2018年08月
2018年08月28日
新潟2歳S 結果
8/26 新潟11R 第38回新潟2歳S(芝1600m)
1着 ケイデンスコール(母インダクティのBLP=13↓:(8↓,3↓,2↓))
・RRP:131=123+8
2着 アンブロークン(母自身がノーザンダンサー4A・5×5a・5・6)
・RRP:135=128+7
3着 スティルネス(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:122(レース前に同じ)
まあ、何と言いましょうか、レースレベルは可もなく不可もなくと言うべきか、つまるところ例年よくありがちな、さほどレベルの高くないレース内容だった、という感じですかね。
競馬予想界の重鎮、柏木集保氏もネットケイバのコラムで軽く触れておられましたが、大抵レベルの低さウンヌンをあまり問わない柏木氏が、珍しくボヤくような感じで「高く評価するには苦しい内容」と、評価に値しないレース内容への切ない心境を吐露されておられましたね・・・。
個人的に淡い期待を抱いていたエルモンストロも中途半端な逃げ(千m通過時61秒5)で、マイル戦の経験が既にありながらマイル未経験の距離延長馬に後塵を拝する始末。
まあ事前考察でも述べたように本質的にはマイラータイプでなく、1800mぐらいがベストのはずですが、そもそも牝馬3頭に後れを取るあたり、成長度合いがまだまだ話にならんようなレベルでしたかね・・・。
連対した2頭に関しても、これで陣営が強気に構えるようならかなり筋違いな話で、デイリー杯2歳Sとか、年内の2歳重賞でもう1度好走させてみせるぐらいでないと、評価は定まってこないでしょう。
ノーザンF生産馬のワンツーフィニッシュというのも余りに見慣れた光景ではありますが、結局は放牧先のしがらきだとか天栄だとか、「虎の穴」的な秘密特訓を施しておいて、管理する調教師には大して仕事をさせないという(苦笑)今の外厩制度が、単に幅を利かせるだけの時代なんですかね・・・。
1着 ケイデンスコール(母インダクティのBLP=13↓:(8↓,3↓,2↓))
・RRP:131=123+8
2着 アンブロークン(母自身がノーザンダンサー4A・5×5a・5・6)
・RRP:135=128+7
3着 スティルネス(母自身にノーザンダンサー4×4の近親クロス有り)
・RRP:122(レース前に同じ)
まあ、何と言いましょうか、レースレベルは可もなく不可もなくと言うべきか、つまるところ例年よくありがちな、さほどレベルの高くないレース内容だった、という感じですかね。
競馬予想界の重鎮、柏木集保氏もネットケイバのコラムで軽く触れておられましたが、大抵レベルの低さウンヌンをあまり問わない柏木氏が、珍しくボヤくような感じで「高く評価するには苦しい内容」と、評価に値しないレース内容への切ない心境を吐露されておられましたね・・・。
個人的に淡い期待を抱いていたエルモンストロも中途半端な逃げ(千m通過時61秒5)で、マイル戦の経験が既にありながらマイル未経験の距離延長馬に後塵を拝する始末。
まあ事前考察でも述べたように本質的にはマイラータイプでなく、1800mぐらいがベストのはずですが、そもそも牝馬3頭に後れを取るあたり、成長度合いがまだまだ話にならんようなレベルでしたかね・・・。
連対した2頭に関しても、これで陣営が強気に構えるようならかなり筋違いな話で、デイリー杯2歳Sとか、年内の2歳重賞でもう1度好走させてみせるぐらいでないと、評価は定まってこないでしょう。
ノーザンF生産馬のワンツーフィニッシュというのも余りに見慣れた光景ではありますが、結局は放牧先のしがらきだとか天栄だとか、「虎の穴」的な秘密特訓を施しておいて、管理する調教師には大して仕事をさせないという(苦笑)今の外厩制度が、単に幅を利かせるだけの時代なんですかね・・・。
2018年08月25日
第38回新潟2歳S 考察
久々に考察記事を。まあ新潟2歳Sというのは昨年の1〜3着馬のように、例年大したレベルでない馬でも好走してしまう事例のほうが多く、いくらジャスタウェイやハープスターやイスラボニータが連対している年もあるとは言え、基本的には将来性豊かな馬の出走はさほど望めないと思っておいた方がいいのかなと。
8/26 新潟11R 第38回新潟2歳S(芝1600m)
2.エルモンストロ(母ミンティエアーのBLP=12↓:(7,2↓,3↓))
・RRP:126
直近の栗東坂路での調教内容は終い重点での追い切りという感じですが、ラスト1Fのラップの出方はまずまずの好印象。
1番人気が確実なケイデンスコールがロードカナロア産駒なのに対し、こちらはルーラーシップの産駒なのでマイル適性に関しては少々見劣るのも仕方ないでしょうが、今後1800mや2000m戦でも好走が期待できるのはむしろこちらのほうかな、と。
4.エイシンゾーン(母自身がロベルト5×3で・・・)
・RRP:126
この馬の母、エーシンブランシュのBLP=18:(9,1,8)として算出することも可能なのですが、同時にこの母にはロベルト(5×3)の嫌〜な血量でのクロス要素が邪魔をしており(苦笑)、迂回血の要素が優位とは言い切れず、今後とも距離を置いて観察します。
また、父ジャスタウェイ×母父クロフネの「見た目配合」の場合においては、必然的にIcecapade(4×5)のクロス要素も生じてしまうので、これもまた少々お邪魔チックですね・・・。
5.ロードアクア(ミスプロ4×4)
・RRP:124
こちらも調教内容は良さそうですが、現時点でマイルはどうにかこなせても、将来的には1400m特化型になりそうな気配濃厚で。
6.ケイデンスコール(母インダクティのBLP=13↓:(8↓,3↓,2↓))
・RRP:123
母インダクティはフェイムゲームの全姉となる立場で、通常の血統理論的目線では当然この母も、兄の距離適性と同様に長めの距離に対応する仔を出せそうなイメージなんでしょう。
ただ、あくまでも父ロードカナロアのスピード要素のほうがまずは主体で、今後どこまで長めの距離(2000m以上)に対応可能なのか、個人的には少々懐疑的という印象ですね・・・。
ちなみにフェイムゲーム自身を当初考察した時は迂回血を算出してましたが、母父がアレミロードで異系のリボー直系となるので、非ファラリスの系統となる場合の母父では迂回血での考察が不向き、として結論づけております(どのみち去勢された場合は迂回血の適用外になりますが)。
ですがインダクティの場合、母の血統としてはハーツクライがまず主体となるので、上記のように迂回血(=BLP)の要素で優先考察可能となります・・・。
7.エイカイキャロル(母ラフェクレールのBLP=11↓:(9↓,2↓,0))
・RRP:126
一応、新潟のマイル戦を勝ち上がってますが、展開が超スロー(千m通過時63秒5)を2番手追走で、逃げた馬の失速を尻目にまんまと先頭に立っただけという印象。
こういうショボいレース経験しかない場合はえてして、前走芝1400m戦でそれなりの流れを経験していた馬に後塵を拝するようなケースが多くなりがちでしょうね・・・。
9.アンブロークン(母自身がノーザンダンサー4A・5×5a・5・6)
・RRP:128
土曜夕方の段階で単勝2番人気となっていますが、個人的には気性面で煩さを出しかねない、かなり危ういタイプの配合の持ち主に映りますね。
母リップスポイズンは、ノーザンダンサー直系の両親を持つ「同系配合馬」の位置づけですが、上記で示すように単なる(4A×5a)ではなく、合計で5つものノーザンダンサー経由のライン継承がある非常に偏った配合で、実際にネアルコ血脈過多(=計20ライン)であり辟易とさせられるもの。
半兄ネームユアポイズンも気性に問題があったせいでしょう、既に去勢されセン馬となっていますが1勝馬の身のままで低迷中。
こういう、あまりにイビツな偏りの血脈を持つ繁殖牝馬を、ノーザンファームが全く意に介さず導入しているという状況には驚きを禁じ得ませんね。
などと批判的目線でいると、きっかり馬券に絡まれてしまうかもしれませんが(笑)、個人的にはネアルコという先祖が「9代前」あたりまで過剰に存在している限りは、単なる活力の低下にしかならないという考え方は変わらないですね・・・。
11.ジョディー(ノーザンダンサー4×4)
・RRP:126
典型的な、ノーザンダンサーなどの「4代内クロス」を有することでしか出世を望めなさそうな、いかにもという感じのダイワメジャー産駒ですね。
デビュー戦は牝馬限定戦で、尚且つ減量騎手の起用で2キロ減の恩恵を受け、超スローの展開を逃げ切ったというレベルの低い内容なんですが、ノーザンF生産馬というだけで前日段階で3番人気の支持。
まあ前走で負かした2着馬のウインゼノビアが即未勝利勝ちに加えクローバー賞も勝ったので、そこがジョディーへの過大評価につながっているのでしょうが。
牝馬同士ならそれなりに活躍していけそうですが、今回はどうですかね・・・。
8/26 新潟11R 第38回新潟2歳S(芝1600m)
2.エルモンストロ(母ミンティエアーのBLP=12↓:(7,2↓,3↓))
・RRP:126
直近の栗東坂路での調教内容は終い重点での追い切りという感じですが、ラスト1Fのラップの出方はまずまずの好印象。
1番人気が確実なケイデンスコールがロードカナロア産駒なのに対し、こちらはルーラーシップの産駒なのでマイル適性に関しては少々見劣るのも仕方ないでしょうが、今後1800mや2000m戦でも好走が期待できるのはむしろこちらのほうかな、と。
4.エイシンゾーン(母自身がロベルト5×3で・・・)
・RRP:126
この馬の母、エーシンブランシュのBLP=18:(9,1,8)として算出することも可能なのですが、同時にこの母にはロベルト(5×3)の嫌〜な血量でのクロス要素が邪魔をしており(苦笑)、迂回血の要素が優位とは言い切れず、今後とも距離を置いて観察します。
また、父ジャスタウェイ×母父クロフネの「見た目配合」の場合においては、必然的にIcecapade(4×5)のクロス要素も生じてしまうので、これもまた少々お邪魔チックですね・・・。
5.ロードアクア(ミスプロ4×4)
・RRP:124
こちらも調教内容は良さそうですが、現時点でマイルはどうにかこなせても、将来的には1400m特化型になりそうな気配濃厚で。
6.ケイデンスコール(母インダクティのBLP=13↓:(8↓,3↓,2↓))
・RRP:123
母インダクティはフェイムゲームの全姉となる立場で、通常の血統理論的目線では当然この母も、兄の距離適性と同様に長めの距離に対応する仔を出せそうなイメージなんでしょう。
ただ、あくまでも父ロードカナロアのスピード要素のほうがまずは主体で、今後どこまで長めの距離(2000m以上)に対応可能なのか、個人的には少々懐疑的という印象ですね・・・。
ちなみにフェイムゲーム自身を当初考察した時は迂回血を算出してましたが、母父がアレミロードで異系のリボー直系となるので、非ファラリスの系統となる場合の母父では迂回血での考察が不向き、として結論づけております(どのみち去勢された場合は迂回血の適用外になりますが)。
ですがインダクティの場合、母の血統としてはハーツクライがまず主体となるので、上記のように迂回血(=BLP)の要素で優先考察可能となります・・・。
7.エイカイキャロル(母ラフェクレールのBLP=11↓:(9↓,2↓,0))
・RRP:126
一応、新潟のマイル戦を勝ち上がってますが、展開が超スロー(千m通過時63秒5)を2番手追走で、逃げた馬の失速を尻目にまんまと先頭に立っただけという印象。
こういうショボいレース経験しかない場合はえてして、前走芝1400m戦でそれなりの流れを経験していた馬に後塵を拝するようなケースが多くなりがちでしょうね・・・。
9.アンブロークン(母自身がノーザンダンサー4A・5×5a・5・6)
・RRP:128
土曜夕方の段階で単勝2番人気となっていますが、個人的には気性面で煩さを出しかねない、かなり危ういタイプの配合の持ち主に映りますね。
母リップスポイズンは、ノーザンダンサー直系の両親を持つ「同系配合馬」の位置づけですが、上記で示すように単なる(4A×5a)ではなく、合計で5つものノーザンダンサー経由のライン継承がある非常に偏った配合で、実際にネアルコ血脈過多(=計20ライン)であり辟易とさせられるもの。
半兄ネームユアポイズンも気性に問題があったせいでしょう、既に去勢されセン馬となっていますが1勝馬の身のままで低迷中。
こういう、あまりにイビツな偏りの血脈を持つ繁殖牝馬を、ノーザンファームが全く意に介さず導入しているという状況には驚きを禁じ得ませんね。
などと批判的目線でいると、きっかり馬券に絡まれてしまうかもしれませんが(笑)、個人的にはネアルコという先祖が「9代前」あたりまで過剰に存在している限りは、単なる活力の低下にしかならないという考え方は変わらないですね・・・。
11.ジョディー(ノーザンダンサー4×4)
・RRP:126
典型的な、ノーザンダンサーなどの「4代内クロス」を有することでしか出世を望めなさそうな、いかにもという感じのダイワメジャー産駒ですね。
デビュー戦は牝馬限定戦で、尚且つ減量騎手の起用で2キロ減の恩恵を受け、超スローの展開を逃げ切ったというレベルの低い内容なんですが、ノーザンF生産馬というだけで前日段階で3番人気の支持。
まあ前走で負かした2着馬のウインゼノビアが即未勝利勝ちに加えクローバー賞も勝ったので、そこがジョディーへの過大評価につながっているのでしょうが。
牝馬同士ならそれなりに活躍していけそうですが、今回はどうですかね・・・。