2019年01月
2019年01月14日
京成杯 結果
個人的に今日は、朝から知人と日帰りバス旅行を楽しんだ一日だったので競馬には一切関与しませんでしたが、帰宅後にチェックした結果について述べておきます。
1/14 中山11R 第59回京成杯(芝2000m)
1着 ラストドラフト(父は非ファラリス直系の為、考察外)
・RRP:138=128+10
2着 ランフォザローゼス(母ラストグルーヴのBLP=17↓:(11↓,3,3↓))
・RRP:139=130+9
3着 ヒンドゥタイムス(母自身にノーザンダンサー5×3の近親クロス有り)
・RRP:130(レース前に同じ)
勝ち時計は昨年と全く同様の2分1秒2で、昨年の勝ち馬ジェネラーレウーノが皐月賞でも3着と好走したので当然、今年の勝ち馬も似たような評価をするしかないでしょうね。
勝ち馬の父ノヴェリストについては、かねてより「非・ファラリス直系」となる種牡馬として位置付けるので、迂回血ラインの概念を配合相手の母馬に対して適用することはしないタイプ、となります。
ただし、そのことで誤解の無いように願いたいのは、ノヴェリスト産駒の馬券は絶対買わないとか、その血統を一切無視するというような意味ではありません(笑)。
あくまでそれは、迂回血ラインの値を「算出する意味がない」というだけであって、母であるマルセリーナが「ファラリス直系子孫となる種牡馬」と配合された場合には、当然その産駒に近親クロス要素が生じない場合であればマルセリーナ自身の持つ迂回血ライン継承度の値が「適用され」ます。
然るにマルセリーナと配合される種牡馬がどうなるか今後に期待したいのですが、残念ながらラストドラフトの1歳下の半弟はキングカメハメハが父で、ラストタイクーン(3×4)の近親クロスが必然として生じる配合となり、これまた迂回血ラインの概念が適用不可、となってしまいますね(苦笑)。
もし今後、マルセリーナがルーラーシップやロードカナロアなどと配合されるにしても、ラストタイクーン(4×4)という近親クロス位置にズレるだけなので、これまた考察外となりますし。
その辺はさて置き、今年の京成杯のレース展開としては4コーナーまでほぼ4番手以内に前付けした馬たちで決まったという典型的なスローの前残り競馬で、後ろから行った馬では馬券圏内に絡みようがないものでした。
なので個人的に注目した人気の無いほうのカイザースクルーンについては、道中8番手あたりをただただ追走したのみで何も出来ず終いということで、まあどうしようもなかったかなと。
勿論、上位陣との力の差が大きかったのも確かで、単に展開だけで下位に沈んだワケではないでしょう。
晩成型ならそれも仕方ないですが、今日のような内容ではこの先も夏前まではあまり期待しにくく、秋以降にどうにか成長してくれればいいのかな、という視点で見守る感じでしょうかね・・・。
1/14 中山11R 第59回京成杯(芝2000m)
1着 ラストドラフト(父は非ファラリス直系の為、考察外)
・RRP:138=128+10
2着 ランフォザローゼス(母ラストグルーヴのBLP=17↓:(11↓,3,3↓))
・RRP:139=130+9
3着 ヒンドゥタイムス(母自身にノーザンダンサー5×3の近親クロス有り)
・RRP:130(レース前に同じ)
勝ち時計は昨年と全く同様の2分1秒2で、昨年の勝ち馬ジェネラーレウーノが皐月賞でも3着と好走したので当然、今年の勝ち馬も似たような評価をするしかないでしょうね。
勝ち馬の父ノヴェリストについては、かねてより「非・ファラリス直系」となる種牡馬として位置付けるので、迂回血ラインの概念を配合相手の母馬に対して適用することはしないタイプ、となります。
ただし、そのことで誤解の無いように願いたいのは、ノヴェリスト産駒の馬券は絶対買わないとか、その血統を一切無視するというような意味ではありません(笑)。
あくまでそれは、迂回血ラインの値を「算出する意味がない」というだけであって、母であるマルセリーナが「ファラリス直系子孫となる種牡馬」と配合された場合には、当然その産駒に近親クロス要素が生じない場合であればマルセリーナ自身の持つ迂回血ライン継承度の値が「適用され」ます。
然るにマルセリーナと配合される種牡馬がどうなるか今後に期待したいのですが、残念ながらラストドラフトの1歳下の半弟はキングカメハメハが父で、ラストタイクーン(3×4)の近親クロスが必然として生じる配合となり、これまた迂回血ラインの概念が適用不可、となってしまいますね(苦笑)。
もし今後、マルセリーナがルーラーシップやロードカナロアなどと配合されるにしても、ラストタイクーン(4×4)という近親クロス位置にズレるだけなので、これまた考察外となりますし。
その辺はさて置き、今年の京成杯のレース展開としては4コーナーまでほぼ4番手以内に前付けした馬たちで決まったという典型的なスローの前残り競馬で、後ろから行った馬では馬券圏内に絡みようがないものでした。
なので個人的に注目した人気の無いほうのカイザースクルーンについては、道中8番手あたりをただただ追走したのみで何も出来ず終いということで、まあどうしようもなかったかなと。
勿論、上位陣との力の差が大きかったのも確かで、単に展開だけで下位に沈んだワケではないでしょう。
晩成型ならそれも仕方ないですが、今日のような内容ではこの先も夏前まではあまり期待しにくく、秋以降にどうにか成長してくれればいいのかな、という視点で見守る感じでしょうかね・・・。
2019年01月07日
第53回シンザン記念 結果
1/6 京都11R 第53回シンザン記念(芝1600m)
1着 ヴァルディゼール(ミスプロ4×4)
・RRP:134=126+8
2着 マイネルフラップ(ヘイロー4A×5a)
・RRP:133=123+3+7
3着 ミッキーブリランテ(アルザオ4×4)
・RRP:125(レース前に同じ)
昨年はアーモンドアイが勝ったレースですが、昨年の場合はアーモンドアイのみが突出して強かったというだけで、2着馬以下の面々のレベルは中の下と言うか並み以下だったかと。
昨年2着のツヅミモンなんぞは、その後まったく活躍していないし、そんな牝馬の後塵を拝した牡馬の面々は言うに及ばず、ですな。
まあ今年の結果についても、現状でレベルどうこうと言えるような感じはしないですね。
ただ走破時計に関しては、速くはないものの前日の京都金杯でさえも1分34秒9と、近10年で最も遅い内容だったので京都にしては珍しく時計の掛かる馬場状態だったのは確かですが。
このレースも5頭出走したノーザンFの生産馬が順当に上位人気に支持され、3番人気だったハッピーアワーにしても吉田氏一族の牧場でしょうし、1番人気のアントリューズが大コケしたにせよ、1着と3着はしっかりノーザンF生産馬の入線。
そういう流れを何とか突き崩そうと、打倒吉田一族に執念の炎を燃やす?岡田総帥率いるマイネル軍団の刺客マイネルフラップが一矢報いて上位独占をかろうじて阻止したのは立派ですが、千両賞から中1週の強行軍が今回は上手くハマっただけという程度の印象かなと。
今年の明け3歳馬は、特に牡馬の場合はマイル路線で結果を出している面々に大物感がなく、ヘタに中距離路線に色気を出さないほうがいいんじゃない?という感じもしますねえ。
ま、これ以上アレコレと述べるとボケツを掘る可能性もあるので今日はこの辺で(苦笑)。
1着 ヴァルディゼール(ミスプロ4×4)
・RRP:134=126+8
2着 マイネルフラップ(ヘイロー4A×5a)
・RRP:133=123+3+7
3着 ミッキーブリランテ(アルザオ4×4)
・RRP:125(レース前に同じ)
昨年はアーモンドアイが勝ったレースですが、昨年の場合はアーモンドアイのみが突出して強かったというだけで、2着馬以下の面々のレベルは中の下と言うか並み以下だったかと。
昨年2着のツヅミモンなんぞは、その後まったく活躍していないし、そんな牝馬の後塵を拝した牡馬の面々は言うに及ばず、ですな。
まあ今年の結果についても、現状でレベルどうこうと言えるような感じはしないですね。
ただ走破時計に関しては、速くはないものの前日の京都金杯でさえも1分34秒9と、近10年で最も遅い内容だったので京都にしては珍しく時計の掛かる馬場状態だったのは確かですが。
このレースも5頭出走したノーザンFの生産馬が順当に上位人気に支持され、3番人気だったハッピーアワーにしても吉田氏一族の牧場でしょうし、1番人気のアントリューズが大コケしたにせよ、1着と3着はしっかりノーザンF生産馬の入線。
そういう流れを何とか突き崩そうと、打倒吉田一族に執念の炎を燃やす?岡田総帥率いるマイネル軍団の刺客マイネルフラップが一矢報いて上位独占をかろうじて阻止したのは立派ですが、千両賞から中1週の強行軍が今回は上手くハマっただけという程度の印象かなと。
今年の明け3歳馬は、特に牡馬の場合はマイル路線で結果を出している面々に大物感がなく、ヘタに中距離路線に色気を出さないほうがいいんじゃない?という感じもしますねえ。
ま、これ以上アレコレと述べるとボケツを掘る可能性もあるので今日はこの辺で(苦笑)。
2019年01月02日
2019 謹賀新年
新年 明けましておめでとうございます。
今年でブログ開設10年目を迎えましたが、中央競馬を取りまく状況というものは10年前に比べより一層、社台F&ノーザンFといった大手の生産牧場の更なる影響力の増大と言うか、独占状態に限りなく近い寡占化というべき事態に至っているように思えます。
時代の流れと言ってしまえばそれまででしょうが、もはや公正な競馬などというものはどこかへ行ってしまい、全てが強者の論理による、彼らの思惑どおりの展開に終始するだけの競馬になっている、と言っても過言ではないかと。
そういった流れをいち早く危惧していたのが稀代の競馬予想家であった故・清水成駿氏であり、清水氏は生前にこのように仰っていました。
「この流れに逆らえないのが今の競馬界の実情ならば、馬券勝負などバカバカしい」
と。
「けだし、名言」だと思わずにはいられないですね・・・。
今年以降も、馬券勝負がバカバカしくなるようなレースは、より一層競馬ファンの前にいくつも出て来ることでしょう。
まあ、そうであったとしても、強者の論理の陰に隠れてしまっているような血統背景の馬たちの発掘を諦めてしまうようでは、ますます競馬がつまらなくなってしまいます。
迂回血ラインの概念に基づく血統考察により、強者の論理に真っ向から立ち向かう可能性を持った血統背景の馬がどこかに潜んでいないかどうか、これからも細々と自分なりに挑んでいければと。
出世する馬しない馬、その理由が一体どこにあるのかを、血統背景から探る楽しみは、馬券とは離れたところでも楽しめる、ということを、随時このブログで発信いく所存です。
当ブログを見捨てず(苦笑)、これまでずっと読みに来てくださった全ての読者の皆様に、あらためて御礼申し上げます。m(_ _)m
今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年でブログ開設10年目を迎えましたが、中央競馬を取りまく状況というものは10年前に比べより一層、社台F&ノーザンFといった大手の生産牧場の更なる影響力の増大と言うか、独占状態に限りなく近い寡占化というべき事態に至っているように思えます。
時代の流れと言ってしまえばそれまででしょうが、もはや公正な競馬などというものはどこかへ行ってしまい、全てが強者の論理による、彼らの思惑どおりの展開に終始するだけの競馬になっている、と言っても過言ではないかと。
そういった流れをいち早く危惧していたのが稀代の競馬予想家であった故・清水成駿氏であり、清水氏は生前にこのように仰っていました。
「この流れに逆らえないのが今の競馬界の実情ならば、馬券勝負などバカバカしい」
と。
「けだし、名言」だと思わずにはいられないですね・・・。
今年以降も、馬券勝負がバカバカしくなるようなレースは、より一層競馬ファンの前にいくつも出て来ることでしょう。
まあ、そうであったとしても、強者の論理の陰に隠れてしまっているような血統背景の馬たちの発掘を諦めてしまうようでは、ますます競馬がつまらなくなってしまいます。
迂回血ラインの概念に基づく血統考察により、強者の論理に真っ向から立ち向かう可能性を持った血統背景の馬がどこかに潜んでいないかどうか、これからも細々と自分なりに挑んでいければと。
出世する馬しない馬、その理由が一体どこにあるのかを、血統背景から探る楽しみは、馬券とは離れたところでも楽しめる、ということを、随時このブログで発信いく所存です。
当ブログを見捨てず(苦笑)、これまでずっと読みに来てくださった全ての読者の皆様に、あらためて御礼申し上げます。m(_ _)m
今年もどうぞよろしくお願い致します。