2012年01月

2012年01月31日

3歳戦 備忘録(17)

1/28 京都9R 梅花賞(芝2400m)

1着 ミルドリーム(同系配合馬でヘイルトゥリーズン4×4の近親クロスを持つ)

2着 ナリタポセイドン(母マチカネハツシマダのBBLP=10:(4,4,2))

3着 エタンダール(母自身に全きょうだいクロス4×4の近親配合あり)


 当日京都5Rのローゼンケーニッヒに続き、またも「父シンクリ×母父サンデーS」の“見た目配合”となる馬が勝利。まあ、ミルドリームの場合は母ミルフィオリがフジキセキの全妹にあたりますので、通常の「母父サンデーS」とは少々異なる目線で見ておいたほうが良いと思われます。

 5RがノーザンF生産馬のワンツー、そしてこちらのレースが社台F生産馬のワンツーということで、いやはや、分かりきっている構図とは言え「またしても?」という印象しか浮かばない感じですね・・・。

 今回の上位3頭はいずれも前走福寿草特別で馬券圏外に去ってしまった面々。そのレースの勝ち馬サイレントサタデーも「父シンクリ×母父サンデーS」ですので、今年の3歳世代においてはヤケにこの「見た目配合」が躍進してきそうな気配です。

 さて、この日の土曜は個人的に一切の競馬予想をしておらず、夜になってからレース内容をチェックするだけの日ではありましたが、ナリタポセイドンに関しては前走10着に惨敗した後であっても、「次走で人気にならないのであればむしろ好都合」というコメントを回顧記事で述べておりましたので、今回巻き返してみせた結果には思わず「ナイス!」という感じでしたね。

 ダークシャドウの半弟にしては人気になりにくいのがやや不思議にすら思えるものの、ナリタポセンドンは今後も緩やかにではあってもOPクラスの馬へ確実に成長していけるのではないかと推察しています。

 今回のレースもそうですが、このところ、周囲には4代以内の近親クロスを持つタイプや、母馬自身が4代以内の近親クロスを持つことでの「活躍度」につなげているケースが数多く見受けられます。

 けれども迂回血ラインの有効性というものは、そういう近親配合などにほとんど頼らない血統背景であっても、同等の活躍度を示すことが出来ている、というところに如実に表れていると思います・・・。


 一方新馬勝ちして以来、その後1度も連対出来ていないエタンダールは今回も1番人気で3着。上記で母自身に全きょうだいクロス有り、としていますが、あえて平仮名で「きょうだい」とするのには当然理由があります。

 サドラーズウェルズの母の母が名牝Specialで1969年生まれ、その1つ年下となる全弟がThatchという馴染みの薄い種牡馬。その父はForliでハイペリオン直系となります。

 同一祖先のクロスはTARGETの血統表でもお約束として当然表示されますが、エタンダールの母ミスペンバリーの場合も、Forli 5×5、Thong 5×5の表記(即ち、姉と弟の両親)しか備考欄に示されないので、うっかり見落とすとこういう全きょうだいのようなケースでの近親クロスには気付かないままになりがち、ですね・・・。

 まあ、グダグダと述べましたが要するに、母のミスペンバリーについてはBBLPでの考察が不向きなタイプです、と言いたいわけでして(苦笑)。

 こういう、効果のほどが読みづらい全きょうだいクロスなどがあると、エタンダールの先行きについても不透明感が消えないというか、同じ厩舎にいる全兄クリサンセマムのように「鳴かず飛ばず状態」に陥ってしまうのかも?という懸念がどうしてもつきまとう感じですね・・・。


 3番人気で8頭立てのブービー7着になってしまった、

ハランデール(母ベラドーラ2のBBLP=11:(3,1,7))

 前走の新馬勝ち後の回顧では、「次走以降にも要注目」としていたのは確かで、今回の結果を受けても母ベラドーラ2に対する、「芝重賞級の仔を産む確率の高い繁殖牝馬」であるという見解は微動だにしません(笑)。

 ただ、ハランデールの父であるHalling(BBLP=4)についての考察が不十分でした。

 この父はミスプロを経由しないネイティヴダンサー系種牡馬となりますが、ファラリスの直系であることには変わりないので当然、「迂回血ライン継承度」の優劣が反映されます。

 2010年を過ぎた今、ファラリス直系となる種牡馬たち(即ちネアルコ直系種牡馬全般、およびネイティヴダンサー系(ミスプロ系を含む)種牡馬全般)の存在意義において、BBLP=10未満となるタイプはBBLP=10以上を持つライバルに対し、かなり苦戦傾向になっていくであろうと推察しています。

 事実、2012年初頭から早くもキングカメハメハ(BBLP=11)、および2世代目の躍進がすざまじいディープインパクト(BBLP=12)の両巨頭の活躍を挙げるまでもなく、ハーツクライ(BBLP=9)やクロフネ(BBLP=9)などが単発では数頭の大物産駒を出せても、こと「層の厚さ」においては既に遠くおよばない状況です。

 そういった状況下の中で、スプリント路線に特化することで存在感を増したサクラバクシンオー(BBLP=5)や、堅実なレース運びを見せる産駒の多いロージズインメイ(BBLP=5)などのように、相対的に見てBBLPがかなり低いファラリス直系の種牡馬たちは、やはり「クラシックディスタンス=中距離路線」におけるG1級の活躍はほとんど望めないのです。

 つまりハランデールの場合、母のベラドーラ2については十分に評価できるが、父については少々、「中距離路線」での活躍に関しては足枷となりうる、というように考えられます。

 早い話が2400mはさすがに長かった、ということですね(苦笑)。

 まあ、2000mあたりに戻れば、父のスピード要素オンリーに対し母の資質が優位に機能するはずなので、巻き返しは十分可能ではないか?、というところでしょうか・・・。

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blood_max at 22:28|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察 

2012年01月30日

3歳戦 備忘録(16)

 地味な内容の記事更新が続きますが(苦笑)、いつも当ブログをご覧頂きまして誠に有難うございます・・・。m(_ _)m

 今週末にはようやく3歳重賞きさらぎ賞とOP特別のエルフィンSが控えており、血統考察のやりがいがある番組の登場にほっと安堵のタメ息が(笑)。


1/28 京都5R 3歳未勝利(芝1800m)

1着 ローゼンケーニッヒ(同系配合馬でヘイルトゥリーズン4×4の近親クロスを持つ)

2着 エボニーナイト(母メインスルーのBBLP=7:(4,1,2))

3着 レッドヴァージン(母LafirmaのBBLP=11:(10,0,1))


 勝ち馬は言うまでもなくローズキングダムの半弟となるわけですが、こちらは父がシンボリクリスエスとなるので同系配合馬の扱いとなり、母ローズバド(BBLP=10)の存在感よりもローゼンK自身が持つヘイルトゥリーズン(4×4)の近親クロス効果をまず優先して考察するタイプ、となります。

 まあ、この「父と母父」の配合がようやく陽の目を見るような傾向になりつつあるものの、アルフレードにしろローゼンKにしろ、ノーザンFの思惑通りにこのまま出世街道を驀進できますかどうか・・・。

 個人的には兄ローズキングダムに向けてきた目線とは若干異なる、やや冷めた眼差しをこの弟には向けることになってしまいそうですが(苦笑)、どこまで強くなれるのか、興味は当然ありますね・・・。


 2着には、父にとって3頭目の孝行息子となれそうか?という感じのサムライハート産駒エボニーナイト。きさらぎ賞には同父の産駒、ローレルブレットにプレミアムブルーが出走予定です。

 父にとっては思わぬ望外な出世?などと言ってしまっては失礼千万、でしょうかねー・・・。いやいや、さすがはエアグルーヴの血を引くだけあって、マイナーな繁殖牝馬との配合でも重賞にエントリーできる産駒を同時に2頭も出せたわけで、今後、サムライハートの種付け頭数はかなり増加していくのではないかと。

 ここまではマイナーな繁殖牝馬とばかり配合されているようですが、配合牝馬の質が上がれば、BBLP=11となるサムライハートにとっても産駒の活躍の芽は当然もっと増えてくるのではないかと思われます・・・。


 3着には牝馬のマル外馬。父はややマイナーなミスプロ系でフォーティナイナー直仔となるDistorted Humor(BBLP=5)という種牡馬。この父はG1勝ちがあったわけではなく、G2勝ちがある程度ですがフォーティナイナー直仔ということで種牡馬入り出来たんでしょうね。
(まあ、こっちもサムライハートみたいなもんか・・・笑)

 個人的にはこの父よりも、母父であるジャイアンツコーズウェイ(BBLP=12)のほうに当然、ポテンシャル顕現の源がある、と考えられます。

 Gコーズウェイを単体考察してみますと、その父ストームキャット(BBLP=4)+母父ラーイ(BBLP=5)+3代母Imsodear(BBLP=3)という迂回血ラインの継承で、トータルではBBLP=12の種牡馬です。

 ディープインパクトと数字の上ではまったく同じBBLPの種牡馬、ということになりますね。まあ、Gコーズウェイのほうは欧州を代表する「世界的に見てトップレベルの種牡馬」という立場ですが。

 産駒には仏ダービー馬シャーマーダルをはじめ、G1勝ち馬を何頭も輩出しています(日本での代表産駒としては当然、エイシンアポロンが筆頭格)。
 
 ただ今回はレッドヴァージンの「母父」となり、ミスプロ系種牡馬との「配合相手の父」であるという見方をすれば、Gコーズウェイの血統背景に含まれるシックル経由のラインが2つ存在するのが問題となります。

 ミスプロ系種牡馬(即ちシックル直系)の産駒に適用されるルールにより、その2つラインを迂回血とはみなせずに除外することになるので、母父のBBLP=10として上記のように算出しています。

 まあ、やはり気になるのは母Lafirmaの持つ血統ポテンシャルが、ほぼGコーズウェイのそれに偏りすぎていることでしょうかね・・・。バランス的に、どうしてもムラっぽさを醸し出しているような・・・(苦笑)。

 今回は牡馬相手でしたので、やはり牝馬は牝馬同士のレースでどうなの?というのを見ておきたいところ。次走が牝馬戦とは限らないでしょうが、とりあえず次走も注目してみたいですね。

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blood_max at 22:33|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察 

2012年01月29日

3歳戦 備忘録(15)

1/28 東京5R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 アルディートプリエ(ミスプロ4×3の近親クロスを持つ)

2着 ハーモニー(母スウィートウィンのBBLP=11:(5,3,3))

3着 エバールージュ(母エリザベスローズのBBLP=4:(3,0,1))


 個人的に次走で注目したいのはやはりハーモニーとなりますね。持ち込み牝馬の仔でマル外馬となりますが、ストリートクライの産駒はなかなか日本への導入が少ないので、ハーモニーの活躍がどの程度になっていけそうか、しばらく追いかけたいと思います。

 ハーモニーにとってマイルはやや短く、芝1800〜2000mのほうがこの父母の配合を活かせるのではないかと推察します。また、牡馬相手に3戦して惜しい内容ですので、牝馬限定戦での内容が見ておきたいところ。


 2番人気5着のディープインパクト産駒、

リバーオリエンタル(母メジロダーリングのBBLP=9:(6,1,2))

 こちらも、マイル戦はやや不向きに映りますね。1800m以上への距離延長がいいのではないかと推察します。


1/28 東京9R クロッカスS(芝1400m)

 こちらは本来、このブログでは事前考察&回顧の対象とはしていない1400m戦なのですが、ジュニアCで注目していたオメガホームランが1番人気で惨敗してしまったので、少し言及を。

 まず、個人的には「距離延長で結果を出してもらいたい」という評価をしていました。

オメガホームラン(母ダンスーズデトワールのBBLP=11:(2,5,4))

 元々、過去記事においては母父であるハイエストオナーに懸念材料があるかも?としていましたが、距離延長の舞台(芝1800m以上の距離)で連対できるような内容であればメドが立つのではないか、としていました。

 ところが陣営の判断は距離短縮という選択。まあ、外野がとやかく言えることではないので(苦笑)、そういう決断をした以上結果がどうなるかに注目していました。

 案の定というか、全く持ち味が出ない内容で惨敗を喫してしまいましたね・・・。

 安田厩舎といえばカレンチャンにロードカナロアと、スプリント路線の今後を左右する有力馬を抱えるのですが、ダイワメジャー産駒ということでオメガHにもそういう期待があったんでしょうかねー・・・。

 今後、オメガHに対しマイル以下の距離に固定して使うつもりなのであれば、個人的には追いかける対象からは外したいと考えます。

 「1度でいいから見てみたい、オメガHが千八走るトコ。byうたまるデス」なんてね・・・(少々古いか、苦笑)。

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blood_max at 22:56|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察 

2012年01月28日

3歳戦 備忘録(14)

 今週もまた3歳重賞の谷間(苦笑&トホホ)。2歳馬&3歳馬の「未知なる血統面」への考察を主眼に置いている当ブログといたしましては、ネタ切れに悩む週となりますね・・・。

 当ブログの基本姿勢は・・・、

・ダート戦の血統考察は99%やらない

・芝レースにおいても基本は良馬場で、かつ「マイル以上」の距離体系でのみレースを考察(スプリント戦はG1戦のみ考察)

・古馬中心の芝重賞は、G1戦以外はブログでの考察はしない(ウマニティへの予想登録はやっていますが)

 こととなっております。然るに先週&今週のような番組構成は筆者にとって「甚だイタイ状況」が続いている、ということになるわけですが、それでブログ閲覧者数が減り、にほんブログ村のランキングが急降下するとしても、この基本姿勢を改めるつもりはありません。

 ブログの認知度は少しでも上げておきたいけども、ランキング順位には拘っていないという、かなり矛盾したものに映るかもしれない心境にあることは確かですが、今のまま孤高を貫きたいと思います・・・(苦笑)。

 
1/22 中山9R 若竹賞(芝1800m)

1着 バンザイ(母プロフェシーライツのBBLP=11:(5,4,2))

2着 エネアド(母自身は同系配合馬で、かつノーザンダンサー4×4の近親クロスあり)

3着 ピタゴラスコンマ(ノーザンダンサー4×3の近親クロスを持つ)


 勝ち馬に関しては現状、2戦とも逃げ切り勝ちということで馬場状態がどうあれ、たまたま戦法的に奏功しているだけとも受け取れます。こういうタイプの場合やはり、「逃げが打てない時はどうなのか?」という懸念は出てくるので、このまま「逃げ馬」の立ち位置を一貫して行くのか、逃げ以外の戦法を試しても結果を出せるのか、もう数戦は様子を見たいと思いますね。

 エネアドに関しては個人的に「興味が持てない」配合のタイプ、となります。配合相手の繁殖牝馬がノーザンダンサー経由の血を「コテコテに強調するタイプ」の場合、大抵の種牡馬はその「大種牡馬」の血の威光&恩恵に与って、産駒はある程度の出世をしていけます。

 ですがディープインパクトの場合にはそういう、「その他大勢」の種牡馬たちと同じような配合をやっても、あまり意味はないと感じるんですね、誤解を恐れずに言えば。

 全くの異系要素しか持たない、リアルインパクトの母トキオリアリティーのような牝馬を相手にG1馬を出してしまうところに、ディープインパクトの「本当の凄さ」があると思いますので。

 偉大なるサンデーサイレンスにしても、「父系以外からは一切、ネアルコ血脈の継承がなかった」という、最大の存在価値がそこにあったと思われますし、現に、「ネアルコ血脈の少なさ」がアドバンテージとなって、サンデーS系種牡馬たちの活躍があるわけです。

 ネアルコ血脈の継承がかなり多いリンカーン(計9ラインで継承)が、際立った産駒の不振ぶりを示していることも、正にその方向性の証左と言えるものでしょう。

 「他とは違う」特徴を持つことでG1級の強さを発揮することが、「血統」が連綿と受け継がれていく為の根本的な条件ではないだろうかと、私は常々思考しつつ考察を続けています・・・。

 さて、個人的に◎には漠然とした「重馬場適性」がありそうなジャンポケ産駒ということでピタゴラスコンマにしましたが、単勝ゲットはならず複勝とワイド2点が的中したのみ(苦笑)。

 まあどのみち不良馬場での決着なので、どの馬も次走以降の良馬場での内容を指針にしたほうが良さそうなのは確か、と言えそうですね・・・。

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blood_max at 12:09|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察 

2012年01月26日

3歳戦 備忘録(13)

1/21 京都9R 若駒S(芝2000m)

1着 ゼロス(母サムソンフェアリーのBBLP=9:(4,1,4))

2着 ワールドエース(母マンデラのBBLP=8:(2,3,3))

3着 ヤマニンファラオ(ノーザンダンサー4×3の近親クロスを持つ)


 ・・・。5頭立て、という時点で予想する気も起きませんでしたが、レースリプレイを観ても「コース調教かっ!?」という感じでタカ&トシ的なツッコミを入れたくなる映像(苦笑)。

 連闘で臨んだゼロスが先手を奪うとそのまま押し切り、重馬場の典型のような展開。ワールドA陣営からしてみれば、賞金加算の目論見が潰えた結果となりましたが、すんなり次走で勝ち上がれるのかどうか・・・。

 これだけの少頭数で勝ち切れなかった誤算があとあとに響いてこなければいいのですが。


1/22 中山5R 3歳未勝利(芝1600m)

1着 コスモトゥルーラヴ(母自身にミスプロ2×4の近親クロスあり)

2着 アクアライン(ミスプロ4×4)

3着 アポロドーロス(母自身にダマスカス3×4の近親クロスあり)


 不良馬場での決着。まあ、こういう馬場状態では前づけが必須とも言えるはずですが、連対馬2頭はセオリー通りの好位追走で結果につなげました。

 一方のアポロDは3コーナーまで後方10番手あたりで、マクリ気味に4コーナーでは6番手まで進出、この馬場で上がり3Fがメンバー最速となる36秒6を計時しての馬券圏内。

 前走1月8日の中山5Rで2着になった時にも一応分析していましたが、やはりミスプロ系の父にダマスカスの血を持つ繁殖牝馬の配合は、かなり奏功する確率が上がりますね。まあ、渋った馬場が合うだけのような気もしますが(苦笑)。


 1番人気で6着に敗れたのが、

アンスポークン(母自身にノーザンテースト3×4の近親クロスあり)

 全姉のカルマートが紫苑Sを勝っているものの、その戦績は総じてムラのある内容。妹のほうも今回はさすがに馬場が合わなかったという感じでしょうが、良馬場であっても何となく安定感を欠くような配合なのかな、と。

 牝馬限定戦の良馬場での走りを再確認しておきたいところですね・・・。

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blood_max at 23:40|PermalinkComments(0) 3歳馬 考察