クイーンC 回顧共同通信杯 回顧

2014年02月23日

第48回共同通信杯 注目馬

 フェブラリーSの馬券は買わなかったのですが、最低人気のコパノリッキーが勝ってしまったようですね。まあ元々今回の4歳馬たちの中ではベストウォーリアやソロルを軽〜くひねっていた経歴の持ち主であり、近2走の不振から立て直して見せた陣営の手腕もお見事。

 やはり、競馬というのは4歳〜5歳の充実期を迎える馬に活躍してもらい、高齢馬を追いやるぐらいの状況でないと面白くないですね。芝・ダートを問わず、若い世代が競馬をどんどん活性化させていって欲しいと思います・・・。

 というわけで若駒主体に血統考察するこのブログとしても、「能力が未知、もしくは不安定」な段階でこそ、その馬の持てる能力を推し量る作業を行い、4歳以降の活躍度を事前に「察知」する意義を今後とも追求していきたいですね。

 まあ芝レース出走の馬しか考察対象にしないので、ダート好きの方々にとっては「用無し」のブログではありますが(苦笑)。


2/24  東京11R 共同通信杯(芝1800m)

1.ハギノハイブリッド(母ハッピーペインターのBBLP=10:(3,4,3))

 この馬の母が産んだ半姉3頭はいずれも下級条件馬のまま推移し引退。4番目の仔であるハギノHが初の牡馬ということで、少しは状況が変わるかな?という視点で注目したいと思います。

 父のタニノギムレット(BBLP=4)はグロースターク(3×4)の近親クロスを持っていることで、自身の活躍と共にウオッカの登場に結びつけましたが、産駒全体の活躍度で言えば同じロベルト系のライバルであるシンボリクリスエス(BBLP=8)に種牡馬実績で大きく見劣る状況となって久しいですね。

 大物産駒の出現こそ少ないものの、Sクリスエスはコンスタントにコツコツと活躍する産駒の豊富さでリード。一方のTギムレットは自身の持つクロス要素が常に産駒に奏功するとは言えず、BBLP=4という値で種牡馬成績を分析していくほうが現在の実績に対して的を射た考察が可能だと判断しております。

 ハギノHについても、デビューから3戦はややモタついた内容ばかりでしたが、これまでの全5戦中メンバー最速の上がりを計時すること実に4回。

 徐々に馬体に身が入って「芯」と呼べるものが備わっていけば、父よりも母自身の持つBBLP=10の奏功によりいずれは重賞級に開花するかもしれません。

 まあ今回いきなり、イスラボニータを負かせるとはさすがに思えないですが、掲示板以上の内容がもし示せるようであれば、個人的には今後とも継続して見続けておきたい馬ですね・・・。


4.ローハイド(母アドアードのBBLP=10:(8,2,0))

 全5戦で2着が3回と、典型的な「善戦マン」となっていってしまいそうな気配ですが、この馬も1つ、何かきっかけを掴むような走りの内容が今後示せれば、活躍するディープ産駒たちへの仲間入りも可能だろう、と。

 母のアドアード自身は5代アウトブリードの血統背景で、その点に関しては良いものの、母の父ガリレオの血統背景においてはネアルコの血量が最上位タイ、という事実が少々、気にはなるところ。

 今後とも善戦マンのまま勝ちあぐねる状況が続くようなら、母父ガリレオの所為にしてしまおうかな〜、なんてね・・・。


7.イスラボニータ(母イスラコジーンのBBLP=6:(2,1,3)だが異系アシスト有り)

・RRP:147=126+7+5+9

 レース実績では上記のポイントを示すまでもなく、断トツ。まあここも通過点なんでしょうかね・・・。

 東スポ杯2歳Sの勝利以来ということで、仕上がり具合が気になるところですし、陣営も何が何でも勝つ、というような意気込みで臨むのかどうか。

 まあ1週予定がズレたことが影響するのか、しないのかも含めて、単なる早熟で完成度の高さで勝っていただけなのか、相手が強化されても問題なく一蹴するだけのレベルにあるのか、というあたりに集約されますかね。

 前走の回顧記事でも述べたとおり、イスラボニータ自身にはインリアリティ(4×5)という異系種牡馬のクロス要素があります。この要素は重要ですね。

 何故ならインリアリティという存在はファラリス直系の子孫全体にとって「完全異系」となる立場であり、通常ならば考察としてスルーするはずの(5×5)、(5×4)、(4×5)のクロス形態であっても異系の場合には扱い方が全く異なるからです。

 また、カテゴリ記事の「種牡馬 単体考察」のシリーズにおいてフジキセキの持つ特徴について既に取り上げているとおり、フジキセキ自身は配合相手の牝馬に異系マンノウォー直系のラインが色濃く存在する場合に、「異系アシスト」を得られる、として記述しております。

 インリアリティ自身はまさしく、その異系マンノウォー直系の種牡馬ですので、このケースに限っては(4×5)のクロス形態であっても無視できないものとなるわけです。

 この「フジキセキ特有の異系アシスト」については、何もイスラボニータのような馬が登場してきたあとで取ってつけたように言っているわけではなく、ブログを開設した初期の段階で既に表明していたことですので、そこはこのブログの元々の主張に基づいていることを明記しておきます・・・。

 ともあれ、単に早熟ではないことを願いますし、個人的にはマギレの多い中山での皐月賞に固執するよりも、NHKマイルCから日本ダービー、という路線でもいいのかも、と思う次第。

 まあそこは陣営の判断することなので今後の状況を見守るしかありませんが・・・。


 さて、ローハイド以外のディープ産駒3頭に関してはそれぞれに母の産駒実績が既にありますし、個人的には何度も事細かに言及するまでもない人気サイドの面々なので割愛対象とします。

 イスラボニータと彼らで上位形成されてしまえば、その時点で穴党の目論見も虚しく、堅い決着となるのはミエミエですしね・・・。 



blood_max at 23:42│Comments(0) 3歳馬 考察 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
クイーンC 回顧共同通信杯 回顧