、配合に関係なく個人的な見解を個別に述べる動画を順次アップさせていく予定なので、そちらもよろしければ随時、お待ち頂きたい・・・。
4/24 東京11R 第57回フローラS(芝2000m)
2.エリカヴィータ(母マルシアーノのBLP=9↓:(6,2↓,1))
・RRP:126
前走のフェアリーSでは10着に敗れているものの、陣営によれば「道中で致命的な不利があった」とのことで、競馬になっていなかったと判断している模様。
まあそもそも中山コース向きではなく、新馬戦を勝っている東京コースに舞台が戻れば十分巻き返せる、と陣営も考えているようだ。
前日段階では8番人気あたりと伏兵扱いだが、これは母マルシアーノの全兄がキンシャサノキセキであることで、短距離寄りとなる距離適性の意味合いからも軽視するファンのほうが多いから、なのかもしれない。
それでも、キンカメとの配合なので母の適性の足らない部分は父方のほうでカバー可能だろうと、個人的には見ている次第。
むしろ人気のない今回のような立場でのほうが妙味となるので、馬券には加えておきたいところ。
6.マイシンフォニー(母テディーズプロミスのBLP=12↓:(6,2,4↓))
・RRP:125
半兄にハーツクライ産駒のマイラプソディがおり、兄自身は2歳時に京都2歳Sを勝っているのは周知のとおりだが、3歳以降の内容がすこぶる不振で、成長力のなさを現状では見せてしまっている。
どこか気性的な部分で、この兄自身は競馬への「やる気」を既に無くしているような印象も受けるが、いずれにせよ残念でならない。
この妹のほうは父がディープに替わり、兄とはまた異なる一面を見せていく可能性があるので、今回はとりあえず試金石と言ったところか。
仮に今回連対してオークス出走権を得るとしても、本番のオークスではちょっと微妙に足らないかな?という視線にはなってしまうが、まあまずは今回の結果で、夏以降に期待したほうがいいのかの判断材料にはなるのかな、と。
7.ゴールデンアワー(母ワキノドライバーのBLP=16↓:(10,3,3↓))
・RRP:127
前走の中山芝2千mで2着馬を約3馬身(コンマ5秒差)ほど引き離しての完勝だったが、そこから中1週でしかも舞台替わりの東京コースと、確かに不安要素も少なくない。
デビュー2戦目で既に今回のコース・距離も経験しているので、あとは体調面で前走並みの状態を維持出来ているかどうか?というところかなと。
ノーザンF・社台Fの有力馬たちに挑むのは容易な状況ではないが、エピファネイア産駒としては希少な、近親クロス要素に頼らないタイプの配合馬となるので、今回のみならず、先々に至るまで個人的には動向を注目していきたい馬となる。
鞍上は前走のカズオ兄から、弟タケシに替わる。こういう、人気のない立場の馬を上位に持ってきてこそ、タケシ君の評価は不動のものとなっていくはずだが、さてさて?

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