2022年05月19日
2022 優駿牝馬(オークス) 過去の傾向から
今年のオークス出走馬たちを考察をする前に、2021年から2011年までの、過去11年のオークスで馬券になった計33頭のうち、母自身のBLP(=迂回血ライン継承度)で考察可能なタイプがどれだけいたのか?と、もう1つ、初勝利が「芝マイルに満たない距離」だった馬がどれだけいたのか?の、2つを切り口として、該当馬を取り上げておく。
(2011年オークス)
・1着 エリンコート(初勝利は札幌芝1500m)
・3着 ホエールキャプチャ(母自身のBLP=11:(4,3,3))
(初勝利は函館芝1200m)
(2012年オークス)
・3着 アイスフォーリス(母自身のBLP=15:(9,3,3))
(2013年オークス)
・1着 メイショウマンボ(初勝利は京都芝1400m)
(2014年オークス)
・2着 ハープスター(初勝利は中京芝1400m)
(2015年オークス)
・2着 ルージュバック(母自身のBLP=14:(7,4,3))
(2016年オークス)
・2着 チェッキーノ(母自身のBLP=8:(4,1,3))
(2017オークス)
・該当馬なし
(2018オークス)
・2着 リリーノーブル(母自身のBLP=13↓:(6↓,4,3↓))
(2019オークス)及び(2020オークス)
・いずれも該当馬なし
(2021オークス)
・9番人気9着 スルーセブンシーズ(母自身のBLP=15:(9,2,3))
昨年に注目配合馬としていたスルーセブンシーズは、残念ながら上記の通り馬券に絡む活躍には至らなかったが、これらの注目配合馬はクロフネ産駒(ホエールキャプチャ)か、母父がクロフネ(アイスフォーリス、リリーノーブル、スルーセブンシーズ)となるケースが傾向としては強調可能。
今年の場合、2歳当時から注目配合馬としていたスタニングローズ(母自身のBLP=19:(9,4,6))が、やはり母父クロフネとなっている。
当然、人気がどうなるのであれ、スタニングローズは狙いの1頭となる。もう1頭の注目配合馬エリカヴィータはキンカメ産駒で母父がサンデーS系なので、タイプ的にはチェッキーノにやや近いかなと。
もう1つの切り口、初勝利のレースが「マイルに満たない距離だった馬」に関しては、2014年以前は4頭が馬券に絡んでいたが、2015年以降はそういう経緯を持つ馬の馬券絡みは全くない。
つまりウォーターナビレラのように、初勝利が芝のマイル未満だった馬がもし馬券に絡めば、実に8年振りにそういう短距離寄りの路線から勝ち上がった馬のオークス好走、ということになる。
少々強引に、ウォーターナビレラを「消し」の対象にしたいという魂胆なのはバレバレだろうが、前走桜花賞で14キロも馬体重を絞って「究極仕上げ」を施した陣営の手法も、オークスまでの体調維持を一切、度外視したものではなかったのか?
な〜んて勘繰りも手伝っての、重箱の隅をつつくような「アラ探し」なのかもしれないが。
ちなみにWナビレラ以外では、ピンハイ(芝1400mで新馬勝ち)しかおらず、残りの出走馬たちはいずれもマイル以上の芝レースで勝ち上がった経緯を持っている(ダート勝ちのラブパイローを除く)。
もしも、この2頭が共に馬券になるようなら、2011年のエリンコートとホエールキャプチャ以来の久々の珍事?か、それとも快挙!?となってしまうのか・・・。はてさて?
競馬ランキング
(2011年オークス)
・1着 エリンコート(初勝利は札幌芝1500m)
・3着 ホエールキャプチャ(母自身のBLP=11:(4,3,3))
(初勝利は函館芝1200m)
(2012年オークス)
・3着 アイスフォーリス(母自身のBLP=15:(9,3,3))
(2013年オークス)
・1着 メイショウマンボ(初勝利は京都芝1400m)
(2014年オークス)
・2着 ハープスター(初勝利は中京芝1400m)
(2015年オークス)
・2着 ルージュバック(母自身のBLP=14:(7,4,3))
(2016年オークス)
・2着 チェッキーノ(母自身のBLP=8:(4,1,3))
(2017オークス)
・該当馬なし
(2018オークス)
・2着 リリーノーブル(母自身のBLP=13↓:(6↓,4,3↓))
(2019オークス)及び(2020オークス)
・いずれも該当馬なし
(2021オークス)
・9番人気9着 スルーセブンシーズ(母自身のBLP=15:(9,2,3))
昨年に注目配合馬としていたスルーセブンシーズは、残念ながら上記の通り馬券に絡む活躍には至らなかったが、これらの注目配合馬はクロフネ産駒(ホエールキャプチャ)か、母父がクロフネ(アイスフォーリス、リリーノーブル、スルーセブンシーズ)となるケースが傾向としては強調可能。
今年の場合、2歳当時から注目配合馬としていたスタニングローズ(母自身のBLP=19:(9,4,6))が、やはり母父クロフネとなっている。
当然、人気がどうなるのであれ、スタニングローズは狙いの1頭となる。もう1頭の注目配合馬エリカヴィータはキンカメ産駒で母父がサンデーS系なので、タイプ的にはチェッキーノにやや近いかなと。
もう1つの切り口、初勝利のレースが「マイルに満たない距離だった馬」に関しては、2014年以前は4頭が馬券に絡んでいたが、2015年以降はそういう経緯を持つ馬の馬券絡みは全くない。
つまりウォーターナビレラのように、初勝利が芝のマイル未満だった馬がもし馬券に絡めば、実に8年振りにそういう短距離寄りの路線から勝ち上がった馬のオークス好走、ということになる。
少々強引に、ウォーターナビレラを「消し」の対象にしたいという魂胆なのはバレバレだろうが、前走桜花賞で14キロも馬体重を絞って「究極仕上げ」を施した陣営の手法も、オークスまでの体調維持を一切、度外視したものではなかったのか?
な〜んて勘繰りも手伝っての、重箱の隅をつつくような「アラ探し」なのかもしれないが。
ちなみにWナビレラ以外では、ピンハイ(芝1400mで新馬勝ち)しかおらず、残りの出走馬たちはいずれもマイル以上の芝レースで勝ち上がった経緯を持っている(ダート勝ちのラブパイローを除く)。
もしも、この2頭が共に馬券になるようなら、2011年のエリンコートとホエールキャプチャ以来の久々の珍事?か、それとも快挙!?となってしまうのか・・・。はてさて?
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blood_max at 21:57│Comments(0)│
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