ラジオNIKKEI賞 回顧2021 7月の2歳戦ほか(その2)

2021年07月07日

2021 7月の2歳戦ほか(その1)

 先週土曜の2歳戦についてはマイル未満のレースしかなかったので、かわりに3歳馬の動向を取り上げておく。

7/3 福島7R 3歳未勝利(芝2000m)

1着 ウインシュクラン(母イクスキューズのBLP=10:(6,3,1))

・RRP:127

 大外16番からの発走でかなり不利かと思われたものの、千m通過時62秒4という超どスローな流れを2番手追走という積極策もあって最後は抜け出しての勝利。

 5番人気の立場で単勝16.9倍はかなり美味しい配当。

 ただ今回は展開利もあり、次走以降に即つながるかどうかはチト懐疑的。ロベルト系らしく小回り向きな器用さはあるものの、小回り巧者なだけでOPクラス以上を目指せるかどうか・・・。

 まだしばらく続く夏場のローカルですんなり2勝目を挙げられればいいが。


2着 マイネルグロン(ヘイルトゥリーズン5A×5a)


3着 ハムレボ(ヘイルトゥリーズン6A×5a,且つサンデーサイレンス4×3)


7/3 小倉7R 3歳牝・未勝利(芝2000m)

1着 イリマ(母ヴェントスのBLP=15↓:(8↓,2,3))

・RRP:127


2着 トーホウロゼリア(母トーホウガイアのBLP=10↓:(6,2↓,2↓))


 「母自身のBLP」で考察可能なタイプは出走馬中、上記の2頭のみだった。4番人気、8番人気の立場でのワンツーフィニッシュで単勝は10.8倍、馬連は107.3倍と高配当に。

 2着馬は菊花賞馬トーホウジャッカルの半妹とはなるも、今後の出世についてはチト微妙な印象。勝ったイリマのほうはこのあと夏場にもう1勝することが出来れば、秋の3歳牝馬重賞への出走もおぼろげながら見えてくる。

 イリマに関しては引き続き今後とも注目していきたい。

 ちなみにイリマの半弟となる2歳牡馬のフィニッシュアップ(父ハーツクライ)が、姉同様に高橋亮厩舎に入厩予定(時期は未定)。

 父がハーツクライというのがどうかだが(苦笑)、この半弟についてもデビュー以降しばらく注目していくつもりでいる・・・。


3着 シーニックアウェイ(ヘイロー3×5)


7/3 小倉8R 3歳上1勝C・国東特別(芝2000m)

1着 アリーヴォ(母エスメラルディーナのBLP=15↓:(8↓,5↓,2↓))

・RRP:128=125+3

 少々勝ち味の遅さを見せていた同馬だが、コース相性が良いのか初勝利と2勝目はともに小倉となった。

 ただ小倉開催のみに拘っていては今後の出世につながらないので、この先はローカルではなく中央の3場(東京・中山・阪神)での勝ち上がりを望みたいところ。


2着 カレンルシェルブル(母自身にリファール4×3の近親クロス有り)



 この続きは(その2)にて。

















































































 

blood_max at 21:29│Comments(0) 3歳馬 考察 | 2歳馬 考察

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