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2022年07月02日

2022 ラジオN賞 注目馬

 昨年は4番人気で勝ったヴァイスメテオールを注目配合馬の1頭としていたが、同馬は先月に調教中の事故で予後不良となってしまい、ただただ残念でならない。

 半弟のイクイノックスが今秋以降も活躍を続けていくことだろうが、配合的には全く異なるタイプだけに兄のヴァイスメテオールの活躍をもっと見てみたかった・・・。


7/3 福島11R 第71回ラジオNIKKEI賞(芝1800m)

7.ショウナンマグマ(母レッドメアラスのBLP評価=B)

 ザファクターという輸入種牡馬の産駒だが、この種牡馬に関しては基本的にどういうタイプの競走馬だったのか?というような情報などは個人的には全く不要と言うか、むしろ余計な情報は入らないほうがいいと考えている

 それはアメリカンペイトリオット産駒のビーアストニッシドを不人気の時期から注目配合馬としていたのと全く同じ理由で、「母自身のBLP」で優先考察が可能でさえあれば、その時点で注目配合馬としていくことになるからである。

 母馬自身の血統背景を調べるだけで、その馬の「芝重賞級活躍度」がある程度推察可能となることが当ブログの血統考察の特徴なので、「新種牡馬の基本情報など不要」という根本的な部分が理解不能な方は、むしろ読んで頂かないほうが良いだろう(苦笑)。

 まあ、すべての考察が上手くいくワケではなく、大阪杯の3頭ドンピシャ的中が出来てもNHKマイルCではカワキタレブリーの3着激走を狙い切れず、という悲喜こもごもの波は常にあるが。

 さて、ショウナンマグマについては気性難の問題が既に表面化していて、ここで改めて触れないが当然その課題が今回も浮上してこないとも限らない。

 まあそれでも、2走前に気分よく逃げに持ち込めた場合などは後続を1秒3も引き離して圧勝しており、そこで負かしていたゼッフィーロが先月すんなり2勝目を挙げているようにそのレースレベルが低かったものでもない。

 今回はやはり逃げて結果を出しているフェーングロッテンとの兼ね合いがカギで、喧嘩せずに番手で追走する手もある。敵は「自分自身」で、今回結果を出せれば今後にも期待大、ということで。


9.ベジャール(母エスジーブルームのBLP評価=C)

・RRP:133=125+8

 前走の毎日杯は9番人気で2着に激走。ただ、その当時はホウオウプレミアのほうを有力視していたので、この馬に関してはやや下に見ていたのが反省点だったが。

 560キロを超えるほどの馬格は、もはや雄大などというよりも超々巨漢、と形容するしかなさそうで、ここまでは中距離路線でまずまずの内容を残してきているものの、個人的には将来はマイル路線に転じたほうが馬格が活きるのでは?と感じている次第。

 小回りコースでは自らの巨体を制御し切れない可能性もあり、同じ1800mでも東京や新潟などのほうがコース的にも適性が向いているかもしれない。

 ともあれ、「母自身のBLP」で評価可能なタイプとして、今後に注目していくつもりでいる。
 




blood_max at 22:48│Comments(0) 3歳馬 考察 

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