2016年01月
2016年01月26日
2016 3歳戦備忘録(5)
1/23 中山9R 若竹賞(芝1800m)
1着 ジークカイザー(母ヒルダズパッションのBLP=17:(8,5,4)だが・・・)
・RRP:131=128+3
2着 クイーンズベスト(ノーザンダンサー4×4)
・RRP:130(変わらず)
3着 ゲッカコウ(同系配合、且つヘイロー4×4)
・RRP:128(変わらず)
勝ったジークカイザーの走破時計は1分49秒5で、この時期の3歳戦としては特に速くもなく遅くもなく、という程度。まあ池江厩舎らしい、抜け目のなさと申しましょうか、低レベルな関東馬が相手ならまず楽勝だろう、と踏んでの関東遠征だったのではないかと。
そういった関西厩舎の思惑どおりとなってしまうことへの、関東の各厩舎陣営の忸怩たる思いとか、反骨心がより一層芽生えるとか、少しぐらいはあるんでしょうかね?果たして・・・。
まあそれはそれとして、連対した上記の2頭の血統背景ですが、「父×母父」というような表面的な要素のみでは共通部分が無いように見えても、よくよく見ると共通要素は有ると言えそうですね。
まずジークカイザーの母ヒルダズパッションですが、一応は上記のように迂回血優先とはしておくものの、実はヌレイエフ≒サドラーズウェルズの(4×3)の、いわゆる4分の3同血クロスってヤツを特徴として持つ繁殖牝馬であります。
そして2着の牝馬クイーンズベスト自身も、一応は上記の4代内クロス有り、ということにしてますがやはり、実はサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの(3×3)、となる血統背景の持ち主となります(ただし、クイーンズベストはヌレイエフ5×3の持ち主でもある)。
まあ今回の連対馬2頭のそういった似ている要素の特徴があくまでもたまたまの偶然なのか、それともこの時期の中山コースにおいては必然となる「望ましい要素」であったのか、それなりに気になるところではありますけどもね・・・。
1着 ジークカイザー(母ヒルダズパッションのBLP=17:(8,5,4)だが・・・)
・RRP:131=128+3
2着 クイーンズベスト(ノーザンダンサー4×4)
・RRP:130(変わらず)
3着 ゲッカコウ(同系配合、且つヘイロー4×4)
・RRP:128(変わらず)
勝ったジークカイザーの走破時計は1分49秒5で、この時期の3歳戦としては特に速くもなく遅くもなく、という程度。まあ池江厩舎らしい、抜け目のなさと申しましょうか、低レベルな関東馬が相手ならまず楽勝だろう、と踏んでの関東遠征だったのではないかと。
そういった関西厩舎の思惑どおりとなってしまうことへの、関東の各厩舎陣営の忸怩たる思いとか、反骨心がより一層芽生えるとか、少しぐらいはあるんでしょうかね?果たして・・・。
まあそれはそれとして、連対した上記の2頭の血統背景ですが、「父×母父」というような表面的な要素のみでは共通部分が無いように見えても、よくよく見ると共通要素は有ると言えそうですね。
まずジークカイザーの母ヒルダズパッションですが、一応は上記のように迂回血優先とはしておくものの、実はヌレイエフ≒サドラーズウェルズの(4×3)の、いわゆる4分の3同血クロスってヤツを特徴として持つ繁殖牝馬であります。
そして2着の牝馬クイーンズベスト自身も、一応は上記の4代内クロス有り、ということにしてますがやはり、実はサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの(3×3)、となる血統背景の持ち主となります(ただし、クイーンズベストはヌレイエフ5×3の持ち主でもある)。
まあ今回の連対馬2頭のそういった似ている要素の特徴があくまでもたまたまの偶然なのか、それともこの時期の中山コースにおいては必然となる「望ましい要素」であったのか、それなりに気になるところではありますけどもね・・・。
2016年01月25日
2016 3歳戦備忘録(4)
昨日は所要で昼前から外出。終日、競馬は全くやりませんでした。まあ年がら年中、競馬をやっているワケですが、たまには休肝日ならぬ休馬券日なんてのも設けたりするのもアリかと。
個人的にはAJCCというレース自体が昔からあまり興味のない重賞で、馬券購入意欲が湧かないレースの1つでもありました。
いつも参加している競馬SNSのウマニティにおいては一応の予想行為をしておきましたが、あれは毎週のノルマというか、単なる馬券シミュレーションの一貫として継続させているだけでして。
もしスズカデヴィアスとかライズトゥフェイムあたりに期待して実際に馬券を買っていたら結局は痛い目に遭っていただけなので、買わずに正解、きさらぎ賞への軍資金を温存出来たということになりますかね・・・。
さて本題の3歳戦の話題に。
1/23 中山5R 3歳未勝利(芝2200m)
1着 ミライヘノツバサ(母タムロブライトのBLP=12:(2,5,5))
・RRP:127
2着 ユニゾンデライト(同系配合馬。両親はターントゥ直系)
3着 マイネルクラフト(同系配合馬。両親はターントゥ直系)
ドリジャニ産駒の2頭が連対、3着もステイG産駒ということでしたが、まあ単純に中山巧者な面々という程度の印象かなと。1月5日の未勝利戦ではユニゾンデライトのほうがミライヘノツバサに先着していましたが、1ハロン距離が伸びて立場が逆転という恰好。
勝ち馬については一応、上記のように母の迂回血を優先考察するタイプに位置付けますが、母の父シルバーチャームは迂回血ライン種牡馬の主要5頭に位置付けるPharamondの直系。
元々、ファラモンド〜バックパサーと連なる父系は、「母方に入って底力要素となる」という特徴が顕著の系統で、直系としては繁栄しきれず、サポート役に回る父系という印象が強いですね。
シルバーチャーム自身は5代内にファラモンドとプリンスキロを内包する血統で、古めの血脈の特徴を現代に引っ張り出すという意味においては、希少な存在と言えるかもしれません。
ただ、結局のところ迂回血ラインの主要な値は2代母タムロチェリー自身が持つBLP=10の値に依存しつつ、同時にネアルコ血脈をも過多気味に内包する祖母なので、そのあたりが今後懸念材料にならないか、次走以降への評価に持ち越しとしておきます。
次走は東京か京都などで好走するなりし、単なる中山巧者なだけでないという一面を見せてもらえれば、それなりの評価にはつながると思いますが・・・。
個人的にはAJCCというレース自体が昔からあまり興味のない重賞で、馬券購入意欲が湧かないレースの1つでもありました。
いつも参加している競馬SNSのウマニティにおいては一応の予想行為をしておきましたが、あれは毎週のノルマというか、単なる馬券シミュレーションの一貫として継続させているだけでして。
もしスズカデヴィアスとかライズトゥフェイムあたりに期待して実際に馬券を買っていたら結局は痛い目に遭っていただけなので、買わずに正解、きさらぎ賞への軍資金を温存出来たということになりますかね・・・。
さて本題の3歳戦の話題に。
1/23 中山5R 3歳未勝利(芝2200m)
1着 ミライヘノツバサ(母タムロブライトのBLP=12:(2,5,5))
・RRP:127
2着 ユニゾンデライト(同系配合馬。両親はターントゥ直系)
3着 マイネルクラフト(同系配合馬。両親はターントゥ直系)
ドリジャニ産駒の2頭が連対、3着もステイG産駒ということでしたが、まあ単純に中山巧者な面々という程度の印象かなと。1月5日の未勝利戦ではユニゾンデライトのほうがミライヘノツバサに先着していましたが、1ハロン距離が伸びて立場が逆転という恰好。
勝ち馬については一応、上記のように母の迂回血を優先考察するタイプに位置付けますが、母の父シルバーチャームは迂回血ライン種牡馬の主要5頭に位置付けるPharamondの直系。
元々、ファラモンド〜バックパサーと連なる父系は、「母方に入って底力要素となる」という特徴が顕著の系統で、直系としては繁栄しきれず、サポート役に回る父系という印象が強いですね。
シルバーチャーム自身は5代内にファラモンドとプリンスキロを内包する血統で、古めの血脈の特徴を現代に引っ張り出すという意味においては、希少な存在と言えるかもしれません。
ただ、結局のところ迂回血ラインの主要な値は2代母タムロチェリー自身が持つBLP=10の値に依存しつつ、同時にネアルコ血脈をも過多気味に内包する祖母なので、そのあたりが今後懸念材料にならないか、次走以降への評価に持ち越しとしておきます。
次走は東京か京都などで好走するなりし、単なる中山巧者なだけでないという一面を見せてもらえれば、それなりの評価にはつながると思いますが・・・。
2016年01月19日
2016 3歳戦備忘録(3)
1/16 中山9R 菜の花賞(芝1600m)
1着 エクラミレネール(母シャトーサウザンドのBLP=10:(4,4,2))
・RRP:124=121+3
2着 フロンテアクイーン(母ブルーボックスボウのBLP=5:(4,0,1)だが・・・)
・RRP:125(変わらず)
3着 コルコバード(母自身にレイズアネイティヴ4×4の近親クロス有り)
・RRP:125(変わらず)
勝ったエクラミレネールの勝ち時計は1分34秒5で、フェアリーSの勝ち時計1分34秒3とさほど遜色のないもの。2着ダイワドレッサーとの比較では0.1秒ながら上回っていますので。
まあ人気薄の2頭で決まった上記のレースですが、1番人気だったコルコバードは上がり3Fでメンバー最速の34秒2をマークしながらも、4コーナー11番手からではさすがに直線の短い中山コースにおいては差せるものも差せない、という結末。
京成杯で3着のメートルダールも4コーナー13番手からのスパートで差し届かず、事前考察で述べた通りの内容になってしまっていたように、中山ではさも有りなん、と言うしかない内容でしょうね。
メートルダールもコルコバードも、やはり東京コースか京都外回りに替わるほうがベターなのだろうと。
そういう意味ではメートルダールは共同通信杯、コルコバードはエルフィンSあたりで結果を出せるようなら、当然再評価されることになりそうですね・・・。
さて、勝ったマツリダゴッホ産駒についてですが5代アウトブリードとなる血統背景なのは好印象ではあるも、やはり菜の花賞を勝った程度ではさしたる評価を与えるほどでもなく、次走の重賞でどの程度やれそうか?に注目したいところ。
また2着のメイショウサムソン産駒も、母のBLPそのものはやや今後への不安要素に映るものの、母ブルーボックスボウ自身が母方に異系トウルビヨン経由のライン継承(=Djebel×3)を内包する部分でのアシストが見込め、メイショウサムソンとの和合性ではおそらく好相性となる血統背景ではないかと推察します。
まあいずれにしても、今回の連対馬2頭は次走でどの程度やれるか?に尽きるでしょう。その次戦を見てみないことには、まだ評価しにくい面はあろうかと思いますね・・・。
1着 エクラミレネール(母シャトーサウザンドのBLP=10:(4,4,2))
・RRP:124=121+3
2着 フロンテアクイーン(母ブルーボックスボウのBLP=5:(4,0,1)だが・・・)
・RRP:125(変わらず)
3着 コルコバード(母自身にレイズアネイティヴ4×4の近親クロス有り)
・RRP:125(変わらず)
勝ったエクラミレネールの勝ち時計は1分34秒5で、フェアリーSの勝ち時計1分34秒3とさほど遜色のないもの。2着ダイワドレッサーとの比較では0.1秒ながら上回っていますので。
まあ人気薄の2頭で決まった上記のレースですが、1番人気だったコルコバードは上がり3Fでメンバー最速の34秒2をマークしながらも、4コーナー11番手からではさすがに直線の短い中山コースにおいては差せるものも差せない、という結末。
京成杯で3着のメートルダールも4コーナー13番手からのスパートで差し届かず、事前考察で述べた通りの内容になってしまっていたように、中山ではさも有りなん、と言うしかない内容でしょうね。
メートルダールもコルコバードも、やはり東京コースか京都外回りに替わるほうがベターなのだろうと。
そういう意味ではメートルダールは共同通信杯、コルコバードはエルフィンSあたりで結果を出せるようなら、当然再評価されることになりそうですね・・・。
さて、勝ったマツリダゴッホ産駒についてですが5代アウトブリードとなる血統背景なのは好印象ではあるも、やはり菜の花賞を勝った程度ではさしたる評価を与えるほどでもなく、次走の重賞でどの程度やれそうか?に注目したいところ。
また2着のメイショウサムソン産駒も、母のBLPそのものはやや今後への不安要素に映るものの、母ブルーボックスボウ自身が母方に異系トウルビヨン経由のライン継承(=Djebel×3)を内包する部分でのアシストが見込め、メイショウサムソンとの和合性ではおそらく好相性となる血統背景ではないかと推察します。
まあいずれにしても、今回の連対馬2頭は次走でどの程度やれるか?に尽きるでしょう。その次戦を見てみないことには、まだ評価しにくい面はあろうかと思いますね・・・。
2016年01月17日
京成杯回顧
1/17 中山11R 第56回京成杯(芝2000m)
1着 プロフェット(母自身が同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:146=128+8+10
2着 ケルフロイデ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:142=130+3+9
3着 メートルダール(同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:128=125+3(レース前に同じ)
結局はノーザンF生産馬たちによるワンツースリーフォー。最初から、「ノーザンF生産馬たちで決まり!」などと短絡的に予想をしていれば簡単に獲れる馬券ではあります。
ただ、単にそういう事でいいのであれば血統考察などハナから不要ですし、逆に「そういう事になって欲しくない」からこその、血統考察であるとも言えますね。
「来る理由なんてどうでもいい。馬券が当たればいいのだ!」というスタンスの人が今回の馬券を取ることは難しくないでしょうが、「何でこの馬が激走したのか分からない」というような決着においてこそ、血統考察が意味を持つことが多くなります。
まあともあれ今回の決着を目にしても、今年の3歳牡馬たちの「全体像」というものへの感想はレース前とちっとも変化はないままですね。
結局、リオンディーズ&エアスピネルが順調にいけばほぼ皐月賞連対に一番近い2頭のままで、あとはハートレーやロードクエストに今回の連対馬2頭がどうにか続くか?という程度。
サウジARC上位組や東スポ杯上位組、京都2歳Sの上位組に関しても、もう一度皐月賞の前までにどこかの重賞での連対が無いと、脱落組としての地位に甘んじることになりそうですし。
まあいずれにしても予断を許さぬ状況には違いありませんが、ノーザンFや社台Fなどの「思惑どおり」にはいかないような状況を作ってしまう馬の登場が今後あるようなら面白いですね。
そうでない限り、大手牧場の「意のまま」に動いていく3歳クラシック戦線というものをただ見せつけられるだけになってしまうので。
1着 プロフェット(母自身が同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:146=128+8+10
2着 ケルフロイデ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:142=130+3+9
3着 メートルダール(同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:128=125+3(レース前に同じ)
結局はノーザンF生産馬たちによるワンツースリーフォー。最初から、「ノーザンF生産馬たちで決まり!」などと短絡的に予想をしていれば簡単に獲れる馬券ではあります。
ただ、単にそういう事でいいのであれば血統考察などハナから不要ですし、逆に「そういう事になって欲しくない」からこその、血統考察であるとも言えますね。
「来る理由なんてどうでもいい。馬券が当たればいいのだ!」というスタンスの人が今回の馬券を取ることは難しくないでしょうが、「何でこの馬が激走したのか分からない」というような決着においてこそ、血統考察が意味を持つことが多くなります。
まあともあれ今回の決着を目にしても、今年の3歳牡馬たちの「全体像」というものへの感想はレース前とちっとも変化はないままですね。
結局、リオンディーズ&エアスピネルが順調にいけばほぼ皐月賞連対に一番近い2頭のままで、あとはハートレーやロードクエストに今回の連対馬2頭がどうにか続くか?という程度。
サウジARC上位組や東スポ杯上位組、京都2歳Sの上位組に関しても、もう一度皐月賞の前までにどこかの重賞での連対が無いと、脱落組としての地位に甘んじることになりそうですし。
まあいずれにしても予断を許さぬ状況には違いありませんが、ノーザンFや社台Fなどの「思惑どおり」にはいかないような状況を作ってしまう馬の登場が今後あるようなら面白いですね。
そうでない限り、大手牧場の「意のまま」に動いていく3歳クラシック戦線というものをただ見せつけられるだけになってしまうので。
2016年01月16日
第56回京成杯 考察
1/17 中山11R 第56回京成杯(芝2000m)
1.メートルダール(同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:128=125+3
前走の葉牡丹賞を勝っていますが、2分2秒6の走破タイム自体は平凡かなと。先週の寒竹賞で2分0秒7、1月5日の同コース未勝利戦でもやはり2分0秒7などが出ており、スローな上がり勝負の経験しかない同馬にとって正念場という印象。
脚質的に後ろから行くタイプで差し届かずの懸念があり、人気サイドでしょうが3着付けで妙味のほうを。
2.ウムブルフ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:125
こちらもコース経験はあるも、3戦とも走破タイムは平凡。ただ先行力はあるので前付けしての展開には慣れている分、あとは重賞の流れでもバテずに押し切れるかどうか、というところ。
まあ馬券は買うしかなさそうですが、やはり3着程度になってくれたほうが穴党としては嬉しいものが。
3.ケルフロイデ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:133=130+3
前走の京都2歳Sのレースレベル自体に疑問符が付くので、そこで0秒3差の5着は可もなく不可もなくという印象。まあこの馬にとっては初経験となる急坂のあるコース形態をどう捌くか?でしょうかね。
人気としては落ち気味なので、最内の2頭に先着出来るようだと馬券的にはオイシイ存在ですが。
4.プロフェット(母自身が同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:136=128+8
札幌2歳Sで2着という実績だけで言えば抜けていますが、今年に限っては同レースのレベルはかなり悲惨。例年と同じような目線でこの馬を評価することは避けたいですね。
ただでさえ2勝目が遠い傾向が顕著のハービンジャー産駒ですから、間隔を空けてしか使えない状況のままどんどんと相手強化なのもどうかな?と。まあ揶揄気味な評価をすると激走しがちな池江厩舎の馬だけに、軽〜く3着の目も押さえておくつもりですが。
6.ルネイション(ミスプロ4×4)
・RRP:130
この馬もコース経験ありだが平凡な勝ち上がりタイムと、取捨に悩む感じですが一応は牡馬を負かしており、斤量の優位さもあるのでダメ元で狙ってみる手も。
7.プランスシャルマン(ノーザンダンサー4×4)
・RRP:128=125+3
それなりの競馬をしてきているものの、周囲の馬のレベルが上がり、参戦するたびに徐々に評価を下げていくタイプの典型という印象。母カラフルトークが産んだ仔で2勝以上を挙げた産駒はこれまで皆無なだけに、芝路線にこのまま拘り続けるよりはダート転向で活路を見出すのも手かと。
8.マイネルラフレシア(母自身が同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:133=128+5
東スポ杯3着と言っても、そのレースレベル自体がやはり例年にないほど低い印象なので、個人的にはあまり買いかぶらないようにしたいな、と。母父がダンスというのも、人気サイドで危険なタイプの典型ですし。
馬券的には圏外に飛んでくれれば配当妙味の跳ね上げに寄与するでしょう。せいぜい3着づけで。
12.ユウチェンジ(母ユウキャラットのBLP=14:(9,2,3)だが・・・)
・RRP:127
前走の朝日杯FSでは一応、注目馬の1頭に据え、3連単の3着付けにはしました。なのでシャドウアプローチでなくこの馬が3着に来ていても、3連単はゲット出来ていたことになります。
ただ、懸念材料としては前回も述べたように母ではなく、父スウィフトカレント自身が持つヘイロー(2×4)の強烈なクロス要素が、産駒への影響度で振幅が大きい印象(主に気性的な面での功罪)がどうしても付きまとうような感じでして、ね・・・。
今回、ほかに注目したい馬がおらず、仕方なく本命視せざるを得ない状況ですが、まああまり過度な期待をかけずに、馬券になる走りをどうにか見せて欲しい、という程度で応援を。
14.ブレイブスマッシュ(ノーザンテースト4×4)
・RRP:130=123+8
陣営としては周囲の対戦相手のレベルを前走で実感したはずで、サウジARCで勝った程度では何ら今後を約束するものでないと認識を新たにしたことと思われます。
2歳重賞が乱立し、賞金加算が重賞1勝程度ではアドバンテージにならない時代が到来しているワケで、休養明けですぐ何とかなる状況でもない、と。
今回、2000mで巻き返せれば陣営も自信を取り戻すでしょうが、本質的にはマイラータイプにしか映らず、陣営の強気の選択が馬の今後の立ち位置を狭める状況にもなりかねませんね。マイル路線なら、シュウジ辺りと互角に立ちまわれるでしょうに。
15.ナムラシングン(全きょうだい3×3)
・RRP:127
デビュー戦でドレッドノータスと差のない競馬をしたことには一目置くべきでしょうが、基本的には平坦巧者で持続力勝負向きの、小回りコース&パワー馬場が合うタイプに映ります。
中山コースも馬場が悪い状況のほうが好都合なはずで、上がりのタイムが意外と出やすい今の中山芝コースが果たしてすんなり合うのか少々疑問ですね。
今回は果敢に逃げの手に打って出て、後続を引き離すような競馬をしてくれれば面白い存在だとは思いますが。
*馬券としてはユウチェンジを軸に、ケルフロイデとナムラシングンが来れば馬券的にはそれなりの配当になるはずですが、人気サイドで決まるようだとつまらんですな・・・。
1.メートルダール(同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:128=125+3
前走の葉牡丹賞を勝っていますが、2分2秒6の走破タイム自体は平凡かなと。先週の寒竹賞で2分0秒7、1月5日の同コース未勝利戦でもやはり2分0秒7などが出ており、スローな上がり勝負の経験しかない同馬にとって正念場という印象。
脚質的に後ろから行くタイプで差し届かずの懸念があり、人気サイドでしょうが3着付けで妙味のほうを。
2.ウムブルフ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:125
こちらもコース経験はあるも、3戦とも走破タイムは平凡。ただ先行力はあるので前付けしての展開には慣れている分、あとは重賞の流れでもバテずに押し切れるかどうか、というところ。
まあ馬券は買うしかなさそうですが、やはり3着程度になってくれたほうが穴党としては嬉しいものが。
3.ケルフロイデ(母父自身に全きょうだい4×4の近親クロス有り)
・RRP:133=130+3
前走の京都2歳Sのレースレベル自体に疑問符が付くので、そこで0秒3差の5着は可もなく不可もなくという印象。まあこの馬にとっては初経験となる急坂のあるコース形態をどう捌くか?でしょうかね。
人気としては落ち気味なので、最内の2頭に先着出来るようだと馬券的にはオイシイ存在ですが。
4.プロフェット(母自身が同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:136=128+8
札幌2歳Sで2着という実績だけで言えば抜けていますが、今年に限っては同レースのレベルはかなり悲惨。例年と同じような目線でこの馬を評価することは避けたいですね。
ただでさえ2勝目が遠い傾向が顕著のハービンジャー産駒ですから、間隔を空けてしか使えない状況のままどんどんと相手強化なのもどうかな?と。まあ揶揄気味な評価をすると激走しがちな池江厩舎の馬だけに、軽〜く3着の目も押さえておくつもりですが。
6.ルネイション(ミスプロ4×4)
・RRP:130
この馬もコース経験ありだが平凡な勝ち上がりタイムと、取捨に悩む感じですが一応は牡馬を負かしており、斤量の優位さもあるのでダメ元で狙ってみる手も。
7.プランスシャルマン(ノーザンダンサー4×4)
・RRP:128=125+3
それなりの競馬をしてきているものの、周囲の馬のレベルが上がり、参戦するたびに徐々に評価を下げていくタイプの典型という印象。母カラフルトークが産んだ仔で2勝以上を挙げた産駒はこれまで皆無なだけに、芝路線にこのまま拘り続けるよりはダート転向で活路を見出すのも手かと。
8.マイネルラフレシア(母自身が同系配合でヘイルトゥリーズン4×4)
・RRP:133=128+5
東スポ杯3着と言っても、そのレースレベル自体がやはり例年にないほど低い印象なので、個人的にはあまり買いかぶらないようにしたいな、と。母父がダンスというのも、人気サイドで危険なタイプの典型ですし。
馬券的には圏外に飛んでくれれば配当妙味の跳ね上げに寄与するでしょう。せいぜい3着づけで。
12.ユウチェンジ(母ユウキャラットのBLP=14:(9,2,3)だが・・・)
・RRP:127
前走の朝日杯FSでは一応、注目馬の1頭に据え、3連単の3着付けにはしました。なのでシャドウアプローチでなくこの馬が3着に来ていても、3連単はゲット出来ていたことになります。
ただ、懸念材料としては前回も述べたように母ではなく、父スウィフトカレント自身が持つヘイロー(2×4)の強烈なクロス要素が、産駒への影響度で振幅が大きい印象(主に気性的な面での功罪)がどうしても付きまとうような感じでして、ね・・・。
今回、ほかに注目したい馬がおらず、仕方なく本命視せざるを得ない状況ですが、まああまり過度な期待をかけずに、馬券になる走りをどうにか見せて欲しい、という程度で応援を。
14.ブレイブスマッシュ(ノーザンテースト4×4)
・RRP:130=123+8
陣営としては周囲の対戦相手のレベルを前走で実感したはずで、サウジARCで勝った程度では何ら今後を約束するものでないと認識を新たにしたことと思われます。
2歳重賞が乱立し、賞金加算が重賞1勝程度ではアドバンテージにならない時代が到来しているワケで、休養明けですぐ何とかなる状況でもない、と。
今回、2000mで巻き返せれば陣営も自信を取り戻すでしょうが、本質的にはマイラータイプにしか映らず、陣営の強気の選択が馬の今後の立ち位置を狭める状況にもなりかねませんね。マイル路線なら、シュウジ辺りと互角に立ちまわれるでしょうに。
15.ナムラシングン(全きょうだい3×3)
・RRP:127
デビュー戦でドレッドノータスと差のない競馬をしたことには一目置くべきでしょうが、基本的には平坦巧者で持続力勝負向きの、小回りコース&パワー馬場が合うタイプに映ります。
中山コースも馬場が悪い状況のほうが好都合なはずで、上がりのタイムが意外と出やすい今の中山芝コースが果たしてすんなり合うのか少々疑問ですね。
今回は果敢に逃げの手に打って出て、後続を引き離すような競馬をしてくれれば面白い存在だとは思いますが。
*馬券としてはユウチェンジを軸に、ケルフロイデとナムラシングンが来れば馬券的にはそれなりの配当になるはずですが、人気サイドで決まるようだとつまらんですな・・・。