2010年04月10日
桜花賞 出走馬分析
昨年は桜花賞の1〜3着馬がそのままの形でオークスの結果にもつながり、上位馬の力量が浮き彫りになった年でしたが、今年は一転して大混戦模様。予想を的中させるのは困難を極めるでしょうが、それだけ予想しがいのあるパターンでもあるわけで、望むところですね。
さてこのブログでは2度目の考察となる迂回血ラインによる桜花賞・各馬分析。常に考えているのは、今回のみの考察ではなく、「その先々」を見据えた上での血統評価をしておきたい、という部分です。
たとえ馬券が当たらない場合でも、先々につながる見解が現時点で正しく導き出されていれば、個人的にはそれで「良し」とします(苦笑)。あしからず。
1.ショウリュウムーン(母ムーンザドリームの迂回血ライン数=設定せず)
この馬はノーザンダンサー経由の血のラインを父と母から合計で5つ受け継ぐという、かなり血統的に偏った依存度の持ち主で、非サンデー系の種牡馬が芝重賞級の活躍馬を出すための条件が、このような形になる事を示唆するのであれば、トライアルの勝利はフロックではなく、恒常的な活躍につながるものと受け止めるしかありません。(まあ母の父系はサンデー系、でもあるわけですが)
私は重賞で連続好走するのは懐疑的に捉えていますが、このブログではしばしば、私が懐疑的な評価をした馬が激走しているので、参考にはなるかと(苦笑)。
2.ギンザボナンザ(母アルウェンの迂回血ライン数=7)
この馬が前日段階で11番人気とは、競馬ファンも「移り気」な方が非常に多いようですなあ。私はショウリュウムーンよりもよっぽど狙える馬じゃないかと思うのですが(笑)。
確かに、将来的にもマイラーの域を出ない感じの母のポイントではあるのですが、ここはそのマイル戦。少なくとも、掲示板には近い実力を今回も示せるのではないかと思います。
3.アプリコットフィズ(母マンハッタンフィズの迂回血ライン数=11)
まあ、母がマンハッタンカフェの全妹という、誰もが非常に分かりやすい血統の特徴がある故、迂回血ラインを用いての見解が「霞んでしまう」のも否めませんけど、常々、「迂回血ライン数=10以上の母馬」を、芝の重賞(特に1800以上の距離の重賞)で重要視する、という研究内容を具現化させる上では、格好の存在でしょう。
けれども、別に母が「何々の全妹」だとかどうとかいうのは、本来、意に介する必要が全くないのです。私の場合は・・・。むしろ、それが分かりにくい血統の母馬であればこそ穴要素大、なので、本当は理想的なんですけどね。
4.コスモネモシン(母デュプレの迂回血ライン数=13)
フェアリーSで◎にし、各馬券を大的中できたことは今年最大の収穫でした。ただその時は、この馬の持つヘイロー(3×4)の「奇跡の血量クロス」が、同様のクロスを持つヴィクトワールピサのように「発動」する可能性を感じて、という事前の見解でした。
今回はあえて、母デュプレの持つ資質の高さを提示しておきます。ただし、ヘイローの強めのクロスは、気性面では不安要素となりかねない部分も過去の例には多々あるので、「諸刃の剣」的な配合である事も否定はしませんけれども。
5.モトヒメ(母ケイシュウプライムの迂回血ライン数=設定せず)
この馬はショウリュームーンと系統こそ異なるものの、ノーザンダンサー経由の血およびネアルコ経由のラインに過剰に依存する部分では相当似ており、ショウナンカンプ自身についてはなかなか見どころがある種牡馬だと感じるにしても、この産駒は配合的にやや疑問ですね。
6.ワイルドラズベリー(母ディアアドマイヤの迂回血ライン数=14)
出走馬中最大の「母のポイント」を持つのがこの馬。過去にはレジネッタの母馬の値がやはり14というものでした。まあ、母父サンデーSでもあるわけで、穴狙いに指名する輩は結構いるはずです(笑)。
ただ、父がファルブラヴというのがやや懸念材料。というのも配合相手がサンデーSの娘だと必然としてアルマームードのクロスが発生するので、気性難要素が隠れているはずだからです。
マイルよりも、1400m以下でなら気性の前向きさで活躍する可能性も考えられますが、今回好走できるかどうかで、その血統解釈も大きく左右されることになります。
7.タガノエリザベート(母ストレイキャットの迂回血ライン数=8)
ファンタジーSでは8番人気でしたが、◎にし大的中。阪神JFも4コーナーでドン尻の18番手から最速上がり(34秒0)を繰り出しての6着。人気を今回落としているのは、穴党にはむしろ好都合なのではないでしょうか。(ベッラレイアのような勝ち切れなさも今後つきまとうでしょうけど)
これがオークスの場合、母の8ポイントではやや評価を下げるところですが、マイル戦は願ってもない理想の条件。私の設定した底力先祖に連なる、バックパサー(5×5)のクロスを有するのもスピードの有効性を発揮するには魅力大です。
8、オウケンサクラ(母ランフォザドリームの迂回血ライン数=5)
母父がリアルシャダイということで、一般的な血統評価では中距離以上に向くハズ、という見解が多数を占めるでしょうが、迂回血ラインの見地からは逆に、5ポイントでは中距離以上での芝重賞には不十分、となるので、今後、その見極めが正しいかどうか、この馬にはずっと注目してみたいと思います。
今回はマイル戦。1800m戦で2勝しているものの、本質的にはマイル戦が合っていると感じますので、今回人気サイドですが嫌う材料はないですね。サンデー系種牡馬やノーザンダンサーの血に頼る血統が幅を利かせる中、バゴという種牡馬もなかなかいぶし銀的な存在。
オウケンサクラ自身5代アウトブリードの配合で、好ましい血統背景ですので、どこかで勲章を手にするといいですけどね。
9.アパパネ(母ソルティビッドの迂回血ライン数=6)
母馬のポイントからは、マイル戦で勝たなくてどこで勝つ?という感じなので、ここは勝っても不思議なく、まあ馬券がつまんねえなあ、というだけです(笑)。
ただ、ここで勝ったとして、将来的にもマイラー(ヘタをするとスプリンター化する懸念も)でしょうし、オークスで狙うことは個人的にはないです。もし、オークスでも馬券になる場合でも、ローブデコルテ(母Color of Goldの迂回血ライン数=6)のような感じに受け止めます。
将来性は感じない、ということですね。いずれにせよ・・・。
10.レディアルバローザ(母ランフォーローズの迂回血ライン数=11)
アパパネとは逆に、同じキンカメ産駒でも中距離対応が十分可能な血統背景の母を持ちます。ただ、陣営が1400m戦中心に使ってきているので、その辺は馬が成長する上では懸念材料です。
またこの馬の最大の特徴は以前述べたとおり、The DancerとKazadancoaという、全姉妹クロス(4×4)(父はGreen Dancer)があることで、そこが面白いといえば面白いでしょうね。
11.エーシンリターンズ(母エイシンサンサンの迂回血ライン数=7)
この馬も大物感こそ欠けますが、マイル前後のレースでは今後もそれなりの活躍があることでしょう。まあ、その程度の見解しかないですが。
12.ステラリード(母ウェルシュステラの迂回血ライン数=設定せず)
本来、この馬の母のポイントは13と高いものですが、同時に母はノーザンダンサー(4×3)のクロス配合も持ち、相手のスペシャルウィークにもノーザンダンサー経由の血があることで、傾向がノーザンダンサーに由来すると思しき特徴に偏ってしまいました。
評価としては非常に難しい馬です。配合としては、この母はノーザンダンサーの血を持たないサンデー系種牡馬(マンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、アグネスタキオン、フジキセキなど)との配合の方がベストで、好結果が期待できるはずです。
せっかくデビュー序盤は素質の片鱗を見せていただけに、ここに至る経緯を見る限りは、ノーザンダンサーの血の影響力が悪いほうに導かれたなあ、という印象ですね・・・。
13.アニメイトバイオ(母レーゲンボーゲンの迂回血ライン数=11)
当初から好素材として見てきました。アプリコットフィズ同様、母のポイントはマイラーで終わる感じのアパパネなどとは好対照です。
確かに、マイルという距離ではポテンシャルの差が出にくく、マイラーとしてのアパパネが優位かもしれませんが、将来性の観点からはエリザベス女王杯などでも十分に期待できる配合でしょう。
今回、前日夕方の段階で6番人気というのは意外すぎますが、オイシイ馬券になってくれるのであれば、むしろ歓迎すべきですなあ。
14.ジュエルオブナイル(母レディオブチャドの迂回血ライン数=11)
この馬の場合も、ステラリードと似たような評価ができます。本来中距離対応が可能な母であっても、「父デュランダル」というイメージだけが先行してしまい、それが陣営の方針にも影響してしまっているのが残念です。
中距離対応を念頭に置いた調教、レース選択がなされていれば、この馬ももう少し活躍の場が広がった可能性が高いのですが、仕方ありませんね・・・。
15.サウンドバリアー(母スリーピングインシアトルの迂回血ライン数=7)
前走フィリーズRで見解を述べた際は,距離短縮であれば、ナスルーラ経由のラインが計6つあることによる「スピード強調型配合」が活きる可能性もある、というものでした。
マイルはギリギリ活躍可能な距離でしょうけれども、後ろから行く場合の馬としては、タガノエリザベートほどの破壊力はないのではないかと感じます。
16.ラナンキュラス(母ファレノプシスの迂回血ライン数=7)
私がこのブログで「母父ブライアンズタイム」に懐疑的な見解を載せた途端、スリーロールスが菊花賞を勝ったり、先週は産経大阪杯でテイエムアンコールが勝ったりと、まるでブライアンズタイムに私の見解が届いて、「何をっ!、今に見てろよー」とでも言っているかのよう(笑)。
まあ、この馬にもその「母父」から強力なテレパシーが飛んでいるやも知れず、迂闊なことは言えませんなー。
見解を曲げるつもりはまだまだありませんが、もっともっと実績を上げないとね。父としてと、母父としての比較では、あまりに「芝重賞級」を出す場合においての活躍度に開きがありすぎますから・・・。
17.シンメイフジ(母レディミューズの迂回血ライン数=12)
新潟2歳Sを勝った当時は、このまま、単に早熟なだけではないということを3歳以降も示せれば相当な器、という見解を出していました。
けれども体調面の不具合は如何ともしがたく、ここまでは順調度を欠きそれを示すことが出来ませんでした。
今後、ずっと好結果を導きだせるようであれば、迂回血ライン研究のスタンスからは嬉しいのですが、とにかく頑張って欲しいと思います。
18.プリンセスメモリー(母リトルブレッシングの迂回血ライン数=11)
この馬もショウリュウムーンに近いと言えば近い血統背景ですよね。父はミスプロ系で、母父はサンデーS2世種牡馬。
けれども、やはりこの馬の場合、5代内に3つのノーザンダンサーの血があることによる影響が、相当大きいと思います。今回もし好走した場合でも、いかに母が二桁の迂回血ラインを持つとしてもオークスで狙える血統、だとは思いません。
さあ、混戦を制するのはどの馬なんでしょうか?
将来性を感じる馬に、活躍して欲しいと願っています。
さてこのブログでは2度目の考察となる迂回血ラインによる桜花賞・各馬分析。常に考えているのは、今回のみの考察ではなく、「その先々」を見据えた上での血統評価をしておきたい、という部分です。
たとえ馬券が当たらない場合でも、先々につながる見解が現時点で正しく導き出されていれば、個人的にはそれで「良し」とします(苦笑)。あしからず。
1.ショウリュウムーン(母ムーンザドリームの迂回血ライン数=設定せず)
この馬はノーザンダンサー経由の血のラインを父と母から合計で5つ受け継ぐという、かなり血統的に偏った依存度の持ち主で、非サンデー系の種牡馬が芝重賞級の活躍馬を出すための条件が、このような形になる事を示唆するのであれば、トライアルの勝利はフロックではなく、恒常的な活躍につながるものと受け止めるしかありません。(まあ母の父系はサンデー系、でもあるわけですが)
私は重賞で連続好走するのは懐疑的に捉えていますが、このブログではしばしば、私が懐疑的な評価をした馬が激走しているので、参考にはなるかと(苦笑)。
2.ギンザボナンザ(母アルウェンの迂回血ライン数=7)
この馬が前日段階で11番人気とは、競馬ファンも「移り気」な方が非常に多いようですなあ。私はショウリュウムーンよりもよっぽど狙える馬じゃないかと思うのですが(笑)。
確かに、将来的にもマイラーの域を出ない感じの母のポイントではあるのですが、ここはそのマイル戦。少なくとも、掲示板には近い実力を今回も示せるのではないかと思います。
3.アプリコットフィズ(母マンハッタンフィズの迂回血ライン数=11)
まあ、母がマンハッタンカフェの全妹という、誰もが非常に分かりやすい血統の特徴がある故、迂回血ラインを用いての見解が「霞んでしまう」のも否めませんけど、常々、「迂回血ライン数=10以上の母馬」を、芝の重賞(特に1800以上の距離の重賞)で重要視する、という研究内容を具現化させる上では、格好の存在でしょう。
けれども、別に母が「何々の全妹」だとかどうとかいうのは、本来、意に介する必要が全くないのです。私の場合は・・・。むしろ、それが分かりにくい血統の母馬であればこそ穴要素大、なので、本当は理想的なんですけどね。
4.コスモネモシン(母デュプレの迂回血ライン数=13)
フェアリーSで◎にし、各馬券を大的中できたことは今年最大の収穫でした。ただその時は、この馬の持つヘイロー(3×4)の「奇跡の血量クロス」が、同様のクロスを持つヴィクトワールピサのように「発動」する可能性を感じて、という事前の見解でした。
今回はあえて、母デュプレの持つ資質の高さを提示しておきます。ただし、ヘイローの強めのクロスは、気性面では不安要素となりかねない部分も過去の例には多々あるので、「諸刃の剣」的な配合である事も否定はしませんけれども。
5.モトヒメ(母ケイシュウプライムの迂回血ライン数=設定せず)
この馬はショウリュームーンと系統こそ異なるものの、ノーザンダンサー経由の血およびネアルコ経由のラインに過剰に依存する部分では相当似ており、ショウナンカンプ自身についてはなかなか見どころがある種牡馬だと感じるにしても、この産駒は配合的にやや疑問ですね。
6.ワイルドラズベリー(母ディアアドマイヤの迂回血ライン数=14)
出走馬中最大の「母のポイント」を持つのがこの馬。過去にはレジネッタの母馬の値がやはり14というものでした。まあ、母父サンデーSでもあるわけで、穴狙いに指名する輩は結構いるはずです(笑)。
ただ、父がファルブラヴというのがやや懸念材料。というのも配合相手がサンデーSの娘だと必然としてアルマームードのクロスが発生するので、気性難要素が隠れているはずだからです。
マイルよりも、1400m以下でなら気性の前向きさで活躍する可能性も考えられますが、今回好走できるかどうかで、その血統解釈も大きく左右されることになります。
7.タガノエリザベート(母ストレイキャットの迂回血ライン数=8)
ファンタジーSでは8番人気でしたが、◎にし大的中。阪神JFも4コーナーでドン尻の18番手から最速上がり(34秒0)を繰り出しての6着。人気を今回落としているのは、穴党にはむしろ好都合なのではないでしょうか。(ベッラレイアのような勝ち切れなさも今後つきまとうでしょうけど)
これがオークスの場合、母の8ポイントではやや評価を下げるところですが、マイル戦は願ってもない理想の条件。私の設定した底力先祖に連なる、バックパサー(5×5)のクロスを有するのもスピードの有効性を発揮するには魅力大です。
8、オウケンサクラ(母ランフォザドリームの迂回血ライン数=5)
母父がリアルシャダイということで、一般的な血統評価では中距離以上に向くハズ、という見解が多数を占めるでしょうが、迂回血ラインの見地からは逆に、5ポイントでは中距離以上での芝重賞には不十分、となるので、今後、その見極めが正しいかどうか、この馬にはずっと注目してみたいと思います。
今回はマイル戦。1800m戦で2勝しているものの、本質的にはマイル戦が合っていると感じますので、今回人気サイドですが嫌う材料はないですね。サンデー系種牡馬やノーザンダンサーの血に頼る血統が幅を利かせる中、バゴという種牡馬もなかなかいぶし銀的な存在。
オウケンサクラ自身5代アウトブリードの配合で、好ましい血統背景ですので、どこかで勲章を手にするといいですけどね。
9.アパパネ(母ソルティビッドの迂回血ライン数=6)
母馬のポイントからは、マイル戦で勝たなくてどこで勝つ?という感じなので、ここは勝っても不思議なく、まあ馬券がつまんねえなあ、というだけです(笑)。
ただ、ここで勝ったとして、将来的にもマイラー(ヘタをするとスプリンター化する懸念も)でしょうし、オークスで狙うことは個人的にはないです。もし、オークスでも馬券になる場合でも、ローブデコルテ(母Color of Goldの迂回血ライン数=6)のような感じに受け止めます。
将来性は感じない、ということですね。いずれにせよ・・・。
10.レディアルバローザ(母ランフォーローズの迂回血ライン数=11)
アパパネとは逆に、同じキンカメ産駒でも中距離対応が十分可能な血統背景の母を持ちます。ただ、陣営が1400m戦中心に使ってきているので、その辺は馬が成長する上では懸念材料です。
またこの馬の最大の特徴は以前述べたとおり、The DancerとKazadancoaという、全姉妹クロス(4×4)(父はGreen Dancer)があることで、そこが面白いといえば面白いでしょうね。
11.エーシンリターンズ(母エイシンサンサンの迂回血ライン数=7)
この馬も大物感こそ欠けますが、マイル前後のレースでは今後もそれなりの活躍があることでしょう。まあ、その程度の見解しかないですが。
12.ステラリード(母ウェルシュステラの迂回血ライン数=設定せず)
本来、この馬の母のポイントは13と高いものですが、同時に母はノーザンダンサー(4×3)のクロス配合も持ち、相手のスペシャルウィークにもノーザンダンサー経由の血があることで、傾向がノーザンダンサーに由来すると思しき特徴に偏ってしまいました。
評価としては非常に難しい馬です。配合としては、この母はノーザンダンサーの血を持たないサンデー系種牡馬(マンハッタンカフェ、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、アグネスタキオン、フジキセキなど)との配合の方がベストで、好結果が期待できるはずです。
せっかくデビュー序盤は素質の片鱗を見せていただけに、ここに至る経緯を見る限りは、ノーザンダンサーの血の影響力が悪いほうに導かれたなあ、という印象ですね・・・。
13.アニメイトバイオ(母レーゲンボーゲンの迂回血ライン数=11)
当初から好素材として見てきました。アプリコットフィズ同様、母のポイントはマイラーで終わる感じのアパパネなどとは好対照です。
確かに、マイルという距離ではポテンシャルの差が出にくく、マイラーとしてのアパパネが優位かもしれませんが、将来性の観点からはエリザベス女王杯などでも十分に期待できる配合でしょう。
今回、前日夕方の段階で6番人気というのは意外すぎますが、オイシイ馬券になってくれるのであれば、むしろ歓迎すべきですなあ。
14.ジュエルオブナイル(母レディオブチャドの迂回血ライン数=11)
この馬の場合も、ステラリードと似たような評価ができます。本来中距離対応が可能な母であっても、「父デュランダル」というイメージだけが先行してしまい、それが陣営の方針にも影響してしまっているのが残念です。
中距離対応を念頭に置いた調教、レース選択がなされていれば、この馬ももう少し活躍の場が広がった可能性が高いのですが、仕方ありませんね・・・。
15.サウンドバリアー(母スリーピングインシアトルの迂回血ライン数=7)
前走フィリーズRで見解を述べた際は,距離短縮であれば、ナスルーラ経由のラインが計6つあることによる「スピード強調型配合」が活きる可能性もある、というものでした。
マイルはギリギリ活躍可能な距離でしょうけれども、後ろから行く場合の馬としては、タガノエリザベートほどの破壊力はないのではないかと感じます。
16.ラナンキュラス(母ファレノプシスの迂回血ライン数=7)
私がこのブログで「母父ブライアンズタイム」に懐疑的な見解を載せた途端、スリーロールスが菊花賞を勝ったり、先週は産経大阪杯でテイエムアンコールが勝ったりと、まるでブライアンズタイムに私の見解が届いて、「何をっ!、今に見てろよー」とでも言っているかのよう(笑)。
まあ、この馬にもその「母父」から強力なテレパシーが飛んでいるやも知れず、迂闊なことは言えませんなー。
見解を曲げるつもりはまだまだありませんが、もっともっと実績を上げないとね。父としてと、母父としての比較では、あまりに「芝重賞級」を出す場合においての活躍度に開きがありすぎますから・・・。
17.シンメイフジ(母レディミューズの迂回血ライン数=12)
新潟2歳Sを勝った当時は、このまま、単に早熟なだけではないということを3歳以降も示せれば相当な器、という見解を出していました。
けれども体調面の不具合は如何ともしがたく、ここまでは順調度を欠きそれを示すことが出来ませんでした。
今後、ずっと好結果を導きだせるようであれば、迂回血ライン研究のスタンスからは嬉しいのですが、とにかく頑張って欲しいと思います。
18.プリンセスメモリー(母リトルブレッシングの迂回血ライン数=11)
この馬もショウリュウムーンに近いと言えば近い血統背景ですよね。父はミスプロ系で、母父はサンデーS2世種牡馬。
けれども、やはりこの馬の場合、5代内に3つのノーザンダンサーの血があることによる影響が、相当大きいと思います。今回もし好走した場合でも、いかに母が二桁の迂回血ラインを持つとしてもオークスで狙える血統、だとは思いません。
さあ、混戦を制するのはどの馬なんでしょうか?
将来性を感じる馬に、活躍して欲しいと願っています。
blood_max at 17:40│Comments(0)│
│3歳G1戦 考察