2014年03月21日
フラワーC 回顧 & 若葉S 注目馬
フラワーCではいかにも中山向きといった感のゼンノロブロイ産駒2頭が連対。走られてみればやっぱりそうか〜、なんて思ってみてもあとの祭りですな(>_<;)。
勝ったバウンスシャッセは桜花賞に目もくれず、皐月賞に参戦するとのこと。当然、賞金不足の牡馬が抽選に望みをかける出走枠そのものが減ることになり、例年に無いパターンでアオリを食らうケースもあろうかと思います。
同着2着の2頭、マイネグレヴィルとパシフィックギャルも桜花賞には向かわず、あえてオークス直行との意向のようで、今年は少々、イリーガルな事態と言えそうですね・・・。
3/21 中山11R 第28回フラワーC(芝1800m)
1着 バウンスシャッセ(母リッチダンサーのBBLP=8:(5,2,1))
・RRP:140=128+3+9
2着 マイネグレヴィル(同系配合馬)
・RRP:144=128+8+8
2着(同着) パシフィックギャル(ミスプロ4×4)
・RRP:143=128+7+8
勝ち馬はこれが重賞初制覇で、2着馬の2頭は共に2度目の重賞2着となる結果。上記のレース実績ポイントにおいては、着順との逆転現象が起きていますが、あくまでも過去の実績通りに獲得したポイント値を加算しているだけですので、「どちらが強いor弱い」の尺度を求めるものではありません。念のため。
まあ今回の上位3頭それぞれの陣営も、ハープスター以下の王道路線組の強さは重々承知しているわけで、あくまでマイルG1戦と中距離G1戦における「向き不向き」を勘案しての、次走をどうするかの決断なんだろうと。
ただ、桜花賞候補がどれだけ強力だろうと、そこにあえて挑む他の陣営の気概とか、心意気のようなものを見せる姿勢に欠ける状況というのは、競馬ファンとしては少々寂しい感じですね。
ビジネスライクに徹するとなれば、折角出走権を得た桜花賞であっても掲示板程度に善戦するだけじゃ嫌だ〜、ということなんでしょうかね、陣営にとっては・・・。
事前考察で個人的に注目した2頭はあえなく着外に敗退。残念ながらそれが今の実力ということではありますが、東京や京都外回りなどのコース替わりでの巻き返しがあるか、今後とも見守っていこうと思います・・・。
では引き続き、若葉Sの注目馬を。
3/22 阪神11R 若葉S(芝2000m)
2.サウンズオブアース(母ファーストバイオリンのBBLP=11:(6,1,4)だが・・・)
・RRP:127
先日にようやく、未勝利を脱出。馬主サンが著名な人物だけに、デビュー前からそれなりに注目を浴びていた模様ですが、個人的には馬主が誰だとか、競馬マスコミがどう扱うとかに関係なく、「母自身のBBLP」で優先考察可能な、「近親クロスに頼らない配合を持つ」ようなタイプを常に着目することにしております。
この馬が1番人気の立場の2戦目で負けた相手はサトノロブロイ(9番人気)で、ミスプロ(4×4)のクロスを持ちZロブロイ産駒の活躍傾向によく見られる配合パターンの馬でした。
その時の備忘録記事で、「いずれサトノロブロイとの再戦の機会がやってくるといいのだが・・・」と記述しました。Sロブロイは弥生賞で7着に敗退してしまったので、サウンズオブアースがもし今回出走権を得るとしても皐月賞で再戦の可能性は低くなりましたが、また対戦する機会も出てくるでしょう。
さて、SOアースの母父はディキシーランドバンドですが、この種牡馬についてはかなり以前、2010年の札幌記念の事前考察記事で注目馬としたアクシオン(7番人気3着)の母父として、かなり詳細に検証していたかと思います。(アクシオンは2011年の札幌記念でも2着)
ノーザンダンサー直仔という立場で、BBLP=6という値を得ているのはディキシーランドバンドぐらいのものであり、ハイペリオンを主体とした底力継承度という意味では群を抜く要素を持つタイプでした。
ディープインパクトの母父、アルザオもBBLP=6を持つノーザンダンサー系種牡馬ですが、アルザオはリファールの直仔であり、そこがDランドバンドとの大きな相違点となります。
まあ端的に言って、世間一般における血統評価の目線でも、Dランドバンドは「母父として優秀」という意見・見解が大勢を占めていることと思います。
ですがこのブログでは、一体何を根拠として「母父として優秀なのか」を、明確に主張するのが重要だと考えます。そのために用いているのが「迂回血ライン継承度(=BBLP)]の考察手法です。
などとツラツラ言ってみたものの、母のファーストバイオリン自身には「ネアルコの血量が最上位」となる懸念材料の要素も、残念ながら持ってしまっています(苦笑)。
今後、サウンズオブアースが勝ち続けていってくれれば何も言うことはないのですが、もし微妙に負ける競馬を続けて出世にかなり手間取ってしまうようなら、「母の持つ、隠された懸念材料」が作用しているとの判断を下すことになりますね・・・。