2021年08月01日
2021 7月の2歳戦ほか(その8)
では(その7)より続ける。
7/31 新潟5R 2歳新馬(芝1600m)
1着 ラニュイエトワール(父が異系の為、考察外)
・RRP:126
当ブログの過去記事(2009年よりブログ開設)をきちんと読んでいない読者の方々に対しては、少々説明を加えておく必要がありそうだ(苦笑)。
当ブログの血統考察手法「迂回血ライン」とは、「ファラリスの直系子孫たちにとってのみ、有効に機能する(=底力要素として機能し、近親クロスに頼らない配合タイプに有効な)もの」として、仮説としての検証に用いている。
「ファラリスの直系子孫」とは即ち、ネアルコ経由の3大父系と、非ネアルコ経由のシックルを祖とするネイティヴダンサー直系(ただし現代において、その主流はミスタープロスペクター直系)を合わせた「4大父系」を指す。
まあ、現代においては考察対象となる競走馬のほとんどがファラリスの直系子孫たちに該当するのだが、上記の勝ち馬の父ノヴェリストなどのように、ごく稀にファラリスを経由しない父系がドイツなどを中心に細々と命脈を保っている系統がある。
これ以上の説明は省略するが、詳細は「ブログ主旨説明・他」のカテゴリ記事にまとめてあるので、パソコンからの閲覧で内容を確認して頂ければ幸いである。
さて、上記勝ち馬には4歳上の全姉にデュッセルドルフがいたが、新馬勝ちを決めていたものの2勝クラスに上がって以降は低迷が続き、ほどなく登録抹消となっている。
いくら新馬勝ちを決めても、前途洋々とはいかないのが競走馬の常。今開催の新潟芝マイルは1勝クラスでも1分32秒台が出る高速設定で、超スローになりがちな新馬戦とは言え、1分35秒5という勝ち時計はお世辞にも次走以降に直結するレベルではなさそうに思えるのだが・・・。
2着 ショウナンアメリア(ストームキャット3×4)
3着 メジャークオリティ(母父自身にレイズアネイティヴ4×4の近親クロス有り)
7/31 新潟10R 3歳上2勝C・月岡温泉特別(芝1600m)
1着 ホウオウラスカーズ(母ビーコンターンのBLP=22↓:(18↓,4,0))
・RRP:129=123+3+3
52キロの軽斤量で人気に応えての勝利。まあ今後、秋以降の3歳牝馬重賞路線でどの程度やれるか?だが、マイル実績しかないのが個人的には少々不満な部分。
秋華賞を目標とするにはやはり少々足りない面がある以上、このまま自己条件路線で地道に勝ち上がり、4歳以降に牝馬重賞に臨める立場になれるかどうかを見届けたいところ。
7/31 新潟11R 3歳上3勝C・佐渡S(芝1800m)
1着 アナザーリリック(サンデーサイレンス4×3)
・RRP:134=126+5+3
2着 ゴルトベルク(母グルヴェイグのBLP=16↓:(10↓,3,3↓))
3着 モズナガレボシ(母モズフリムカナイデのBLP=17↓:(9,3,5↓))
52キロの有利な斤量だったアナザーリリックは別に勝って当然の流れだったが、個人的には2、3着となった4歳馬2頭への狙いすましたワイド馬券の的中が大きかった。
牡馬はいずれも57キロの定斤量だったが、その中で最先着したのがグランプリボス産駒ということで10番人気の低評価だったモズナガレボシ。
モズナガレボシについて3歳時にメモ記事に残してあったが、読者の方々におかれては当ブログが何のためにこうした「メモ記事」を残しているのかを、ちゃんと受け止めて頂きたい。
ゴルトベルクは人気サイドなのでフツーに狙えたとして、10番人気の馬に対しては通常、馬券対象として目を向けにくいのは誰でもそうなる。
だからこそ、「母自身のBLP」で考察するタイプに4歳以降も目を配らなければならない。
だったら直前の記事でモズナガレボシをピックアップしてくれよ!というのは道理だが、「佐渡S 注目馬」なんて記事をUPしても、どうせ読んでくれないのがオチ(苦笑)。
ともあれ、個人的には2、3着馬のワイド(28.4倍)を狙い撃ちでゲットしたことで、仮説検証の意義を実感しつつ今後ともブログを書き進めていくことが出来る次第にて。
*7月分のメモ記事はこれにて終了。
7/31 新潟5R 2歳新馬(芝1600m)
1着 ラニュイエトワール(父が異系の為、考察外)
・RRP:126
当ブログの過去記事(2009年よりブログ開設)をきちんと読んでいない読者の方々に対しては、少々説明を加えておく必要がありそうだ(苦笑)。
当ブログの血統考察手法「迂回血ライン」とは、「ファラリスの直系子孫たちにとってのみ、有効に機能する(=底力要素として機能し、近親クロスに頼らない配合タイプに有効な)もの」として、仮説としての検証に用いている。
「ファラリスの直系子孫」とは即ち、ネアルコ経由の3大父系と、非ネアルコ経由のシックルを祖とするネイティヴダンサー直系(ただし現代において、その主流はミスタープロスペクター直系)を合わせた「4大父系」を指す。
まあ、現代においては考察対象となる競走馬のほとんどがファラリスの直系子孫たちに該当するのだが、上記の勝ち馬の父ノヴェリストなどのように、ごく稀にファラリスを経由しない父系がドイツなどを中心に細々と命脈を保っている系統がある。
これ以上の説明は省略するが、詳細は「ブログ主旨説明・他」のカテゴリ記事にまとめてあるので、パソコンからの閲覧で内容を確認して頂ければ幸いである。
さて、上記勝ち馬には4歳上の全姉にデュッセルドルフがいたが、新馬勝ちを決めていたものの2勝クラスに上がって以降は低迷が続き、ほどなく登録抹消となっている。
いくら新馬勝ちを決めても、前途洋々とはいかないのが競走馬の常。今開催の新潟芝マイルは1勝クラスでも1分32秒台が出る高速設定で、超スローになりがちな新馬戦とは言え、1分35秒5という勝ち時計はお世辞にも次走以降に直結するレベルではなさそうに思えるのだが・・・。
2着 ショウナンアメリア(ストームキャット3×4)
3着 メジャークオリティ(母父自身にレイズアネイティヴ4×4の近親クロス有り)
7/31 新潟10R 3歳上2勝C・月岡温泉特別(芝1600m)
1着 ホウオウラスカーズ(母ビーコンターンのBLP=22↓:(18↓,4,0))
・RRP:129=123+3+3
52キロの軽斤量で人気に応えての勝利。まあ今後、秋以降の3歳牝馬重賞路線でどの程度やれるか?だが、マイル実績しかないのが個人的には少々不満な部分。
秋華賞を目標とするにはやはり少々足りない面がある以上、このまま自己条件路線で地道に勝ち上がり、4歳以降に牝馬重賞に臨める立場になれるかどうかを見届けたいところ。
7/31 新潟11R 3歳上3勝C・佐渡S(芝1800m)
1着 アナザーリリック(サンデーサイレンス4×3)
・RRP:134=126+5+3
2着 ゴルトベルク(母グルヴェイグのBLP=16↓:(10↓,3,3↓))
3着 モズナガレボシ(母モズフリムカナイデのBLP=17↓:(9,3,5↓))
52キロの有利な斤量だったアナザーリリックは別に勝って当然の流れだったが、個人的には2、3着となった4歳馬2頭への狙いすましたワイド馬券の的中が大きかった。
牡馬はいずれも57キロの定斤量だったが、その中で最先着したのがグランプリボス産駒ということで10番人気の低評価だったモズナガレボシ。
モズナガレボシについて3歳時にメモ記事に残してあったが、読者の方々におかれては当ブログが何のためにこうした「メモ記事」を残しているのかを、ちゃんと受け止めて頂きたい。
ゴルトベルクは人気サイドなのでフツーに狙えたとして、10番人気の馬に対しては通常、馬券対象として目を向けにくいのは誰でもそうなる。
だからこそ、「母自身のBLP」で考察するタイプに4歳以降も目を配らなければならない。
だったら直前の記事でモズナガレボシをピックアップしてくれよ!というのは道理だが、「佐渡S 注目馬」なんて記事をUPしても、どうせ読んでくれないのがオチ(苦笑)。
ともあれ、個人的には2、3着馬のワイド(28.4倍)を狙い撃ちでゲットしたことで、仮説検証の意義を実感しつつ今後ともブログを書き進めていくことが出来る次第にて。
*7月分のメモ記事はこれにて終了。
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